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『金属の腐食メカニズムと防食技術』
環境と金属腐食、腐食の形態、
各種材料の耐食性、防食技術と応用事例

- 腐食調査/防食工法実務に向けた原理・要点と事例解説 –

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

 腐食環境、腐食形態、材料の耐食性などの因子、さらには偶発的な要因など、
 幅広い学問領域に跨る知識が求められる腐食問題とその対策技術。


 様々な要因が絡み、複雑な「腐食」の一層の理解と適切な防食設計/防食技術・塗料等の製品開発に向けて、
 腐食形態、材料種と耐食性、具体的な防食調査・防食工法とその具体的な事例を解説します。
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2022年10月14日(金)  10:30~16:30
会場 Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)  
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受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
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1名申込みの場合:受講料39,600円 ( E-Mail案内登録価格 37,620円 ) 
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視聴期間:終了翌営業日から7日間[10/17~10/23]を予定
※アーカイブは原則として編集は行いません
※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。
(開催終了後にマイページでご案内するZoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中の会場でのパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識
 現場の腐食問題に対し、腐食の原因調査から防食対策まで、技術者として指導および提案ができる体系的な知識が習得できます。

 <POINT>
  ◎豊富な技術事例:塗装・被覆・電気防食、鋼・コンクリ構造物、腐食診断
  ○元・新日鉄、同グループの試験分析会社にいた講師。
   長年の腐食・防食技術開発経験による、現場の腐食問題への対処法を伝授
  ○腐食の形態、環境、材料別耐食性、防食技術と原理を一挙に解説。

   様々な要因が絡む複雑な「腐食」への理解を深め、適切な防食設計、防食技術・塗料等の開発に向けた知識、考え方を一日で習得

 <キーワード>

  金属腐食、湿食、乾食、全面腐食、局部腐食、電気化学、不動態、孔食、防食、表面処理

セミナー講師

安藤技術士事務所 所長 博士(工学)/技術士(機械部門、金属部門、総合技術監理部門) 安藤 克己 氏

【講師専門】
 ◇腐食・防食技術
 ◇トライボロジー(摩擦、摩耗、潤滑、表面・接触)
 ◇材料技術(鉄鋼材料、非鉄金属、セラミックス、高分子材料)
 ◇表面技術(熱処理、溶射、肉盛、めっき、薄膜コーティング)

【略歴】
 1977年 新日本製鐵(株) [現、日本製鉄(株)] 入社。
      釜石製鐵所、君津製鐵所、技術開発本部(富津)において、製鉄設備のエンジニアリング、
      保全技術、設備管理、設備長寿命化のための腐食・防食技術開発、材料技術・トライボロジー研究開発に従事。
 2000年 (株)日鐵テクノリサーチ [現、日鉄テクノロジー(株)]において、腐食・防食技術、トライボロジー、
      材料・表面技術に関する試験・分析・評価、技術調査、研究開発支援、技術コンサルティング業務に従事。
 2016年 安藤技術士事務所 開設。技術コンサルタントとして活動中。

【著書】
 ◇日本トライボロジー学会「セラミックスのトライボロジー-基礎と応用-」(共著),養賢堂(2003)
 ◇日本機械学会「機械工学便覧」(共著)β2材料学・工業材料 9章表面処理 9・2 耐摩耗性向上表面処理、丸善 (2006)

セミナー趣旨

 金属腐食は身近な問題ですが、材料と環境、設計などの要因が複雑に関連しているため、腐食原因を調べ、適切な対策をとることは容易ではありません。
 本セミナーでは、腐食の原因調査のために必要な腐食メカニズム、電気化学、金属材料の腐食特性、防食技術の原理と応用などについて、事例を交えて講義し、実務に役立つ、腐食の原因調査から防食対策までを提案できる知識、考え方を学んでいただきます。

セミナー講演内容

1.金属腐食の基礎
 1.1 腐食とは
 1.2 腐食の電気化学
 1.3 腐食に及ぼす要因
 1.4 腐食原因の調査方法
 1.5 腐食試験方法(ラボ試験、実機試験、暴露試験)

2.環境と金属腐食
 2.1 大気中
 2.2 淡水中
 2.3 海水中
 2.4 土壌中
 2.5 特殊環境

3.金属腐食の形態
 3.1 湿食、乾食
 3.2 全面腐食と局部腐食
 3.3 濃淡電池腐食
 3.4 異種金属接触腐食
 3.5 すき間腐食
 3.6 孔食
 3.7 粒界腐食
 3.8 腐食割れ
 3.9 エロージョン・コロージョン

4.金属材料の耐食性
 4.1 炭素鋼、低合金鋼、亜鉛めっき鋼
 4.2 ステンレス鋼、高合金鋼
 4.3 アルミニウム、アルミ二ウム合金
 4.4 銅、銅合金
 4.5 ニッケル、ニッケル合金
 4.6 チタン、チタン合金

5.防食技術の原理と防食エンジニアリング
 5.1 塗装、重防食塗装
 5.2 電気防食
 5.3 溶射、めっき
 5.4 環境制御
 5.5 腐食防止設計
 5.6 防食エンジニアリング技術事例
  5.6.1 塗装防食工法:陸上重防食、水中施工型被覆、エネルギー配管内面防食、他
  5.6.2 被覆防食工法:FRPカバー・ペトロラタム、チタンクラッド鋼被覆防食、他
  5.6.3 電気防食工法:流電陽極式、外部電源方式、他
  5.6.4 鋼構造物補修・補強工法:鋼板溶接、地際補修
  5.6.5 コンクリート構造物補修・補強工法:炭素繊維補修補強、水中適用型グリッド補強
  5.6.6 腐食調査・診断:RST診断法、ワッペン試験法、飛来塩分試験法

6.まとめ

7.参考文献

 □ 質疑応答 □