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バイオフィルム(ヌメリ、ヌルヌル)の基礎、
発生機構と防止、除去技術

~バイオフィルム対策実行の基礎知識~

■バイオフィルムの形成過程と構造、物性■
■バイオフィルム評価の新しい方法■
■バイオフィルムの退治と対策実例■

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

「ヌメリ」「ヌルヌル」はなぜ出来るのか、そして出来るだけ無くしていくには
形成防止剤、除去技術、洗浄の効果、、、、
業種を問わず、現場でのバイオフィルムにお困りの専門外の方にも理解できるように解説
バイオフィルムの制御、コントロール、発生原因解明、評価方法、防止/除去の手段、、、 最新の知見をふまえながら解説
日時 【Live配信】 2023年4月27日(木)  13:00~16:30
【アーカイブ配信】 2023年5月9日(火)  から配信開始予定(視聴期間:5/9~5/22)
会場 【Live配信】 Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)  
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【アーカイブ配信】 Webセミナー(会社・自宅にいながら受講可能)  
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受講料(税込)
各種割引特典
44,000円 ( E-Mail案内登録価格 41,800円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体40,000円+税4,000円
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テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
 1名申込みの場合:受講料( 定価:35,200円/E-mail案内登録価格 33,440円 )
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※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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配布資料電子媒体(PDFデータ/印刷可)を弊社HPのマイページよりダウンロードいただきます。
 (開催日または視聴開始日の2日前を目安に、ダウンロード可となります)
 (ダウンロードには会員登録(無料)が必要となります。)
オンライン配信Live配信(Zoom) ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認申込み前に必ずご確認ください
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識微生物が関与するバイオフィルムの正体が理解でき、それに対してどう立ち向かうかの方向性がみえてくる。
対象・バイオフィルム対策に興味を持っている方
・バイオフィルムを発生させたくない方
・バイオフィルムの発生で苦慮されている方
その他、当テーマに興味をお持ちの方のご参加を歓迎いたします。
キーワード:バイオフィルムの正体 形成防止技術 除去技術

セミナー講師

麻布大学 生命・環境科学部 臨床検査技術学科 微生物学研究室 教授 博士(獣医学) 古畑 勝則 氏
【講師紹介】

セミナー趣旨

 バイオフィルムはあらゆる分野で発生するため、その対策に苦慮されていることと思います。残念ながら今だにバイオフィルムに対する特効薬はございません。各現場で対応するには、その相手となるバイオフィルムのことを十分に理解した上で可能な対策を取ることが得策です。
 本セミナーでは、バイオフィルムの基礎を十分にご理解いただくために企画されました。「バイオフィルム」という言葉を初めて耳にされた方、でも「ヌメリ」や「ヌルヌル」は知っている方、是非このセミナーで知識を増やしてください。そして、バイオフィルム対策を実行していただければ幸いです。

セミナー講演内容

1.バイオフィルムの発生事例
 1.1 住環境
  浴室壁面・排水口 洗面台排水口 台所
 1.2 医療器材
  ファイバースコープ カテーテル ペースメーカー 人工関節 人工透析器
 1.3 環境衛生
  冷却塔 入浴施設

2.バイオフィルムを調べる
 2.1 バイオフィルムの観察
  肉眼的所見 顕微鏡所見 培養所見
 2.2 菌種の同定
  16S シークエンシング MALDI-TOFMS
 2.3 分離菌株の特性
  塩素抵抗性 増殖特性 消長

3.バイオフィルムの構造と形成過程
 3.1 走査電子顕微鏡所見
 3.2 バイオフィルムの模式図
 3.3 バイオフィルムの形成過程・形成機構
  メカニズム 担体表面
 3.4 クオラムセンシング

4.バイオフィルム評価に関する新しい方法
 4.1 分離株のバイオフィルム定量試験
  CV法
 4.2 レジオネラのバイオフィルム形成
  形成条件
 4.3 付着状態での殺菌効果の評価
  MBEC法 WST法
 4.4 レジオネラのバイオフィルムに対する電解次亜塩素酸水の有用性
  実験方法 実験結果

5.バイオフィルムを退治する
 5.1 バイオフィルムの発生防止ポイント
 5.2 バイオフィルムの形成防止技術
  バイオフィルム形成防止剤
 5.3 バイオフィルムの除去技術
  洗浄効果

6.バイオフィルム対策の実際
 6.1 食品工場
  タンク設計 接合部 カバー部 排水系
 6.2 医療

7.浴槽水の電解次亜塩素酸水による衛生管理
 7.1 調査方法
 7.2 調査結果

  □質疑応答□