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スマートウィンドウの基礎、動作・調光原理と
構成材料および実用化の課題と展望

~各種の動作原理とそれぞれの特徴、大面積化・応答性・耐久性・低コスト化などの今後~

今後の普及に期待がかかるスマートウィンドウの原理・構成材料・課題と実用拡大の展望を半日速習。
大型化・耐久性向上・低コスト化・フレキシブル化など更なる産業普及に向けた技術進展状況はいかに。

類似技術である、透明ディスプレイについても言及します。

 
日時 2019年11月20日(水)  13:00~16:30
会場 東京・大田区蒲田 大田区産業プラザ(PiO)  6F D会議室
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
44,000円 ( S&T会員受講料 41,800円 ) S&T会員登録について
定価:本体40,000円+税4,000円
会員:本体38,000円+税3,800円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で44,000円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額の22,000円)
備考※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
得られる知識各種スマートウィンドウの動作原理、材料の光学特性の見方、半導体材料の電気化学
対象・スマートウィンドウの市場調査や研究開発に関わる方
・本論に入る前に、必要な予備知識はご説明いたします

セミナー講師

ナノフイルム・ラボラトリ 代表 工学博士 永井 順一 氏
【専門】薄膜工学、電気化学、光学、スマートウインドウ
1977年東京工業大学大学院修士課程修了、工学博士(東京工業大学,1988年)。旭硝子(株)中央研究所に25年間在籍しガラスへのコーティング技術開発に従事。電力ピークカットと視覚的快適性を実現するECスマートウインドウ、有機EL(OLED)などの開発を主導。国際エネルギー機関(IEA)の先進的省エネ窓の国際共同研究プロジェクトに参画しエキスパートとして国際貢献。
その後、東京都立大学(現・首都大学東京)大学院客員研究員、トッキ(株)(現・キヤノントッキ(株))R&Dセンター長などを歴任し、OLED用バリア形成装置、電子ペーパー用有機半導体印刷装置、光配向膜製造装置、レーザーリペア装置等を海外メーカーと共同開発し、製品化。2012年独立、2014年ナノフイルム・ラボラトリを設立し、同代表として現在に至る。
(社)電気化学会・クロモジェニック研究会幹事、(一社)光融合技術協会理事。

 

セミナー趣旨

 スマートウインドウは、外部からの電気、光、熱などの刺激により光学特性 (主に色)の変わる窓の総称で、各種構成、材料のものが研究・開発されて、すでに市販されているものもあります。例えば酸化還元で色調変化を起こすエレクトロクロミック、電場で光学特性を変える液晶や配向性分子を含むもの、熱や光で色の変わるサーモクロミックやフォトクロミック、触媒作用で色の変わるものなどを紹介いたします。
 本セミナーでは、それらの特徴を、調光原理、構成材料の観点からご理解できるように平易に解説し、類似の基本技術に基づく透明ディスプレイへのシナジー効果や、今後の動向や成長性について展望します。

セミナー講演内容

1.予備知識
  1.1 スマートウインドウとは
  1.2 制御対象となる光の領域
  1.3 薄膜の光学的特性
  1.4 電気化学の基礎
 
2.スマートウインドウによる調光
  2.1 動作原理からみた各種スマートウインドウ
  2.2 電気化学的酸化還元で色を変える
    2.2.1 エレクトロクロミック 
    2.2.2 ミラー状金属膜の電析
  2.3 触媒作用で色を変える
    2.3.1 WO3のガソクロミック 
    2.3.2 金属水素化物のミラー調光
  2.4 電場で光学特性を変える
    2.4.1 ポリマー分散型液晶(PDLC、GH-LCD)
    2.4.2 微粒子分散型調光(SPD)
    2.4.3 電気光学的光シャッター(PLZT)
  2.5 光で色を変える(フォトクロミック)
  2.6 熱で色を変える(サーモクロミック)
 
3.スマートウインドウの実用化における課題
  3.1 スマートウインドウの実用性能
  3.2 大面積化、応答性と耐久性
  3.3 低コスト化-フレキシブルかフラットか
 
4.まとめと今後の展望
 スマートウインドウの市場規模と透明ディスプレイへのシナジー効果

 □質疑応答・名刺交換□