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二酸化炭素資源化に寄与する触媒技術の最新動向
固体触媒系によるモノマー・ポリマー合成技術と今後の展望

CO2から直接モノマー・ポリマーを合成する化学変換技術の現状・課題・応用・展望

受講可能な形式:【Live配信】のみ
 
 世界で開発が加速するCO2有効利用(CCU)技術。本セミナーでは、CO2を固定する化学変換(還元的・非還元的変換)技術と、その際に利用される触媒について、基礎・最新の開発動向から現状の課題、期待される今後の展望まで、幅広く解説します。

 ■CO2の化学変換とその触媒技術
  :還元的・非還元的変換による化学品合成技術の基礎、CO2変換に有効な固体触媒の設計指針

 ■CO2からのモノマー合成技術
  :カーボネート、カーバメート、ウレアなど、各種モノマーの合成技術

 ■CO2からのポリマー合成技術
  :間接的・直接的なポリマー合成、基質やジオール、脱水剤の使用・不使用な触媒系など

 【セミナーキーワード】
   二酸化炭素(CO2)、カーボネート誘導体、脂肪族ポリカーボネート、固体触媒、酸化セリウム
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2023年2月17日(金)  13:00~16:30
会場 Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)  
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備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識
・二酸化炭素の非還元的変換手法の基本知識 
・二酸化炭素からの直接モノマー合成技術
・二酸化炭素からの直接ポリマー合成技術
・二酸化炭素変換に有効な固体触媒の設計指針
 
受講対象
・二酸化炭素の化学的変換に興味のある企業、研究者
・ポリマー合成に興味のある企業、研究者
・固体触媒、特に、金属酸化物触媒に興味のある研究者

セミナー講師

大阪公立大学 大学院工学研究科 准教授 博士(工学) 田村 正純 氏 《講師詳細》

【専門】触媒化学、有機合成化学
【略歴】2003年03月 京都大学 化学教室 卒業
    2003年04月~2005年03月 東京大学 工学系研究科 応用化学専攻 修士課程
    2005年~2012年03月 花王株式会社 研究員
    2012年3月 博士(工学) 名古屋大学
    2012年4月~2020年3月 東北大学大学院工学研究科 助教
    2015年12月~2019年3月 JSTさきがけ研究員(兼任)
    2020年4月~ 大阪市立大学 人工光合成研究センター 准教授
    2022年4月~ 大阪公立大学 人工光合成研究センター 准教授
    2022年10月~ 大阪公立大学 大学院工学研究科 准教授

セミナー趣旨

 昨今、気候変動に伴う異常気象等の災害が頻発しており、二酸化炭素やメタン等の温室効果ガスの排出抑制及び削減は世界レベルの課題である。中でも、二酸化炭素は温室効果ガスの主要成分であり、二酸化炭素を化学変換することで固定化する技術に注目が集まっている。
 本セミナーでは、二酸化炭素の化学変換の中でも、比較的低エネルギーでの変換が期待される非還元的変換による有用化学品合成を中心に紹介する。特に、固体触媒系を用いた有機カーボネートやカーバメート、ウレアなどのモノマー合成からポリカーボネート合成まで幅広く紹介する。

セミナー講演内容

1. 二酸化炭素の化学変換の基礎

2. 二酸化炭素の還元的変換と非還元的変換

 2.1 二酸化炭素の還元的変換による化学品合成
 2.2 二酸化炭素の非還元的変換による化学品合成
 2.3 二酸化炭素の非還元的変換の課題

3. 二酸化炭素の非還元的変換によるモノマー合成
 3.1 二酸化炭素とアルコールからのカーボネート合成
 3.2 二酸化炭素とアミン、アルコールからのカーバメート合成
 3.3 二酸化炭素とアミンからのウレア合成

4. 二酸化炭素からのポリマー合成
 4.1 二酸化炭素を原料とした間接的なポリマー合成
 4.2 二酸化炭素からの直接的ポリマー合成
  4.2.1 二酸化炭素と反応性の高い基質からのポリマー合成
  4.2.2 二酸化炭素とジオールからのポリマー合成
   4.2.2.1 脱水剤を用いた触媒系
   4.2.2.1 脱水剤を用いない触媒系

5. 今後の展望

 □ 質疑応答 □