セミナー

品質工学(ロバスト設計)による開発実務効率化

ロバスト設計(パラメータ設計)を中心に"使える"品質工学の知識・ノウハウを学ぶ

ロバストな技術開発や製品設計を実現するために知っておきたい基礎知識を教えます
ロバスト設計を中心に品質工学の基本概念、方法論、実務への適用方法を解説
日時 2019年8月7日(水)  10:30~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  5階 第3講習室
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
備考資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
得られる知識・品質工学(特にロバスト設計)による開発効率化の意味
・品質工学の基礎知識の習得(機能性評価やSN比の意味、直交表の使い方、用語の理解など)
・ロバスト設計の基本的な進め方
・各分野での事例
対象・企業などにおいて技術開発や製品開発に携わる技術者(機械、電気、材料など)及びマネージャ
・開発・設計段階の業務効率化を検討しているスタッフ

セミナー講師

庄司技術士事務所 代表 庄司 尚史 氏
【略歴】
1981年~2015年:精密機械メーカー、事務機メーカー勤務
 ・複写機・プリンターの要素技術開発、商品開発、システム設計
 ・開発プロセス改革、品質工学の普及・指導活動
2015年8月~現在:庄司技術士事務所(代表)
 ・産学連携支援、特許出願支援
 ・中小企業の技術支援(製品開発その他)
 ・各種セミナー講師(品質工学、構想設計)
 ・神奈川県よろず支援拠点コーディネータ

セミナー趣旨

 製品開発中に品質上のトラブルが発生したり、量産後に市場問題が起こると、その対策に多くの時間やコストが費やされ、企業の業績にも影響します。
 個別の防止策は部分的なものになり、未知の問題には対応しきれません。技術やシステムが新しくなると次々に新たな問題が発生し、対策のための作業量が増大していきます。
 個々の問題対策の前に、開発・設計段階で製品というシステムをトラブルが起こりにくい頑健な(ロバストな)体質にすることが重要です。品質工学を導入し、ロバスト設計(パラメータ設計)を実践することによりこれを実現し、問題対策の作業量を削減することができます。長期的には、魅力ある製品を低価格でタイムリーに市場に提供できる企業体質に変革させることにつながります。
 本講座では学問体系としての品質工学ではなく、開発実務で役立つ品質工学を習得していただくことを目的にしています。そのため、ロバスト設計を中心に、その基本概念、方法論、実務への適用方法を解説します。

セミナー講演内容

1.はじめに
 1.1 本講座の狙い
 1.2 品質工学とは

2.製品の不具合とその対策
 2.1 一般的な方法
 2.2 代表的な未然防止方法(FTAとFMEA)
 2.3 品質工学の考え方

3.システム(技術、製品)とそれに関わる様々な因子
 3.1 システムの機能
  ・目的機能と基本機能
 3.2 システムを構成する因子
  ・制御因子
 3.3 システムの外部の因子
  ・信号因子
  ・誤差因子
4.ロバスト設計(パラメータ設計)とは
 4.1 不具合はなぜ起こるか
  ・機能の乱れ
  ・その他の現象
 4.2 誤差因子の種類
  ・外乱(外部環境、ユーザー使用条件など)
  ・内乱(部品劣化など)
  ・部品のばらつき(製造起因)
 4.3 誤差因子の影響の最小化

5.ロバスト性の評価
 5.1 原則:ロバスト性を測る尺度としてのSN比
 5.2 静特性
  ・望目特性、ゼロ望目特性、望小特性、望大特性
 5.3 動特性
  ・ゼロ点比例式、標準SN比
 
6.機能性評価
 6.1 目的
 6.2 実施方法

7.実験の割り付けと直交表
 7.1 実験の割り付け
 7.2 直交表とは
 7.3 直交表の使い方
 7.4 主効果と交互作用
 7.5 割り付け時の注意
 7.6 直交表実験の解析

8.ロバスト設計の手順
 8.1 対象システムの明確化
 8.2 評価特性の設定
 8.3 誤差因子の設定
 8.4 制御因子の選定と実験の割り付け
 8.5 実験の実施とデータ解析
 8.6 最適条件と比較条件の選定
 8.7 推定と確認実験
 8.8 結果の考察と結論
 8.9 補足事項

9.事例紹介

10.おわりに

□ 質疑応答 □