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「水素社会」の本質理解と
水素の液化・貯蔵・輸送技術の最新動向と今後の展望

~水素社会のシナリオや要求される材料・技術を正しく理解~
~液化の切り札とされる磁気冷凍法の原理と優位性・展望~

☆水素社会におけるビジネスの展開に向け、「水素社会」をいま一度正しく理解!
☆水素社会の柱となる、製造・貯蔵・輸送技術の基礎と最新動向・今後の展望!
日時 2019年10月31日(木)  13:00~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  6F 中会議室
会場地図
講師 日本大学 理工学部 物質応用化学科 特任教授 理学博士 西宮 伸幸 氏
専門:水素エネルギー材料科学、無機材料物性化学
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受講料(税込)
各種割引特典
44,000円 ( S&T会員受講料 41,800円 ) S&T会員登録について
定価:本体40,000円+税4,000円
会員:本体38,000円+税3,800円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で44,000円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額22,000円) 
備考※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
対象水素関連のビジネスに参入しているが、オリンピック後の2030年までをどう乗り切ったらよいか、思い悩んでいる技術者の方々。
水素分野へ未参入だが、自社技術と水素のアンドをとった先に新分野が開けるのではないか、と可能性を探っている方々。とくに中国やASEANで新ビジネスを展開する意欲のある方々。

セミナー趣旨

 2018年10月の世界初の水素閣僚会議において、カギ括弧つきの「水素社会」が東京宣言に盛り込まれた。キチンと再定義した上で再生可能エネルギーとリンクさせ、グローバル水素を取り込んで、「水素基本戦略」に示された基本シナリオを実現させねばならない。
 水素社会の基本構成要素は、製造、貯蔵・輸送および利用の3つであり、個別の詳細なシナリオに基づいた技術開発が求められる。貯蔵・輸送に関しては、水素そのもののほかに、水素吸蔵合金やメチルシクロヘキサン(MCH)などの水素含有化合物を利用する態様が広く研究されてきた。液化水素、アンモニアおよびMCHのそれぞれの特質を生かした調和が必要である一方、それぞれの技術の革新もまた必要とされている。
 液化水素においては、演者が昨秋よりプロジェクトを開始した磁気冷凍法が液化効率向上の切り札となる。現行技術と比較しつつ開発の現状を革新の例として示し、最後に今後の展望を述べる。

セミナー講演内容

1.水素社会の再定義
 1.1 「水素基本戦略」が描く「水素社会」
 1.2 水素社会のシナリオ
 1.3 再生可能エネルギーと水素社会
 1.4 グローバル水素を活用する水素社会
 1.5 再定義された水素社会に必要な材料と技術

2.水素の貯蔵・輸送技術
 2.1 定置用貯蔵と輸送用貯蔵
 2.2 水素の固形化と液化
 2.3 水素キャリアとしてのメチルシクロヘキサンとアンモニア
 2.4 国内外の開発動向
 2.5 キャリア間の比較とIEAレポート

3.液化水素
 3.1 エネルギーキャリアとしての可能性
 3.2 液化効率およびボイルオフの問題
 3.3 現行の気体冷凍法液化の原理
 3.4 「水素・燃料電池戦略ロードマップ」の目標値
 3.5 磁気冷凍法液化の原理
 3.6 JST未来社会創造事業における革新的水素液化システム
 3.7 磁性材料およびオルソパラ変換材料の開発動向
 3.8 磁気冷凍システムの今後の展望

4.まとめ

 
□質疑応答・名刺交換□