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DLC(ダイヤモンドライクカーボン)被覆
およびその複合処理による金属材料の耐久性向上

~優れた特性を有するDLC層の前処理による性能改善を含めて~

​★ 自動車・機械・電子部品など金属材料にダイヤモンドライクカーボンを表面皮膜形成へ!
★ DLC層を金属表面へ被覆し、摩擦係数の低減や耐摩耗性を改善するには?
★ 長期耐久性・疲労強度、フレッティング疲労強度を改善する!
日時 2019年7月31日(水)  13:00~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  5F 第1講習室
会場地図
講師 京都工芸繊維大学 機械工学系 教授 森田 辰郎 氏
【略歴】

1987年 慶應義塾大学理工学部機械工学科卒業
1989年 慶應義塾大学大学院理工学研究科前期博士課程機械工学専攻修了・同後期博士課程入学
1991年 京都工芸繊維大学 助手
1994年 慶應義塾大学 博士(工学)
1998年 米国ノースウエスタン大学 客員研究員(文部省在外研究員)
2000年 京都工芸繊維大学 准教授
2004年 京都教育大学 非常勤講師(兼務)
2017年 京都工芸繊維大学 教授
2018年 タイ王国キングモンクット工科大学 客員教授
【その他】
・日本材料学会理事(20018~2019年)
・京都府中小企業技術センター研究事業推進委員および同特別技術指導員(2019~2020年)
・チャータードエンジニア(英国技術士)
・英国機械学会(IMechE)フェロー(2018年)
・日本チタン協会技術賞(2011年)
・日本材料学会学術奨励賞(2000年)など
【講師WebSite】
http://www.cis.kit.ac.jp/~morita/jp/index.html
受講料(税込)
各種割引特典
43,200円 ( S&T会員受講料 41,040円 ) S&T会員登録について
定価:本体40,000円+税3,200円
会員:本体38,000円+税3,040円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で43,200円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額21,600円) 
備考※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。

セミナー趣旨

 ダイヤモンド・ライク・カーボン(DLC)は、ダイヤモンドやグラファイト(黒鉛)と異なり、特定の結晶構造を持たない硬質炭素系アモルファス(非晶質)です。現在の技術を用いれば、DLC層を比較的容易に金属表面へ被覆可能であり、それにより摩擦係数の飛躍的な低減や耐摩耗性の大幅な改善が達成できます。同時に、長期耐久性という観点で重要な疲労強度、特にフレッティング疲労強度の改善も達成されます。
 しかし、DLC層は非常に薄いため、その機能性や耐久性はDLC層そのものの特性だけでなく、母材部の性質に大きな影響を受けます。この講習会では、DLC層の被覆技術やその特性について平易に説明した後、複合処理の効果について平易に説明します。

セミナー講演内容

<得られる知識・技術>
・DLC被覆技術およびDLC層の各種特性に関する基礎知識
・金属材料の摩擦摩耗特性、フレッティング疲労を含む疲労特性の基礎知識
・DLC被覆およびその複合処理の効果

<プログラム>
1.DLC被覆技術およびDLC層の基本特性
 1.1 DLC被覆技術

  1.1.1 プラズマCVD
  1.1.2 イオン化蒸着法
  1.1.3 スパッタリング法
 1.2 DLC層の基本特性
  1.2.1 DLCの構造
  1.2.2 水素量と結合の関係
  1.2.3 DLCの物性
 1.3 DLC被覆の用途例

2.DLC被覆と関連する各種力学的特性
 2.1 摩擦摩耗特性

  2.1.1 摩擦係数の支配要因
  2.1.2 耐摩耗性に対する影響因子
 2.2 疲労強度
  2.2.1 金属疲労の基礎
  2.2.2 表面処理と疲労強度の関係
 2.3 フレッテイング疲労強度
  2.3.1 フレッテイング疲労の基礎
  2.3.2 表面処理とフレッティング疲労強度の関係

3.DLC被覆およびその複合処理の効果
 3.1 DLC被覆の効果

  3.1.1 積層DLC
  3.1.2 Me-DLC 
 3.2 DLC被覆を最終処理とする複合処理の効果
  3.2.1 摩擦・摩耗耗性
  3.2.2 疲労強度、
  3.2.3 フレッティング疲労強度

  □質疑応答・名刺交換□