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紙の製造技術/構造・物性理解と
エレクトロニクス分野における応用展開

~紙の特性を活かした応用のために、知っておきたい紙の総合知識~

プラスチック代替材料の一つとして注目されている「紙」。
製造技術、各工程が紙の性質に与える影響、紙の構造・物性など、紙の特性を活かした応用のために知っておきたい総合知識を詳しく解説。
さらに新たな用途として研究開発が進む、エレクトロニクス分野における応用例についても解説します。
日時 2019年10月24日(木)  13:00~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  4F 第1特別講習室
会場地図
講師 筑波大学 生命環境系 教授 博士(農学) 江前 敏晴 氏
 環境材料科学研究室において、紙の物性、紙のエレクトロニクスとセンサーへの応用などを研究している。
専門:製紙科学
HP:http://www.enomae.com/
受講料(税込)
各種割引特典
44,000円 ( S&T会員受講料 41,800円 ) S&T会員登録について
定価:本体40,000円+税4,000円
会員:本体38,000円+税3,800円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で44,000円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額22,000円) 
備考※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。

セミナー趣旨

 紙は2000年以上にわたり、筆記・印刷、包装、拭取りなどの有用な材料として使われてきた。製造方法は極めてシンプルでありながら、長い製造工程の中の一つ一つの工程が最後に生み出される紙の性質に重要な影響を与えている。製造工程における処理がどのように行われ、それが最終製品の紙にどのような影響を及ぼすかを解説する。また、紙のユーザビリティを活用し、エレクトロニクスやセンサーの基板として活用した研究を紹介する。

セミナー講演内容

1.製紙産業の現状との産業史
 1.1 紙の起源と製紙技術の伝播
 1.2 日本の紙・板紙の生産量
 1.3 古紙回収率と利用率
 
2.紙の製造工程
 2.1 紙の製造工程の基本的な流れ
 2.2 繊維の離解と叩解の違いと役割
 2.3 パルプ繊維の評価方法:ろ水度、繊維長、比表面積
 2.4 紙料の調成工程:薬品添加とコロイド化学
 2.5 抄紙工程の各セクション:ワイヤー、プレス、乾燥、カレンダー、加工
 
3.紙の物性
 3.1 構造的特性:坪量、厚さ、密度、平滑度、表面形状、地合
 3.2 液体吸収性:接触角、サイズ度、毛管浸透理論
 3.3 力学特性:引張強さ、繊維配向性/異方性
 3.4 光学特性:光の散乱―クベルカ-ムンク式

4.将来の紙:紙のエレクトロニクスとセンサー

5.古来の紙:紙保存学と温故知新テクノロジー


 □質疑応答・名刺交換□