セミナー 印刷

【Live(リアルタイム)配信】
濡れ現象および濡れ性制御の基礎と
超撥水(油)・超親水(油)・滑液性表面の最先端技術

~高度なぬれ性制御を実現する表面設計と最新研究例~

◎気鋭の表面科学研究者が解説する、ぬれ性制御の基礎と研究最前線。機能表面の設計と開発手法を最新の研究例
 を交えて解説します。演習問題もあり理解が進みます。

▼前回ご受講いただいた方からの声

 〇テキストが詳しくかつ見やすくて良かった。テキストに適宜メモを書き込みながら解説してもらえたのも
  分かりやすかった。
 〇説明が丁寧でテンポによく聞き取りやすかったです。基礎から体系的な理解ができました。
 〇時間配分がしっかりされており、難しい部分の説明も平易かつ丁寧にして頂けてとても勉強になった。
 〇技術的なところは詳しく、専門的で難しい部分は易しく、といったバランスが素晴らしかった。
 〇撥水・撥油表面を達成する為の各手法の違いが理解しやすかった。設問を投げかけながらの講義も良かった。
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2022年6月10日(金)  10:30~16:30
会場 Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)  
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:39,600円/E-mail案内登録価格 37,620円 )

  内訳/定価:本体36,000円+税3,600円
     E-mail案内登録価格:本体34,200円+税3,420円
 ※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
 ※申込フォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択ください。他の割引は併用できません。
配布資料・製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
 ※セミナー資料はお申込み時のご住所へ発送いたします。
 ※開催日の4~5日前に発送します。開催前日営業日の夕方までに届かない場合はお知らせください。
 ※開催前4営業日~前日に申込の場合、資料到着が開講日に間に合わない可能性があります。ご了承下さい。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
得られる知識濡れ性制御による材料開発は、先人らの理論的発見に基づいております。濡れの理論、評価方法についての正しい理解を深めることで、課題解決型の濡れ性制御材料の設計手法を学べます。
特に、汚れ、着氷、菌繁殖、腐食など液体の付着に由来する問題を解決するための超撥水・滑水表面材料の開発手法やその課題、解決手法を、最前線で本トピックに取り組む現場の研究者から学ぶことができます。

セミナー講師

(国研)物質・材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA) 独立研究者
天神林 瑞樹 氏
 
[WEBページ]
【経歴】
 2017年9月 博士課程早期修了 博士(工学) 慶應義塾大学大学院
 2017年10月~2018年2月 訪問研究員 慶應義塾大学
 2018年3月~2019年10月 ポスドク研究員 物質・材料研究機構
 2019年11月~ 現職
【受賞歴】
 2014年3月 第15回物理情報工学科主任賞  慶應義塾大学
 2015年    慶應義塾大学大学院給付奨学金 奨学生
 2016年3月 藤原賞(奨学基金)  慶應義塾大学
 2016年3月 機能創造賞  慶應義塾大学
 2018年3月 博士優秀研究活動賞  慶應義塾大学
 2016年4月~2017年9月 特別研究員 DC1 日本学術振興会
 2017年10月~2018年2月 特別研究員 PD 日本学術振興会
 2019年11月~ 卓越研究員 (LEADER) 日本学術振興会
 2019年11月 Best Poster Award Okinawa Colloid 2019
 その他
 2020年9月16日 TBS「林先生の初耳学」に撥水技術の専門家として出演。
 撥水材料を使った面白い実験や、未知の可能性について解説。
 2019年9月10日 「ハリセンボンをヒントに耐久性に優れた超撥水材料を開発」物質・材料研究機構プレスリリースなど
 2019年6月26日 特別招待講義 慶應義塾大学
 2017年1月8日 「マヨネーズも雪もはじく、慶大がはっ水技術 0.5度傾ければスルリ」 日本経済新聞(筆頭著者)
 その他、主要研究の海外学術論文誌の表紙掲載(Advanced Functional Materials誌、Langmuir誌など)
【専門分野】
 界面科学、流体力学、表面材料工学
【所属学会】
 日本化学会コロイドおよび界面化学部会

セミナー趣旨

濡(ぬ)れる”という現象は工業プロセスから材料開発、製品応用まで至るところで重要な役割を担っている。
本セミナーでは以下の3点を解説する。
1. 濡れ現象に関する基礎知識と正しい評価方法
2. 濡れ性を制御する手法とその技術、表面材料設計、課題、応用
3. 演者の取り組んでいる超親水・超撥水(油)・滑液表面の実例を踏まえた国内外の先端研究を紹介する。

セミナー講演内容

1. 濡れの静力学
 1.1 表面張力
 1.2 Laplace圧
 1.3 拡張係数
 1.4 Youngの式と接触角
 1.5 Zismanの経験則
 1.6 接触角の測定方法
 1.7 表面張力と重力
 1.8 表面張力の測定方法

2. 濡れの動力学
 2.1 三重接触線
 2.2 動的接触角
 2.3 JohnsonとDettreの実験
 2.4. 液滴の付着を防ぐために

3. 超撥水・超親水性表面の設計方法(静力学モデルから考える)
 3.1 Wenzelのモデル
 3.2 Cassie-Baxterのモデル
 3.3 撥水表面と親水表面のモデル
 3.4 超撥水表面の設計
 3.5 超撥水表面の安定性
 3.6 超撥水表面の安定化の設計指針
 3.7 自然界に存在する超撥水表面
 3.8 ナノ構造の役割
 3.9 表面粗さの指標は何を使ったら良い?
 3.10 ロータス効果とローズペタル効果
 3.11 撥水と親水のしきい値

4. 超撥水・超親水性表面の設計方法(動力学モデルから考える)
 4.1 表面状態と動的接触角
 4.2 超撥水表面と動的接触角
 4.3 ピン止め現象
 4.4 凹凸形状とピン止め挙動
 4.5 ピン止め現象とリエントラント構造
 4.6 超撥油表面の設計
 4.7 ピン止め効果と濡れ状態
 4.8 超撥水(油)表面の開発指針
 4.9 超親水(油)表面の開発指針

5. 超撥水・超親水表面の開発手法
 5.1 超親水表面の設計手法(ケーススタディ)
 5.2 超親水表面の課題と解決策(最新の研究事例)
 5.3 超撥水(油)表面の設計手法(ケーススタディ)
 5.4 超撥水(油) 表面の課題と解決策(最新の研究事例)

6. 滑液表面の開発
 6.1 接触角ヒステリシスと摩擦力
 6.2 理想的な表面
 6.3 滑液表面の設計
 6.4 動的表面張力と適応濡れ
 6.5 潤滑液含浸多孔質表面(SLIPS)
 6.6 滑液表面の課題と開発動向

7. まとめ

□ 質疑応答 □