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徹底解説! 工場・生産ライン・設備の自動化講座
~計画と構築、量産開始プロセスまで~

~来たる自動化の流れに、実務レベルで対応する!~

★ インダストリー4.0に対応した自動化システム、工程計画、投資計画、量産準備まで!
★ さあはじめよう。 生産性を上げるために必要な設備改善・作業改善・レイアウト改善へ。
日時 2019年7月22日(月)  10:30~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  5F 第1講習室
会場地図
講師 TSF自動化研究所 代表 村山 省己 氏
【東海大学 工学部 機械工学科 非常勤教員】
【元・(株)日立製作所、元・日立オートモティブシステムズ(株)】


【略歴】
(株)日立製作所 工機部長、日立オートモティブシステムズ(株) 投資計画部長を歴任。NC工作機械・自動車部品生産設備の設計開発に従事し、数々の設備設計に携わる。国家技能検定試験「機械・プラント製図」検定委員に長年携わり首席検定委員を経験。国内・海外向け自動化ライン等、投資の最適化について幅広い生産技術の知見を有する。日立総合技術研修所講師並びに各社中堅技術者教育セミナーの講師として活躍中。2016年~2019年東海大学教授。2019年TSF自動化研究所を創設し自動化の支援~現在に至る。
【専門分野・研究分野】
設計工学、機械工学、ロボット工学、自動化システム、生産技術、投資計画
【活動】
・国立研究法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)委託事業
 「戦略的イノベーション創造プログラム」(SIP)第2期 推進委員会委員
・株式会社NCネットワーク スマートファクトリー事業部 顧問
・鈴幸商事株式会社 FA事業部 顧問
【講師関連WebSite】
東海大学工学部機械工学科オフィシャルサイト(東海大学)
http://www.mech.u-tokai.ac.jp/laboratory/015.html
[グローバル自動化ラインの基礎知識](日刊工業新聞社)
http://pub.nikkan.co.jp/books/detail/00003237
[NCプログラムの基礎知識~マシニングセンタ編 上巻/下巻](日刊工業新聞社)
https://www.kibanken.jp/edu/soft/cart/products/detail.php?product_id=2324
[未来を考える:変わるモノづくりの現場 第4次産業革命を担う人材を](東海大学新聞)
http://www.tokainewspress.com/view.php?d=1520
[危機に直面する技術大国 復活のカギを握る](東海大学新聞)
http://www.tokainewspress.com/view.php?d=1678
[“Tabletop Size of the Factory”の研究](日本機械学会講演会)
https://ci.nii.ac.jp/naid/130006282251
[はじめてのロボット活用 : ロボット導入の正しい考え方とポイント] (日刊工業新聞社)
https://ci.nii.ac.jp/naid/40021752290
受講料(税込)
各種割引特典
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額24,300円)
備考※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。

セミナー趣旨

 自社の工場の生産性を上げていくためには、生産設備の自動化は不可欠です。労働者不足、生産変動、品質安定化、コスト低減などの様々な課題に対応した次世代工場への変革を着実に進めていかなければなりません。工場における生産設備や生産ラインの自動化は、工場レイアウトや設備・作業方法を一から見直し、徹底したスリム化を図ることがまず第一歩です。同時に、自社工場の自動化レベルを認識し、中長期的な計画を立て自動化を実行していくための技術力やリーダーシップを身に付けることが重要です。
 本講座では、工場の改善方法から自動化のあるべき姿、自動化の定義や考え方についてまた、工場の自動化を進める上で必要なプロセスについても具体的な自動化の事例をもとにわかりやすく丁寧に説明します。

セミナー講演内容

<講師より。講座内容の詳細解説文>
 我が国の製造分野における課題の一つに、労働者一人あたりの生産性が欧米諸国をはじめとした先進国と比較して極めて低いことがあげられます。要因の一つに、産業用ロボットやIoTを活用し革新的に生産性を上げていくための取り組みが遅れていると考えられています。
 生産現場における高齢化や人手不足もさることながら、単純繰り返し作業や重筋作業などにロボットを活用した自動化や小人化が遅々として進んでおらず労働者不足対策や労働環境の改善が進んでいません。中小製造業をはじめとした多くの企業において労働者人口の大幅な減少が予測されているにもかかわらず、根本的な対策ができていないのが現状です。
 一方で、消費者のユーザーニーズの多様化に伴い、生産現場においても生産品種と生産数量の変動は著しく、これら要求ニーズに対応するため変種変量生産方式への対応がますます重要になってきています。
工場のロボット化とフレキシブル化への迅速な対応は、これからの生産現場に不可欠となってきています。
 近年のセンシング技術やモニタリング技術の進展により、設備の自動化や自動化ラインを構築するために必要な生産・品質・保守のそれぞれの管理をはじめ技術課題を解決する手段やツールが充実してきています。
生産ラインの自動化に対応した技術課題は企業によってまちまちですが、正しい知識を学び新たな技術を活用することで生産ラインの自動化レベルを短期間で数段上げていくことが可能になってきました。
 本講座では、生産ラインの自動化を進めていくためのステップや方法について実例を交えて学習します。
インダストリー4.0(第四次産業革命)にどう向き合っていくか、IoTを活用して他社との差別化をどう図っていくか、ラインの自動化を進めるに必要な自動化技術、先進技術の活用方法について学びます。
 工場の生産性向上に日々、尽力されておられる製造や生産技術の方々、自動化を検討しておられる技術者の方々、工程設計・設備設計の方々、工作機械メーカーをはじめ工場の自動化の業務に携わっておられる方々、センシング技術・モニタリング技術の開発に携わっておられる方々まで幅広い参加をお勧めします。

<得られる知識・技術>
 1)生産性を上げるために必要な設備改善・作業改善・レイアウト改善の考え方を習得できる
 2)生産ラインの自動化レベル6段階の定義と自動化の考え方について実例から習得できる
 3)工場の自動化に必要な品質管理の手法や機械の信頼性を上げる方法について習得できる
 4)センシング技術やモニタリング技術とIoTの活用について最先端技術を習得できる
 5)設備投資の適正化をはじめ設備投資の判定基準、効果刈り取りについて習得できる

<プログラム>
1.生産方式の基本と工場の改善が最重要課題!
 1.1 2本の柱・・・ムダの排除で原価低減をどうやるか?
 1.2 ジャストインタイム・・・仕掛りの徹底排除はどうやるか?
 1.3 自働化・・・設備に知恵を付けるには?
 1.4 作業標準と作業改善・・・可動率向上はどうやるか?
 1.5 段取り改善・・・内段取り時間を短縮するには?
 1.6 設備改善・・・着々化とは?
 1.7 レイアウト改善・・・小人化はどうやるか?
 1.8 ムダの気づきと現場改善・・・改善の切り口は?

2.生産性向上の課題とあるべき姿!
 2.1 生産性の課題
    ・・・日本の労働生産性低下の原因は何か?
 2.2 グローバル化の現状
    ・・・グローバル地域・人材にどう対峙していくか?
 2.3 生産ラインの構築に向けて
    ・・・工程FMEAからライン構築まで何が必要か?
 2.4 グローバルに対応する生産ラインのあるべき姿
    ・・・生産ラインに不可欠なものは?
 2.5 これからの自動化ライン構築に必要な要件
    ・・・品質最優先で儲かるラインとは?

3.生産ラインの自動化レベルの定義を理解すること!
 3.1 自動化レベルの定義
    ・・・自動運転に対応した生産ラインの自動化レベルとは?
 3.2 自動化ライン構築のポイント
    ・・・安定した品質で生産するための仕掛けとは?
 3.3 加工工程の自動化レベル
    ・・・加工の自動化レベルの定義と解説
 3.4 組立工程の自動化レベル
    ・・・組立の自動化レベルの定義と解説

4.自動化ライン構築の考え方と必要な技術!
 4.1 グローバル標準ラインと自己完結型設備
    ・・・自工程完結型の品質保証とは?
 4.2 グローバル・ワンデザインについて
    ・・・なぜ基本設計の統一化が必要か?
 4.3 グローバル標準設備とシリーズ化
    ・・・何を標準化しシリーズ化するか?
 4.4 IoTを活用したリモートモニタリング
    ・・・IoTで何が課題解決できるか?
 4.5 自動化ラインに必要な生産技術力
    ・・・今、必要な生産技術力は?

5.インダストリー4.0に対応した自動化システムはこれだ!
 5.1 何のためのインダストリー4.0か?
    ・・・高度機械化社会が始まった?
 5.2 IoTシステム体系と生産ラインの設計
    ・・・何を見える化?
 5.3 生産ラインにおけるIoT活用事例
    ・・・全数検査・予知保全・傾向管理とは?
 5.4 IoTを活用した先進的モノづくり
    ・・・新旧設備のネットワーク化はどうやるか?

6.工程計画(品質機能展開~工程計画DR)の重要ポイント!
 6.1 品質管理項目」と「管理値」
    ・・・品質保証と計測手段は?
 6.2 「管理工程図」で人と機械の作業区分
    ・・・検査は誰が?何が行うか?
 6.3 「工程設計DR」で生産性を評価
    ・・・生産性の計算はどうやるか?

7.投資計画(設備仕様書~投資計画の認可)の重要ポイント!
 7.1 「自動化レベル」と「IoTシステム化」
    ・・・自動化レベル5のポイントは?
 7.2 「投資計画」の準備と提案
    ・・・設備投資で重要なポイントは?
 7.3 「投資計画」の評価と認可
    ・・・審査のポイントと刈り取りの仕掛けは?

8.量産準備(設備設計DR~投資効果の検証)の重要ポイント!
 8.1 「設備発注」と「設備設計DR」
    ・・・設備設計チェックシートとは?
 8.2 「設備検収」及び「安全立ち合い検査」
    ・・・工程能力指数の評価とは?
 8.3 「量産開始」と「投資効果」の検証
    ・・・フリーキャッシュフローとは?

  □質疑応答・名刺交換□​