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レオロジー測定・データ解釈の勘どころ

~初心者でもわかる粘度・粘弾性測定~

受講可能な形式:【Live配信】のみ

塗工性能、粒子分散特性、化粧品材料、接着剤、粘着剤…etc.
材料・用途ごとによって変わるレオロジー評価の要点も解説

本セミナーでは、レオロジー・粘弾性・粘弾性体とは何か?から始まり、レオロジー測定の要点、用途や材料ごとの粘度・粘弾性測定の勘どころまで、分かりやすく詳細に解説します。
日時 2023年3月30日(木)  10:30~16:30
会場 Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)  
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
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※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
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39,600円 ( E-mail案内登録価格 37,620円 )

  定価:本体36,000円+税3,600円
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※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の24,750円)
配布資料・PDFテキスト(印刷不可・複製不可)
 ※PDFデータは、マイページよりダウンロードして頂くか、E-Mailで送付いたします。
  (開催前日~前々日を目安にダウンロード可、または送付)
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義の録画・録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・レオロジー測定の概要、各種測定手法
・各測定手法の活用例と測定条件の設定のノウハウ
・各種測定治具及び温度制御システムの選択
・産業分野別の評価手法と測定データの解釈
・チクソトロピー性、タレ性、レベリング性などの塗工性の評価
・濡れ・凝集・解砕など濃厚スラリーの分散性の評価
・化粧品材料のゾル、ゲル構造など内部構造の評価
・ポリマー材料の成型加工特性、緩和時間の評価
対象・これからレオロジー測定を始められる研究者、新入社員の方
・レオロジー測定を行う際の測定手法の選択、測定条件の設定のノウハウを知りたい方
・レオロジー測定データの解釈、評価についてお困りの方
・各産業分野における品質管理や研究開発へのレオロジー測定の活用法について知りたい方 ほか

セミナー講師

(株)アントンパール・ジャパン ビジネスユニット キャラクタリゼーション マネージャー 宮本 圭介 氏

セミナー趣旨

 粘度・粘弾性測定の基本的な考え方、粘性と弾性の求め方、温度制御システムや測定治具の選択方法などレオロジー測定の基礎から応用例を解説する。更に、タレやレベリング性といった塗工性能から塗膜の硬化過程の評価、電極スラリーやセラミックスラリーなど濃厚スラリーの凝集、解砕、濡れ性といった分散特性の評価、化粧品材料のゾル、ゲルといったミセル構造の評価、粘着材の濡れ性、剥離性、接着剤の硬化特性、ポリマー材料の成型加工特性など様々なレオロジー測定データの解釈と応用例について詳しく解説する。

セミナー講演内容

1.レオロジー測定とは
 1.1 粘弾性・レオロジーとは?
 1.2 粘弾性体とは?
 1.3 産業分野における粘度・粘弾性測定の活用例
 
2.レオロジー測定の基礎
 2.1 回転測定とは?
 2.2 レオロジー測定とは?
 2.3 レオロジー測定の概要 ~回転測定と振動測定~
 
3.回転(静的)測定の概要
 3.1 回転測定の概要 ~せん断速度の求め方、変形方法、レオロジー変数の求め方~
 3.2 回転測定の応用例
  (1) ニュートン流動現象 ~粘度が回転によらず一定?~
  (2) シアシックニング ~粘度が回転と共に上昇?~
  (3) シアシニング ~粘度が回転と共に下降?~
  (4) シアシニング評価例 ~様々なサンプルの嚥下特性評価例~
 
4.振動(動的)測定の概要
 4.1 振動測定の概要 ~変形方法、レオロジー変数の求め方、固体・液体の応力波形~
 4.2 各種振動測定の応用例
  (1) 周波数分散測定と測定例 ~長期分散安定性~
  (2) ひずみ分散測定と測定例 ~内部構造の強さ、泡切れ、泡強度~
  (3) 温度・時間分散測定と測定例 ~熱硬化、ゲル化~
 
5.測定治具と温度制御システムの選択
 5.1 各測定治具の詳細と使い分け
 5.2 各治具のせん断速度の求め方
 5.3 各治具での温度分散測定
 5.4 ゲルサンプルの測定時の注意点
 5.5 粒子分散系サンプルの測定時の注意点
 5.6 乾燥しやすいサンプルの測定時の注意点
 5.7 測定治具のサイズ選択の注意点
 5.8 温度制御システムの選択の注意点

6.塗料の塗工性能のレオロジー評価
 6.1 塗膜厚さの評価事例 ~従来の粘度測定法と問題点~
 6.2 塗工性能の評価事例 ~刷毛やスクリーン印刷におけるタレ性、レベリング性の評価~
 6.3 高速塗布工程の評価 ~スプレー印刷、プリンタインクの塗工性
 6.4 塗膜形成過程の評価 ~塗布後の溶媒の揮発による塗膜形成過程の動的評価~
 6.5 官能特性のレオロジー評価 ~口紅を塗る、ボールペンの書きやすさ~
 
7.粒子分散特性のレオロジー評価 ~濡れ性、凝集、解砕特性とその評価方法~
 7.1 セルロースナノファイバー水溶液のレオロジー挙動の評価
 7.2 濃厚系スラリーの粘度特性 ~解砕、濡れ性、ダイラタンシー、シアシックニング~
 7.3 凝集、分散特性評価 ~分散材投与による分散状態の最適化の評価~
 
8.化粧品材料のレオロジー評価
 8.1 化粧品用基材のレオロジー挙動
  (1) 調整方法とレオロジー特性との関係
  (2) 界面活性剤の濃度とレオロジー特性との関係
 
9.粘着材、接着剤、ポリマー材料のレオロジー評価
 9.1 高分子材料のレオロジー評価 ~速度または時間の関数としての粘弾性、緩和時間~
 9.2 主な高分子材料の測定例 ~ガラス転移温度 (Tg)、時間、温度特性~
 9.3 ホットメルトの評価例 ~温度特性、粘着性(タック性)、剥離性(ピール性)の評価~

10.まとめ

□ 質疑応答 □