セミナー 印刷

微生物による
生分解性プラスチックの合成と
多様性の創出

~材料化で考慮すべき点や海洋生分解性評価および制御法など~
~水素酸化細菌、二酸化炭素からの微生物プラスチック合成技術~

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

生分解性・バイオマスプラスチックの基礎から、海洋生分解性を有する微生物合成プラスチックの種類・物性・合成方法・海洋生分解性、脱炭素の一環として期待される水素酸化細菌および二酸化炭素による微生物プラスチックの合成技術、物性と生分解性の関係、生分解性の制御法、各生分解性試験法など、材料設計で考慮すべき点を含めて詳しく解説します。
日時 2023年4月25日(火)  13:00~16:30
会場 Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)  
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
44,000円 ( E-Mail案内登録価格 41,800円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体40,000円+税4,000円
E-Mail案内登録価格:本体38,000円+税3,800円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で44,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額22,000円) 
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:35,200円/E-Mail案内登録価格:33,440円 )

 定価:本体32,000円+税3,200円
 E-Mail案内登録価格:本体30,400円+税3,040円
1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
配布資料電子媒体(PDFデータ/印刷可)
・弊社HPのマイページよりダウンロードいただきます
・開催2日前を目安に、ダウンロード可となります。
オンライン配信■ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
■アーカイブ配信について
 視聴期間:終了翌営業日から7日間[4/26~5/2]を予定
 ※アーカイブは原則として編集は行いません
 ※視聴準備が整い次第、マイページに視聴リンクを設定します。
  また、担当より視聴開始のメールご連絡をいたします。
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識生分解性プラスチックの基礎知識を習得できる。
微生物産生ポリエステルの生産プロセスについて理解できる。
海洋生分解性を有する樹脂の材料化において考慮すべき点が理解できる。
対象主に微生物発酵によって作られる生分解性樹脂および海洋生分解性材料に興味のある技術者

セミナー講師

東京工業大学 准教授 博士(農学) 柘植 丈治 氏
専門:生体高分子
2000年 九州大学大学院 農学研究科 博士課程修了、博士(農学)
2000年 理化学研究所・基礎科学特別研究員
2002年 東京工業大学大学院 総合理工学研究科 物質科学創造専攻・助手
2005年 同・講師
2009年 同・准教授
2016年 物質理工学院材料系に改組、現在に至る
研究室ホームページ:http://www.tsuge.iem.titech.ac.jp/

セミナー趣旨

 本講では、微生物によって合成される天然系プラスチック・ポリヒドロキシアルカン酸(PHA)を中心に、生分解性プラスチックの基礎、微生物による合成方法、原料となるバイオマスや二酸化炭素、PHA材料の特徴や海洋生分解機構などについて、当方の最新の研究成果を交えながら解説します。

セミナー講演内容

1.生分解性プラスチックとバイオマスプラスチック
 1.1 プラスチックと環境問題
 1.2 生分解性プラスチックの種類
 1.3 バイオマスプラスチックの種類
 1.4 認証マーク制度
 1.5 生分解性・バイオマスプラスチックの合成法
  
2.海洋生分解性を有する微生物合成プラスチック
 2.1 微生物合成プラスチックの歴史
 2.2 微生物合成プラスチックの種類と構造
 2.3 微生物合成プラスチックの物性
 2.4 微生物合成プラスチックの合成方法
 2.5 微生物合成プラスチックの海洋生分解性
 
3.二酸化炭素からの微生物プラスチック合成
 3.1 二酸化炭素を固定する微生物
 3.2 水素酸化細菌の特徴
 3.3 微生物培養における水素の取り扱いと課題
 3.4 代謝系改変による共重合体ポリエステル合成
  
4.生分解性プラスチックの分解機構
 4.1 物性と生分解性の関係
 4.2 生分解性制御法
 4.3 各種生分解性試験法
 4.4 海洋生分解性ポリマーの特徴
  
5.今後の展望


 □質疑応答□