・手の構造だけが重要なのではなく、前腕・上腕とリンクしていることで手はいろんな方向に動いていることに気づき、感動を覚えた。発見や、なるほどと思えることが多く、とても面白かった。    (クルマの操作系部品(チェンジレバー)の開発・設計)
・実際にデータを示したり、先生自身が直接道具を示して説明していただいたので、とても分かりやすく、最後まで興味を持って聞くことが出来ました。
・「使いやすさ」とはどういうことか、人間の骨格・筋の構造から自然肢位、負担と、順序立てて説明してくださったので、大変理解しやすかったです。物と人が一体化したシステムとなったときに初めて本当の使いやすさを検討できることは、大きな気づきとなりました。また、視覚障害者のかたに対して聴覚で補うやり方もあるということのような対処療法をやめること・普遍性から考えていくというユニバーサルデザインに対する新たな視点は、今後、私たちのプロジェクトを発展させていける新たな方向性のような気がしています。大変有意義なセミナーでした。 (部内におけるユニバーサルデザインプロジェクトメンバー空間デザイン領域を担当)
・とても興味深い内容で、実際の手や腕の動きなど、映像を見ながら自分も真似して動かして実感できたのが良かったです。物だけでもだめ、人だけでもだめ、物と人が一体化したシステムであると考えることが重要とのお話がとてもなるほどと思わされました。ただ私は技術職ではないため、専門用語が多く、資料が分かりづらい部分もあったのがもう少し改善されると、より理解が深まると思いました。    (化粧品のパッケージデザイン。)
・手の筋肉の構造、ユニバーサルデザイン、アフォーダンスとデザインに必要な要素が科学的にかつ論的に理解できたセミナーでした。手で行う作業に対して、上腕の筋肉が深く関わっているとはあまり思っていなかったです。そして筋肉の位置、向きの持続による使用者への負担につながるということを学べてとても良かったです。
・私の手に対する理解が浅かったことを感じさせていただけました。今まではフォルム・フィット感などを気にしてモノゴトを考えていたけれど、そうではなく手の構造、力の向きなど様々なことが合わせあったものが使用感につながるのだと気づかされました。 (化粧品関連のデザイン)
・資料だけみるとついていけるか不安になりましたが、下村先生のわかりやすい語り口でよく理解できました。体をつかうこと、人のからだを知ること、からだは一人一人すべて違うという当たり前のことを頭においてデザインにあたる大切さを改めて知りました。日本におけるユニバーサルデザインの誤解、というお話もおもしろかったです。    (プロダクトデザイン)