セミナー 印刷

UV硬化型インキの基礎的な組成設計、
硬化収縮など硬化阻害対策と基材密着性の制御

~UV硬化反応、光重合反応の基礎知識~
~UV硬化型ジェットインクの設計と密着性~
~硬化膜物性評価の方法~

印刷、インクジェットインク、コーティング、3Dプリンター、接着剤、歯科材料・・・・

重合阻害、硬化膜構造、ジェットインク、基材密着性、硬化収縮、その場測定、、、

モノマー・開始剤の選択、重合反応速度論に関する基礎的な取り扱い、高効率な反応系の設計方法

UVインク・インキへの要求特性を満足させるために
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2019年4月24日(水)  13:00~16:30
会場 東京・港区芝公園 機械振興会館  B3-1
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
43,200円 ( S&T会員受講料 41,040円 ) S&T会員登録について
定価:本体40,000円+税3,200円
会員:本体38,000円+税3,040円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で43,200円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額21,600円) 
備考資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
得られる知識・UV硬化反応の基礎 光重合反応(ラジカル重合およびカチオン重合)の基礎知識
・光重合開始剤、光重合速度の測定方法、高効率な反応系の設計方法
・UV硬化型ジェットインクの設計
・UVインキの基材接着性
・UV硬化時の体積変化のその場測定
・硬化膜物性評価の方法

セミナー講師

千葉大学 グランドフェロー 工学博士 小関 健一 氏
【講師紹介】

セミナー趣旨

 UV硬化型のインキやジェットインク材料は、光ラジカル重合やカチオン重合反応を利用しており、印刷、コーティング、3Dプリンター、接着剤や歯科材料など様々な分野で利用されている。この光重合反応を用いることで、環境負荷の少ないシステムを構築することができる。
 本講座では、まずUVインキの組成や重合反応の特徴、速度論等に関する基本的事項について、平易に解説する。材料に要求される物性を満足させるためには、モノマーや開始剤などの選択が重要である。開始剤やモノマー材料に関する基礎的な知識、さらにラジカル重合反応においては避けて通れない酸素による重合阻害に関して、わかりやすく紹介する。
 また、UVインキを使用するにあたって問題となることの多い密着性について、インクジェットインクの組成と基材密着性との関係から、硬化時の収縮挙動など密着性に影響を与える要因についても具体的に紹介する。

セミナー講演内容

1.UVインキとは
 1.1 基本組成
  a) ラジカル重合型インキ
  b) 一般油性インキ
 1.2 UVインキの利点と課題
  a) モノマーの影響
  b) 顔料の影響

2.UV硬化反応の基礎
 2.1 UV硬化反応と光源について
  a) 色材による内部フィルター効果
  b) 光源と開始剤との関係について
 2.2 光ラジカル重合反応
  a) 素反応
  b) 素反応から反応速度式の誘導
  c) 実際の重合反応系は速度式に従うのか
  d) 重合反応速度の測定方法
  e) 酸素による重合阻害反応
   ・なぜラジカル重合反応は酸素による阻害を受けるのか
   ・重合阻害反応を回避する方法はあるのか
   ・酸素の有効利用について

3.光重合開始剤とモノマーについて
 3.1 ラジカル重合用開始剤とモノマー
 3.2 電子移動反応による増感反応
 3.3 生成ラジカルの構造と反応性について
 3.4 ラジカルの大きさと反応系のガラス転移温度の関係
 3.5 カチオン重合用開始剤とモノマー

4.開始剤の違いがもたらす硬化膜構造(力学物性)
 4.1 硬化膜の物性の評価方法

5.基材密着性を決定する要因について
 5.1 界面化学的要因
 5.2 硬化収縮
 5.3 光硬化に伴う収縮挙動のその場測定方法について
  a) その場測定の方法
  b) 実例
  c) 重合反応と収縮挙動との相関
  d) 低収縮性モノマー
 5.4 アンカリング効果

6.UVインクにおける密着性制御の例
 6.1 ラジカル重合型ジェットインク
  a) 組成と基材密着性との関係
  b) 界面化学的側面からの検討
  c) アンカリング効果からの検討
 6.2 カチオン重合型ジェットインク
  a) 組成と基材密着性との関係
  b) 硬化収縮挙動からの検討

  □質疑応答□