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<高分子光学材料の設計・開発のための>
偏光・複屈折の基礎と制御方法

■屈折率、複屈折、偏光の基礎■
■光学位相差(複屈折)の発現機構と計測方法■
■高分子材料における複屈折の種類とその制御■

フィルム、レンズ等 これから光学材料を設計・開発する方、更なる高性能、高精密な光学特性を付与したい方は是非

屈折率、複屈折、偏光の基礎、光の振る舞いをどこまでコントロールできるのか、その限界は
日時 2019年9月30日(月)  13:00~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  4F 第2特別講習室
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
43,200円 ( S&T会員受講料 41,040円 ) S&T会員登録について
定価:本体40,000円+税3,200円
会員:本体38,000円+税3,040円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で43,200円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額21,600円) 
備考※資料付
得られる知識・屈折率,複屈折,偏光の基礎
・光学位相差(複屈折)の発現機構と計測方法
・高分子材料における複屈折の種類
・側鎖導入,添加剤,構造制御,成形方法に基づく複屈折の制御
キーワード:光学ポリマー,屈折率,複屈折,波長依存性,応力光学則,配向複屈折,ガラス複屈折,形態複屈折,側鎖置換,添加剤,ブレンド,3次元複屈折,フィルム成形

セミナー講師

名古屋工業大学 大学院工学研究科 生命・応用化学専攻(しくみ領域) 助教 博士(理学) 信川 省吾 氏
【講師紹介】

セミナー趣旨

 近年、液晶ディスプレイなどの光学材料には柔軟で丈夫な高分子材料の利用が進められており、その光学特性の高性能化や精密化が課題となっている。本セミナーでは、高分子材料の偏光や複屈折に関する基礎について解説し,光学特性制御の最近の事例を紹介する。

セミナー講演内容

1.複屈折と偏光
 1.1 屈折率と複屈折
  ・スネルの法則
  ・屈折率の理論
  ・屈折率の波長依存性
  ・屈折率の予測(結合分極率,分子構造,理論計算)
  ・複屈折と分極率異方性
  ・結合分極率を用いた複屈折の計算
 1.2 偏光と複屈折
 1.3 偏光子と波長板の違い
 1.4 複屈折の測定手法
  ・平行ニコル法
  ・セナルモン法
  ・分光法(位相差と干渉色)
  ・アッベ屈折率計
  ・偏光顕微鏡
 1.5 複屈折の波長依存性
  ・正分散性と逆分散性
 1.6 複屈折と視野角
  ・面内複屈折と面外複屈折
  ・視野角と面外複屈折の関係

2.高分子材料の複屈折制御
 2.1 高分子の複屈折の分類
  ・複屈折の分類
 2.2 分子配向と複屈折
  ・応力光学則
  ・固有複屈折と配向度
  ・成形方法と複屈折
 2.3 複屈折の逆波長分散性発現の基礎
 2.4 高分子ブレンド・共重合体の複屈折
 2.5 側鎖修飾多糖の複屈折
  ・化学修飾セルロースの複屈折
  ・波長依存性の制御
 2.6 ネマチック相互作用を利用した複屈折制御
  ・低分子化合物による複屈折制御
  ・外部刺激による複屈折制御
 2.7 形態複屈折を利用した逆波長分散性材料の設計
  ・表面ナノ構造,ミクロ相分離構造,ナノフィラー
  ・逆波長分散型位相差フィルム
 2.8 低分子を利用したTACフィルムの視野角制御
  ・低分子を用いた3次元屈折率制御

3.ガラス状高分子の光弾性複屈折
 3.1 光弾性複屈折について
 3.2 光弾性係数制御の基礎
 3.3 高分子ブレンド・共重合・添加剤による制御の限界
 3.4 ポリカーボネートの逆可塑化現象と光弾性係数の関係
 3.5 配向フィルムにおける光弾性係数の異方性

 □質疑応答□