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核融合炉の基礎と実現に向けた最新動向・将来展望

~社会実装に向けて加速する研究開発の最前線、早期実現に向けた新展開~

受講可能な形式:【Live配信】のみ

貴重な地下資源の消費を抑えつつ二酸化炭素を排出しない等の利点をもち、次世代原子炉の一つとして期待される核融合炉。
その実現に向けた現状と今後の展望に関して、核融合の基礎から、核融合炉の設計や安全性、最新の研究開発動向、超電導マグネット技術、核融合に関連するスタートアップ企業、早期実現に向けた展望まで解説します。
日時 2023年4月18日(火)  13:00~16:30
会場 Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)  
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受講料(税込)
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配布資料電子媒体(PDFデータ/印刷可)
・弊社HPのマイページよりダウンロードいただきます
・開催2日前を目安に、ダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・地球環境問題、エネルギー問題に関する情報の確認
・核融合炉開発に関する最近の動向と今後の展望
対象エネルギー問題、地球環境問題に興味を持っている方に役立てて頂ける内容とします。
予備知識は特に必要ありません。

セミナー講師

自然科学研究機構 核融合科学研究所 教授 博士(工学) 柳 長門 氏
専門:核融合工学、超伝導工学
1987年京都大学大学院工学研究科原子核工学専攻修士課程終了。1989年より核融合科学研究所に所属、2014年より教授。総合研究大学院大学 物理科学研究科 核融合科学専攻教授併任。2017年度より2022年度まで核融合工学研究プロジェクト研究統括主幹。主に、大型ヘリカル装置LHDの超伝導ヘリカルコイルの研究開発・建設・運転に従事した後、ヘリカル型核融合炉の設計研究と大電流高温超伝導導体の開発に従事。低温工学・超電導学会、プラズマ・核融合学会、日本物理学会会員。博士(工学)。2021年、核融合スタートアップ企業「株式会社Helical Fusion」を共同創業、取締役員。
【ホームページ】
HOME / 核融合科学研究所 (nifs.ac.jp)
Home | 株式会社Helical Fusion | 人類は核融合で進化する

セミナー趣旨

 「核融合」は太陽をはじめとする星々を恒久的に輝かせているエネルギー源です。これを地上で実現できれば、人工太陽としてエネルギー問題を解決する切り札となるだけでなく、地球温暖化を抑制する究極の対策として期待されます。また、より長期を展望するとき、地球寒冷化問題に対する備えとなります。2040年代からの商業発電を実現するため、現在、国家プロジェクトを中心とした原型炉設計が進むとともに、民間スタートアップ企業が多数立ち上がり、小型小出力核融合の早期実現を目指した新しい展開が始まっています。
 本講演では、核融合研究の現状と将来展望についてわかりやすく説明します。特に、核融合炉の心臓部である超伝導マグネット技術に焦点を当て、この技術の最新の動向や将来展望についても紹介します。

セミナー講演内容

1.地球環境問題

2.エネルギー問題

3.核融合反応(核分裂と核融合)

4.地上における核融合

5.磁場閉じ込め核融合の原理

6.トカマクとヘリカル

7.世界の核融合装置

8.国際熱核融合実験炉ITER

9.大型ヘリカル装置LHD

10.核融合原型炉設計(トカマク型)

11.核融合原型炉設計(ヘリカル型)

12.核融合炉の安全性

13.超伝導とは

14.核融合炉の超伝導マグネット

15.高温超伝導マグネット

16.高温超伝導磁気浮上のデモンストレーション

17.超伝導を用いた民生(医療、電力、交通)機器

18.将来の超伝導応用の展望

19.核融合スタートアップ企業

20.核融合の早期実現に向けて

 
□質疑応答□

※内容を一部更新する可能性がございます。