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<実技動画付き>
HPLCの基礎と日々の実験における
工夫・保守点検・トラブル対応

~安心してHPLCを使いこなせるようになるために~

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ
- - - - -◆ 安定したHPLC分析を行うために ◆- - - - -
 「分析中にピークが観測できなくなった。」「分離が悪くなった。」「圧力が安定しない。」「リテンションタイムがずれる。」など、HPLCを使う上でトラブルはつきものです。
 安定した分析を行うためには、装置の原理理解をはじめ、上記のようなトラブルの防止・対処方法を身につけておくことが重要です。
 本講座では、HPLCの基礎から試料の前処理方法、ミスをしないための工夫や日常保守、トラブルシューティングについて解説し、これを機に実験者が安心してHPLCを使いこなせるようになることを目指します。

 
「試料前処理技術と溶離液作成法」「日常保守点検」については実技動画を用いて解説しますので、実務へすぐに活用できること間違いなし!HPLC分析を行う全ての方々におすすめの講座です。
◆得られる知識
・HPLCでの分離メカニズムの理解
・カラムの選定技法
・クロマトグラムからの計算法と解析法
・試料前処理の仕方と溶離液の作成方法
・日常保守点検方法
・トラブルシューティング方法
・ミスをしないための工夫 など

詳しい内容は下記「セミナー講演内容」に記載しています。
【Live配信受講者特典のご案内】
 Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
 オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。
日時 【Live配信(Zoom使用)受講】 2023年3月24日(金)  10:30~16:30
【アーカイブ受講】 2023年4月4日(火)  まで受付(視聴期間:4/4~4/17)
会場 【Live配信(Zoom使用)受講】 Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)  
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【アーカイブ受講】 Webセミナー(会社・自宅にいながら受講可能)  
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受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
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【テレワーク応援キャンペーン(1名受講) Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価 39,600円/E-Mail案内登録価格 37,620円 )

 定価:本体36,000円+税3,600円
 E-Mail案内登録価格:本体34,200円+税3,420円

1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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特典Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。聞き逃しや振り返り学習に活用ください。
(アーカイブ配信については、「オンライン配信」項目を参照)
配布資料Live配信(Zoom使用)受講:PDFテキスト(印刷可)
  ※PDFデータは、マイページよりダウンロードしていただきす。
   (開催2日前を目安にダウンロード可)

アーカイブ配信受講PDFテキスト(印刷可)
  ※PDFデータは、マイページよりダウンロードいただきます。
オンライン配信①ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
②アーカイブ配信
 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。

セミナー講師

ジェイ・アイ・サイエンス研究所   所長 松下 至 氏  ≫【講師紹介】
[学歴] 
愛媛大学大学院理工学研究科物質工学科博士課程修了
[教職歴]
・大洲農業・愛媛大学・岡山理科大学・岡山学院大学
・愛媛県野村町―科学の学校(独立法人国立青少年教育振興機構)
[現職]  
・ジェイアイサイエンス研究所 所長 (愛媛大学博士―工学)
・分取クロマトグラフィー研究会 会長

◆専門
クロマトグラフィー,化学教育、分離装置の研究(食品加工学)

◆セミナー歴 (科学技術)
(国内)国立大学 2校、企業研究機関3社
・化学物質評価研究機構(クロマト技術セミナー 全国4都市開催)
・岡山県工業高校―化学技術研修会

◆著書
・ M.S ツウェットの生涯と業績 (恒星社、厚生閣2002年)
・ あなたの液クロは正常ですか (講談社サイエンステイク 2010年)
・ これならわかる液体クロマトグラフィー(化学同人 2011年)
・ 失敗しない液クロ分析 (化学同人 2013年)
・ 水環境事典 分担 公社日本水環境学会(朝倉書店2021年)など
 

セミナー趣旨

 HPLCの基礎及び分析・解析法と試料前処理の仕方及び日常保守とミスをしない工夫技法とトラブルシューティングついて詳しく説明します。特に、日々の業務でHPLCをうまく使いこなせるにはどのような技術が必要か、業務中に装置が正常ではなくなった時にはどのように対処してゆけばよいのかを具体的に解説します。この講座を契機に、実験者が安心してHPLCを使いこなせるようになれば幸いでございます。

セミナー講演内容

◆第1部:HPLCの基礎及び分析・解析法と試料前処理の仕方

1-1. 装置の概要と流路フロー図とメンテナンス
  (ポンプ、検出器、オートサンプラー、レコーダー、グラジエントミキサー
  フラクションコレクター、流路メンテナンス)
2-2. 分離メカニズム
  1-2-1. 吸着クロマトグラフィーの解説
  1-2-2. 分配クロマトグラフィーの解説
  1-2-3. アフィニテイークロマトグラフィーの解説
  1-2-4. イオン交換クロマトグラフィーの解説
  1-2-5. ゲルろ過クロマトグラフィーの解説
1-3. カラム種類とカラム選定技法
  1-3-1. 吸着用カラム
  1-3-2. 分配用カラム
  1-3-3. アフィニテイー用カラム
  1-3-4. イオン交換用カラム
  1-3-5. ゲルろ過用カラム
1-4. 試料前処理技術と溶離液作成法(実技動画にて確認 ※15分程度)
  1-4-1. 不純物、微細物の除去技術
  1-4-2. 溶離液の作成法
     (純水の製造法、緩衝液の作成法、pH調整液の作成法、溶離液の保存法)

 
◆第2部:実験中にミスをしない工夫と日常保守点検とトラブルシューティング

2-1. 実験中にミスをしない工夫の技法
  2-1-1. 試料溶液のこぼれ
  2-1-2. マイクロシリンジの詰り
  2-1-3. オートサンプラーの詰り
  2-1-4. 流路の詰りと洗浄
  2-1-5. ラインフィルターの詰り
  2-1-6. プレカラムの洗浄法
  2-1-7. 試料の保存方法
  2-1-8. 溶離液の腐敗
  2-1-9. ネジ山の故障
  2-1-10. カラム洗浄
  2-1-11. サンプル瓶の汚れ
2-2. 日常保守点検(実技動画にて確認 ※15分程度)
  2-2-1. 装置流路の洗浄に関して
  2-2-2. 使用後のカラムの洗浄と保管法
  2-2-3. インジェクターの洗浄
  2-2-4. サクションフィルターの洗浄
  2-2-5. 検出器の洗浄
  2-2-6. プレカラムの圧力点検
  2-2-7. サクションフィルターの目詰り点検
2-3. トラブルシューティング
  2-3-1. 駆動ポンプのトラブル
  2-3-2. 溶離液中の脱酸素装置のトラブル
  2-3-3. ラインフィルターのトラブル
  2-3-4. オートインジェクターのトラブル  
  2-3-5. 汎用される検出器のトラブル
  2-3-6. 特殊な検出器のトラブル 
  2-3-7. カラム恒温層のトラブル

□質疑応答□