セミナー 印刷

微生物が作る
ヌメリ(バイオフィルム)の形成制御、防止・洗浄技術

~微生物やバイオフィルムの基礎と理解~
~ヌメリ・バイオフィルム制御の現状~
~バイオフィルムの検出法・評価法~

やっかいなバイオフィルムを早く見つけ出し、除去・殺菌・滅菌し、根絶するために

微生物の専門家でない方々にもわかりやすく解説

バイオフィルムの理解で重要となるバクテリア細胞(浮遊細胞)の特徴や性質、浮遊細胞の抗菌処理法

個別対策に必要となるバイオフィルムの検出法や評価法も解説

バイオフィルムそのものを理解し、そのうえで評価、対策、防止、洗浄、根絶を行おう
日時 2020年10月30日(金)  13:00~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  5F 第1講習室
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
44,000円 ( S&T会員受講料 41,800円 ) S&T会員登録について
定価:本体40,000円+税4,000円
会員:本体38,000円+税3,800円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で44,000円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額22,000円) 
備考※資料付
得られる知識・微生物やバイオフィルムの基礎
・ヌメリ・バイオフィルム制御の現状
キーワード:バイオフィルム,ストレス耐性,抗菌・洗浄技術

セミナー講師

関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 教授 博士(工学) 松村 吉信 氏
【講師紹介】

セミナー趣旨

 微生物が形成するヌメリ(バイオフィルム)は一見単純な汚れと認識されるものの、なかなか完全に除去することは困難である。バイオフィルムには生きた微生物細胞が含有しているため、生長し、場合によっては他の場所にも移動する。つまり、バイオフィルム汚染を根絶するためには、できるだけ早く見つけ出し、除去あるいは殺菌・滅菌する必要がある。
 本講義ではバイオフィルムが形成する環境、バイオフィルムの構造から形成過程、形成制御や洗浄・殺菌について、微生物の専門家でない方にもわかりやすく説明を加えたい。また、バイオフィルムを理解する上で重要となる一般的なバクテリア細胞(浮遊細胞)の特徴や性質、さらには浮遊細胞の抗菌処理法についても解説したい。
 一方で、バイオフィルムの形成環境によってバイオフィルム対策は異なるものとなるでしょう。個別対策に必要となるバイオフィルムの検出法や評価法についても紹介し、これらを通して、皆様のバイオフィルム対策にお役に立てていただきたいと考えております。

セミナー講演内容

1.一般的な微生物細胞およびバイオフィルム
 1.1 一般的な微生物制御法
 1.2 微生物の分類と特徴
 1.3 一般的なバイオフィルム構造

2.微生物細胞の生活環
 2.1 微生物の生育に必要な環境条件
 2.2 細菌細胞の構造
 2.3 細菌細胞の特徴とストレス耐性

3.微生物細胞やバイオフィルムの検出方法
 3.1 コロニーカウント法の問題点
 3.2 蛍光顕微鏡を用いた細胞検出と生死判定
 3.3 微生物の同定法
 3.4 次世代シーケンサーを用いた細菌叢解析
 3.5 バイオフィルム評価法

4.バイオフィルムについて
 4.1 バイオフィルムが形成する環境について
 4.2 バイオフィルム構造
 4.3 バイオフィルムの環境ストレス耐性
 4.4 バイオフィルム形成・成熟過程
 4.5 バイオフィルム形成および崩壊に関わる情報伝達システム

5.バイオフィルムの制御・防止とその対策
 5.1 バイオフィルム・細菌細胞の制御・防止技術
 5.2 バイオフィルム・細菌細胞の制御・防止・洗浄技術の問題点と対策

6.今後のバイオフィルム研究とその活用

  □質疑応答□