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金属材料の水素分析手法、 水素脆化メカニズム、
およびその抑制手法

~ 最新の研究動向から考える水素脆化の基礎 ~

高強度化すればするほど問題化する水素脆性
金属、水素の物理・化学的相互作用の基礎から金属材料中の水素分析方法の特徴・注意点、抑制に向けた指針まで
日時 2019年11月29日(金)  10:30~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  5階 第2講習室
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( S&T会員受講料 47,020円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税4,500円
会員:本体42,750円+税4,270円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円) 
備考資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
得られる知識・金属と水素の物理化学的性質の基礎
・水素分析手法の種類と用い方
・遅れ破壊・水素脆化のメカニズム
・水素脆化を抑制するための考え方、方法
対象初めて水素脆化を学ぶ初学者から、実際に業務でお困りの研究・開発者まで

セミナー講師

上智大学 理工学部 機能創造理工学科 教授 高井 健一 氏
【関連テーマにおけるこれまでの役職など】
2005年~2007年 日本鉄鋼協会「材料中の水素状態分析法標準化の基盤構築フォーラム」主査
2007年~2009年 日本鉄鋼協会「水素脆化研究の基盤構築フォーラム」主査
2009年~2013年 日本鉄鋼協会「水素脆化研究の基盤構築研究会」座長 
2015年~2018年 日本鉄鋼協会「水素脆化の基本要因研究会」座長 など

セミナー趣旨

 水素脆化とは水素と応力により材料が脆くなる現象であり、近年、水素脆化に対する知見が強く求められています。例えば、環境問題を背景に、輸送 機器の軽量化のため材料の高強度化が求められていますが、材料を高強度化するほど水素脆化感受性が高まり、突然の破壊が危惧されます。また、水素をエネルギーとする燃料電池システムは次世代エネルギーの主役として期待されていますが、燃料電池自動車のタンクや水素ステーションでは極めて過酷な水素環境で材料が使用される傾向にあり、安全性と信頼性の確立が急務といえます。
 本セミナーでは、金属と水素の物理化学的相互作用の基礎を平易に解説し、金属材料中の水素分析方法の特徴・注意点、および水素脆化評価方法について説明します。また、各種金属材料の水素脆性に関する過去および最新の研究、国際的な動向を理解し、その抑制手法の指針、そして水素脆化全般の基礎知識習得を目指します。

セミナー講演内容

1.金属と水素の物理化学的性質の基礎事項
 1.1 金属(bcc,fcc,hcp)中の水素の固溶
 1.2 金属表面での水素の吸着、侵入過程
 1.3 金属中の水素拡散
 1.4 金属中の水素トラップサイト

2.水素分析方法の特徴・注意点
 2.1 昇温脱離法
 2.2 水素可視化方法

3.水素脆化メカニズム
 3.1 水素脆性とは
 3.2 水素脆性の特徴
 3.3 内圧説
 3.4 格子脆化説
 3.5 局部変形助長説
 3.6 空孔凝集説

4.金属中の水素存在状態と脆化メカニズム解明へ向けた最近の研究
 4.1 bcc金属(鉄鋼材料等)の水素存在状態と水素脆化
 4.2 fcc金属(ステンレス鋼、アルミニウム等)の水素存在状態と水素脆化

5.水素脆化メカニズムに立脚した水素脆化抑制指針

□ 質疑応答 □