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EV/PHVのPCU(パワーコントロールユニット)の基礎と
自動車用パワーエレクトロニクス技術動向

PCU、インバータ、DCDCコンバータ…etc.
自動車用パワーエレクトロニクスの基礎から技術動向まで幅広く解説

受講可能な形式:【会場受講】

自動車用パワーエレクトロニクスの基礎と技術動向を3時間半で速習!
電気自動車において電力変換を担い、電費に直接影響を与えるPCU(パワーコントロールユニット)。その役割、構成、小型化・高出力化に向けた技術動向やPCUを構成するインバータ、コンバータ等の自動車用パワーエレクトロニクスの基礎と技術動向を解説する。
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2022年12月6日(火)  13:00~16:30
会場 東京・千代田区駿河台 連合会館  2階 205会議室
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
44,000円 ( E-Mail案内登録価格 41,800円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体40,000円+税4,000円
E-Mail案内登録価格:本体38,000円+税3,800円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で44,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額22,000円)
配布資料セミナー当日に会場にて配布
備考※講義の録画・録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・PCUについての知識
・自動車用パワーエレクトロニクスの特異性
・インバータ、モータの概要
・DCDCコンバータの概要
・冷却技術
・48Vの動向
対象自動車関連企業や電機メーカの若手技術者

セミナー講師

モリモトラボ 代表 森本 雅之 氏
【プロフィール】
 28年間、三菱重工業(株)にてパワーエレクトロニクス、モータの研究開発を行う。2005年から2018年まで東海大学教授として 研究及び教育を行う。自動車用パワーエレクトロニクス、誘導モータ、リラクタンストルク応用モータなどの各種モータの設計、制御、及びパワーエレクトロニクスの産業応用などに取り組む。工学博士,電気学会フェロー。電気学会論文誌編修長、技術士試験委員、電気主任技術者試験委員などを歴任。現在、モリモトラボにて社会人教育に取り組んでいる。著書は「入門インバータ工学」(森北出版)、「電気自動車」(森北出版)、「交流のしくみ」(講談社ブルーバックス)など多数あり。

セミナー趣旨

 世界各国が将来的にエンジン車を販売禁止するとアナウンスしており、中国はすでに規制を開始している等、世界的に電動車のみを利用するという方向に進んでいる。それに伴い、電動車の研究開発がますます活性化している。パワーコントロールユニット(PCU)はインバータやDCDCコンバータ等で構成されるパワーエレクトロニクス機器であり、電力変換やモータ制御を行う。PCUの機能、性能は燃費,電費に直接影響するので、電動車における最も重要なキーコンポーネントである。

 そうした状況を踏まえて、本セミナーでは、PCUの役割、構成、小型化・高出力化等に向けた技術動向やPCUの主要な技術であるインバータをはじめとする自動車用パワーエレクトロニクスの概要、技術動向を紹介する。電気自動車やハイブリッド車に関連した研究開発に携わる技術者にとって一つの指針となるようなセミナーにすることを目標にしている。

セミナー講演内容

 
1.EVHEVの概要
 1.1 EV・HEVの構成と分類
 1.2 EV・HEVのパワートレーン

2.PCUとは
 2.1 ECUとPCU
 2.2 PCUの機能
 2.3 自動車用パワーエレクトロニクス

3.自動車用インバータの技術
 3.1 スイッチングによる電力変換
 3.2 インダクタンスとキャパシタンスの働き
 3.3 パワエレの基本回路
 3.4 インバータの原理
 3.5 インバータの制御

4.DCDCコンバータとOBCの技術
 4.1 DCDCコンバータとは
 4.2 自動車におけるDCDCコンバータの重要性
 4.3 双方向コンバータ
 4.4 昇圧コンバータ
 4.5 インターリーブ
 4.6 OBC(車載充電器)の技術
 4.7 その他の補機のパワエレ

5.PCUの冷却
 5.1 パワーデバイスの損失
 5.2 放熱設計
 5.3 PCUの冷却技術

6.各社のPCUの概要
 6.1トヨタ車のPCU
 6.2  ホンダ車のPCU
 6.3 日産車のPCU

7.今後の動向と展望
 7.1 48Vシステム
 7.2 高電圧化
 7.3 パワーデバイス

□ 質疑応答 □