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精密接着技術の基礎と応用

電子部品、光学部品等の精密部品組み立てに使用する接着剤の選定・使用法・トラブル対策

受講可能な形式:【Live配信】のみ
本セミナーでは、基礎技術を概説した後に、実務技術者向けに精密接着技術について、光情報通信用精密光部品の組立工程などを例に接着剤の選定方法や特性/耐久性評価法、トラブル対応方法等などを解説する。
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2023年2月21日(火)  13:00~16:30
会場 Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)  
会場地図
受講料(税込)
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配布資料・製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
  ※セミナー資料は開催日の4~5日前にお申し込み時のご住所へ発送致します。
  ※間近でのお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義の録画・録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・最適な精密接着技術 (適切な接着剤選定と接着方法、特性評価方法や耐久信頼性評価方法など)
・精密接着技術のトラブル対応技術
・最近のIoTやAI などの情報の伝達・処理技術などを支える各種の光・電子部品などの精密部品・機器の高性能化、高信頼化、低コスト化を実現できる精密接着技術
・光通信部品や各種光・電子部品の実装技術の経済化が実現できる簡便な精密部品接着組立技術
対象・精密接着技術を利用して、部品、機器などを開発・製造を計画あるは実施している企業の技術開発担当者
・情報通信部品用などの精密接着剤・樹脂の開発・商品化に興味持っている接着剤メーカや部材メーカの技術担当者や開発・商品企画担当者

セミナー講師

技術コンサルタント 村田 則夫 氏(元 NTTアドバンステクノロジ(株))
[プロフィール]
 1971年、日本電信電話公社(現 NTT) 入社。研究所で、IC用パッケージング材料、電波吸収材料、難燃ケーブル外被材料、不燃・耐熱性無機エラストマ材料、ケーブル接続用材料、プラスチックリサイクル技術、光ファイバ接続用接着材料、光通信部品組立用接着技術など情報通信用材料技術の研究開発及び現場技術協力支援活動に従事。1996年から 、NTTアドバンステクノロジ(株)に移り、光通信部品用接着剤・樹脂材料の開発・商品化に従事。接着・信頼性技術グループリーダー、NTT-ATフェロー等を歴任。2009年から、接着技術アドバイザーとして、企業や大学に対し、有機材料系研究技術者の育成、機能性接着剤の研究/開発/商品化の支援活動を実施。

セミナー趣旨

 近年、IoT(Internet of things)化やAI(人工知能) 化などの情報の伝達・処理技術が発展拡大中です。これらを支える各種の電子部品や光学部品などの精密部品の高性能化や低コスト化の要求が急激に拡大し、製品の品質と信頼性の確保や更なる向上も期待されています。これらの精密部品の組み立てには、低コスト化が期待できる各種の接着剤が使用されていますが、その接着剤の適切な選定、使用方法や接着剤のトラブル対応策などを実施するには、多くの経験や知識が必要です。

 本講座では、まず初級技術者向けに接着の基礎技術を概説し、次に実務技術者向けに精密接着技術の適切な適用方法(接着剤の選定方法、特性/耐久性評価方法、使用方法、トラブル対応方法など)を紹介します。また、精密接着技術の応用技術例として、光情報通信用精密光部品の組立に使用されている ①光路結合用透明接着技術、②精密部品固定接着技術、③光ファイバ接続補強用接着シール技術、④光コネクタや光ファイバアレイの組立接着技術などにおける精密接着技術を紹介します。さらに、日本接着学会の構造接着・精密接着研究会において2018年から開始されている精密接着ワーキンググループの活動状況の一部を紹介します。

セミナー講演内容

1.接着技術の基礎

2.精密接着技術
 2.1 接着剤の適切な選定方法
 2.2 接着剤の特性評価方法
 2.3 接着剤の適切な使用方法
 2.4 接着剤のトラブル対応

3.光通信用光部品における精密接着技術
 3.1 光路結合用接着接合技術
 3.2 精密部品固定接着技術
 3.3 光コネクタ接着組立技術
 3.4 光ファイバアレイ接着組立技術
 3.5 光ファイバ融着接続部の防水接着シール技術
 3.6 光部品防湿接着シール技術

4.精密接着ワーキンググループ活動の紹介

5.終わりに(精密接着剤の技術課題など)

□ 質疑応答 □