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失敗・成功事例を製品設計に活かす!
『適切に樹脂材料を選択するための基礎知識』

~ 材料変更を軽んじた失敗例、コストダウン成功例、機能性樹脂でのトラブル事例 ~
【当日は成形品サンプルも多く展示いたします。見て、触って、理解がさらに深まります。】

★ 製品設計に活かすための「樹脂材料」の知識を徹底解説!
★ 「樹脂の基礎」「材料選定」「成形・製品設計」を理解する!
★ コストダウンの成功事例。最近のプラスチック製品事例もわかる。
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2019年4月16日(火)  10:30~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  5F 第1講習室
会場地図
講師 伊藤英樹技術士事務所 所長、技術士(応用理学部門) 伊藤 英樹 氏 【元・アルプス電気(株)】
【経歴・活動】
1986年 アルプス電気(株)入社。23年間、新製品の企画・開発・設計・海外量産に従事。主にパソコンやスマートフォン等の通信機器および車関連分野において、人が機械へ意思入力をするインタフェース製品を担当。1996年 技術士登録(文部科学省)。
2009年 伊藤英樹技術士事務所 設立。
主にプラスチック新製品の開発・設計に関する技術コンサルティングおよび技術者育成の事業を行う。
技術顧問、書籍・連載の執筆、国内外セミナー講師、大学非常勤講師、企業内研修講師、主要な国際プラスチック博覧会(ドイツK、北米NPE等)調査渡航など多数。
書籍「新人製品設計者と学ぶ プラスチック金型の基礎」(初版8刷)、「新人製品設計者と学ぶ プラスチック製品設計の基礎」 日刊工業新聞社
会員:プラスチック成形加工学会、型技術協会、日本品質管理学会、品質工学会、日本技術士会
受講料(税込)
各種割引特典
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額24,300円)
備考※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。

セミナー趣旨

 「プラスチック」はあらゆる生活場面に浸透して使われており、現代の我々にとって切っても切り離せません。プラスチック製品には「小型」・「薄型」・「軽量」・「省電力」・「低コスト」・「高度な機能・性能」「地球環境」などが求められており、これらのキーワードを実現するような製品および技術開発が必要です。
 製品設計者はこれら市場要求に応えるため、製品要件を整理し製品設計に当らねばなりません。プラスチック製品の設計に当たっては、3本柱となる「樹脂材料」、「金型」、「成形加工」の理解が欠かせません。中でも樹脂材料は、製品の機能・性能を左右し、生産に不可欠な設備である「金型」の設計仕様にも大きく影響を及ぼします。もちろんコストにも関係します。樹脂材料は製品設計が決める重要な設計仕様なのです。
 本講座では、製品設計に活かすための「樹脂材料」の知識を中心に解説いたします。また、製品設計として長年取り組んできました講師自身の事例(失敗、成功、対策など)をお伝えします。皆さまが関わる設計現場におきまして「前車の轍」あるいは「転ばぬ先の杖」として、いささかなりとも参考になればと思います。
 また、「プラスチック製品」は製品設計だけではなく、資材調達、購買、成形加工、製造、品質保証・品質管理、研究・開発、販売・営業などの全工程があって成り立つものです。本講座がプラスチックモノづくりに関わる多くの方の役に立つ講座となれば幸いです。
 当日はプラスチック成形品サンプル、成形不良サンプルを展示いたします。図や写真だけではわかりにくいものも、実際に手に取り、見て、触れていただくことで、より理解が深まるものと思います。

セミナー講演内容

<得られる知識・技術>
製品設計に活かすための
1.樹脂材料の知識
2.金型の知識
3.成形加工の知識
4.成形不良の知識

<プログラム>
1.プラスチック製品の企画、設計から量産までの全工程を概観する

2.樹脂材料の知識
 2.1 樹脂の特性

  2.1.1 熱可塑性/熱硬化性(熱に対する反応の違い)
  2.1.2 結晶性/非結晶性(成形収縮率)
  2.1.3 性能向上のための特性改質(ポリマーアロイ/繊維強化/添加剤)
  2.1.4 温度と体積(PVT特性)
  2.1.5 流動性(粘性)
 2.2 樹脂の物性
  2.2.1 各物性項目
     (1)物理的特性
     (2)機械的特性
     (3)熱的特性
     (4)電気的特性
     (5)化学的特性
     (6)成形加工特性
  2.2.2 物性表の見方
  2.2.3 樹脂材料の選択
 2.3 樹脂種類と製品用途
   (汎用性/エンプラ、熱硬化性、熱可塑性エラストマー、生分解性プラ、その他)

3.金型の知識
 3.1 射出成形金型の機能

  3.1.1 流す(スプルー/ランナー/ゲート)
  3.1.2 形を作る(アンダーカット形状と代表的な金型処理方案)
  3.1.3 固める(冷却)
  3.1.4 取り出す(離型)
  3.1.5 エアー排出
 3.2 射出成形金型の構造(2プレート、3プレート、ホットランナー、金型分解写真)

4.成形加工の知識
 4.1 射出成形機(射出装置および型締装置)

   樹脂と投影面積との関係、適正な型締力、成形機の周辺機器
 4.2 成形サイクル(サイクル時間を短くするための製品設計者にしかできないこと)

5.樹脂材料の諸事例
 5.1 コストダウンのための樹脂変更が引き起こした製品トラブルの連鎖

   (些細な樹脂変更が樹脂性能劣化となる事故事例)
 5.2 添加剤配合の機能性樹脂が引き起こした製品トラブル
   (加工後の成形品で添加剤の効能が発現しない事故事例)
 5.3 製品設計の見直しによるコストダウンの成功事例
   (設計構造をシンプルにし、樹脂材料の統一によりコストダウン)
 5.4 捨材ランナーをリサイクル(材料再生)する評価方法の事例
   (リサイクルにおける設計評価の留意点、生産現場の管理ポイント)

6.プラスチック技術最新動向
  プラスチック成形品サンプル(K2016、IPF2017等)を手にとってご覧いただけます。
  興味深い金型および成形加工方式を動画により紹介します。


  □質疑応答・名刺交換□