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【Live(Zoom)配信orアーカイブ配信の選択受講セミナー】

樹脂・ゴム技術者なら押さえておきたい
熱可塑性エラストマーの技術トレンドと市場動向

材料開発のヒントになるような情報が盛りだくさん
自動車用途を中心に国内外のTPEの開発動向を一挙紹介

本セミナーでは、自動車を中心に住宅、医療等の産業分野における熱可塑性エラストマー(TPE:Thermoplastic Elastomers)の応用展開と技術トレンドを解説。日本に留まらず世界各国の市場や技術動向、規制等の関連情報も提供する。
日時 【Live配信】 2022年7月29日(金)  10:30~16:30
【アーカイブ受講】 2022年8月16日(火)  前後から配信予定(視聴期間:配信開始後10営業日間)
会場 【Live配信】 Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)  
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【アーカイブ受講】 Webセミナー(会社・自宅にいながら受講可能)  
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受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
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※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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配布資料・Live配信:製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
  ※セミナー資料は開催日の4~5日前にお申し込み時のご住所へ発送致します。
  ※間近でのお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。

・アーカイブ配信受講:製本テキスト(開催日を目安に発送)
  ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
オンライン配信zoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信          ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義の録音・録画・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・熱可塑性エラストマー(Thermoplastic elastomer : TPE)の体系
・自動車、ロボティクス、医療用エラストマーの動向
・ポリエステルエラストマーやシリコーンエラストマー等の新規エラストマーの採用情報
・バイオエラストマーの開発動向
対象若手の技術者、化学に関心が無い方でも分かり易く解説頂く予定です

セミナー講師

TPEテクノロジー(株) 代表取締役 西 一朗 氏
[プロフィール]
 自動車、住宅インテリア表皮材メーカーに勤務。2006年6月TPE テクノロジー株式会社設立。主な業務は、国内、海外のプラスチック技術コンサルタントを手がけ、現在に至る。専門分野は抗菌・抗ウイルス、VOC、分析、有機合成化学、成膜、表面処理、柄・絞デザイン、絞押、発泡、UV・EB架橋。

セミナー趣旨

 常温では加硫ゴムの特性を示すが、高温では塑性変形が容易となる熱可塑性エラストマーは、自動車を中心に電気・電子部品、土木建築、医療、日用雑貨等など、様々な産業分野で利用されている。自動車分野では化石由来燃料を用いた内燃機関駆動から蓄電池(BE:Battery Electric)や燃料電池(FC:Fuel Cell)によるモーター駆動に変化しつつあり(産業構造も大きく変化)、安全のため自動運転、タッチパネルによる運転操作、カーシェアリング(個人所有から共同所有、MaaS:Mobility as a Serviceとも表現)、中国及び開発途上国におけるOEM(Original Equipment Manufacture→自動車産業の場合は完成車メーカーを指す)の勃興が同時進行している。

 燃料だけではなく熱可塑性エラストマーを含めたプラスチックにも脱化石由来を求められている(カーボンニュートラル)。COVID-19のパンデミックにより各市場で抗菌・抗ウイルス仕様の要求が増加している。人工知能(AI:Artificial Intelligence)を搭載したロボットの開発が進み、ロボットの皮膚(肌)に適した熱可塑性エラストマーの研究も盛んである。数十年単位の従来のパラダイムシフトの観念を捨てないと急激な変化には対応出来ない。

 熱可塑性エラストマーの出発は塩化ビニル樹脂に可塑剤を混ぜた軟質塩ビである。可塑剤にはアレルギー物質として懸念されているオルトフタル酸エステル(Ortho Phtalate)が主に用いられてきたが、他の可塑剤に代替えが進んでいる。また軟質塩ビは低温で硬くなり割れやすいため、エアバッグの安定した開裂性が要求される自動車用のインストルメントパネルやドアトリムには適さない。低温でもフレキシブルなポリオレフィン系熱可塑性エラストマーに代わっている。また耐摩耗性や低温屈曲性が要求される自動車用シート表皮は強靱で軽量なウレタン系エラストマー(合成皮革)に代りつつある。自動車内装材も燃費向上に寄与するため軽量化が重要な観点となっている。従来高級車は本革が主流だったが、米国のPETA(People for the Ethical Treatment of Animals:動物の倫理的な扱いを推進する団体)や、イギリスやインドのVegan(完全菜食主義者)によるアニマルフリーの要求が強くなり、テスラーモータースも本革からウレタン系エラストマーレザー(合成皮革)に代えている。しかしウレタン系エラストマーは耐薬品性(特にエタノール)に劣っている。ウレタン系エラストマーに代わる耐薬品性の高いエラストマーとしてシリコーン系、ポリエステル(TPC)系等が登場している。インストルメントパネルは、操作のタッチパネル化により複雑な構造の必要性がなくなり大きく変化している。

 本講座では現状を世界的に認識して、熱可塑性エラストマー(非熱可塑性エラストマーも含むエラストマー全般)の未来を解説する。

セミナー講演内容

1.はじめに
 1.1 最新情報をもとに自動車の未来を考える : 電気自動車の動向
 1.2 人や環境への配慮 : VOC(ボラタルオーガニックコンパウンズ)・SVOC(セミボラタルオーガニックコンパウンズ)の低減、
   臭いの低減、アミンフリー対応によるウレタン発泡体の減少、軽量化、アニマルフリー

2. エラストマーの種類
 2.1 塩化ビニル系
 2.2 オレフィン系
 2.3 ウレタン系
 2.4 スチレン系
 2.5 エステル系

3. 自動車用エラストマー
 3.1 自動車メーカー(OEM)、部品メーカー(Tier1)の動向
 3.2 内装表皮材メーカー(Tier2)の動向
 3.3 インパネ・ドアトリム用エラストマー全体像
   インモールドグレイニング(IMG)用TPO、パウダースラッシュ成形(SPM)等
 3.4 インストルメントパネル・ドアトリム詳細
  3.4.1 オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO:Thermoplastic polyolefin)の増加
       3.4.1.1 工程概要
       3.4.1.2 電子線架橋ポリプロピロピレン発泡体製造技術
  3.4.2 ハンドラップ用イミテーションレザー
 3.5 座席表皮(シートカバー)用エラストマー
  3.5.1 塩ビレザー:カレンダー法、キャスティング法
  3.5.2 ウレタンレザー
   3.5.2.1 合成皮革 (スキン層有り)
   3.5.2.2 熱可塑性ポリウレタン(TPU:Thermoplastic polyurethane)レザー
  3.5.3 新規レザーの動向:ポリエステルレザー,シリコーンレザー
 3.6 座席用ウレタンフォーム代替え:ポリエステルエラストマークッション体、ウレタンエラストマー発泡ビーズ
 3.7 未来感とエラストマー:モーフィングスイッチ(ステルススイッチ、ステルスボタン)対応エラストマー
 3.8 タイヤ用ゴム代替えエラストマー
 3.9 ヘッドランプレンズ用シリコーンエラストマー
 3.10 グラスランチャンネル・ウェザーストリップ用エラストマー
 3.11 外装用エラストマー:バンバー等
 3.12 抗菌・抗ウイルス対応

4.住宅用エラストマー
 4.1 床材:塩化ビニルが主流
 4.2 窓枠及びシーリング材

5.ロボティクス・医療用エラストマー
  シリコーン系エラストマーを主体とした人肌近似エラストマーの動向

6.これから
  カーボンニュートラル対応エラストマーの開発動向

□ 質疑応答 □