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紙の総合知識

~バイオマス系材料における紙の重要性と、脱プラ時代におけるその展望~

■紙の構造・性質の基礎■
■紙の加工法と3次元化する紙系材料■
■プラスチック代替としての紙系材料の展望■

◇紙の基礎知識とその応用技術
◇持続可能な社会を実現する為の紙の活用法
◇脱プラ材料として注目される紙の未来
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2020年1月28日(火)  10:30~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  5F 第1講習室
会場地図
講師 京都大学 農学研究科 森林科学専攻 紙材料科学研究室 研究員 農学博士 山内 龍男 氏

講師詳細
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( S&T会員受講料 47,020円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税4,500円
会員:本体42,750円+税4,270円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額の24,750円)
備考※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
得られる知識紙の構造と物性、紙の基本的な製造法、紙の加工・複合技術
対象・紙の製造に関わる方
・紙に関わる研究・開発をしている方
・生産・製造部門で紙を扱っている方
・バイオマス材料の研究・開発に携わっている方
・新たに紙を用いた新規事業を検討されている方

セミナー趣旨

 近年、マイクロプラスチック問題ならびに地球温暖化対策として、脱プラ材料としての紙の重要性が注目されている。また、「持続可能性」というキーワードとともに、来る2020年の東京オリンピック選手村で段ボール製ベッドが採用されたことも記憶に新しい。
 紙は約2000年の歴史ある有機材料であるが、近代的な製紙産業に発展したのは約150年前と、つい最近のことである。製紙産業の近代化により、紙の原料は非木材の植物から木材となり、今日では日本における木材需要の約半分は紙の原料用途となっている。
 しかし一方で、紙材料の基礎知識については世間一般に浸透していなく、また、その物性には未知の部分も多い。本セミナーでは紙の主原料であるパルプを含め、紙系材料の基礎ならびにその現状と、脱ブラ材料としての展望を幅広く説明する。

セミナー講演内容

1.紙とは、その歴史

2.木材からのパルプ製造

 2.1 木材の特徴
 2.2 非木材との比較
 2.3 機械パルプ、化学パルプ、古紙パルプの各製造法

3.パルプとその抄紙
 3.1 抄紙の基本
 3.2 叩解処理
 3.3 添加剤

4.紙構造、その不均一性
 4.1 地合い
 4.2 両面性
 4.3 厚さ

5.表面構造、空隙構造と測定法

6.多孔性

 6.1 通気性
 6.2 サイズ性

7.光学的性質
 7.1 不透明性
 7.2 光散乱係数

8.力学的・強度的性質、常用試験

9.水分の影響

10.紙加工

 10.1 塗工
 10.2 含浸
 10.3 貼り合わせ

11.3次元化する紙系材料
 11.1 段ボール
 11.2 紙袋
 11.3 紙管
 11.4 液体容器
 11.5 紙器

12.プラ代替を目指して
 12.1 伸びる紙
 12.2 透明な紙

13.試験法、参考書

□質疑応答□