セミナー

徹底理解!濾過(ろ過)操作ノウハウのすべて。

~試験・評価のポイント、濾材・濾過機の選定、スケールアップ、操作・最適設計まで~

★ 濾過装置のスケールアップとトラブルシューティングも徹底解説!
★ 温故知新。されど現在も技術イノベーションが積み重ねられ、利用分野が拡大される濾過(ろ過)技術! 
★ 環境・食品・バイオ・医薬への応用、濾過性スラリーへの適用、最近の濾過機の説明など、最新動向も解説。
★ 具体的な方法や評価ポイント、濾過機の選定方法を重点的に解説します。
日時 2019年4月19日(金)  10:30~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  6F 中会議室
会場地図
講師 名古屋大学 大学院工学研究科 化学システム工学専攻 教授 入谷 英司 氏
【専門】

固液分離、濾過、膜分離、圧搾、沈降・遠心分離、水処理、バイオダウンストリーム
【活動】
平成11年より現職
現在、世界濾過工学会日本会会長、化学工学会固液分離分科会代表、食品膜・分離技術研究会副会長
これまでに、化学工学会理事、分離プロセス部会部会長などを歴任
著書「絵とき 濾過技術 基礎のきそ」、「食品工学ハンドブック」、「ゲルテクノロジーハンドブック」、「粉体工学ハンドブック」など
【研究室WebSite】
http:// www.nuce.nagoya-u.ac.jp/L5/
受講料(税込)
各種割引特典
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額24,300円)
備考※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。

セミナー趣旨

 濾過操作は最も古くから利用されてきた分離操作の一つであるが、現在も技術イノベーションが積み重ねられ、利用分野の拡大と分離対象粒子の多様化、微細化が加速化する傾向にある。
 セミナーでは、濾過の基礎をわかりやすく解説した後、濾過試験法、実験データ解析、濾過機、脱水機、濾過助剤、凝集剤、濾材などの選定、高効率の濾過操作法の実践的なノウハウを紹介する。さらに、濾過技術の適用分野や最新動向についても概説する。
 特に、濾過試験の具体的な方法や評価のポイント、濾過機の選定方法については重点的に解説する。

セミナー講演内容

<得られる知識・技術>
1.濾過技術を必要とする入門者が基礎からわかりやすく理解できる。
2.濾過試験法、データ解析、濾過性能の評価法の基礎から応用まで学べる。
3.様々な濾過機、濾材、濾過助剤の特徴と選定法の要点が習得できる。
4.効率的な濾過を行うための濾過操作・設計のノウハウが学習できる。
5.現在と将来の濾過技術の動向について知ることができる。

<プログラム>
1.各種濾過方式のメカニズムとその応用
 1.1 ケーク濾過と清澄濾過
 1.2 ケークレス濾過(クロスフロー濾過とダイナミック濾過)
 1.3 膜濾過(精密濾過と限外濾過)
 1.4 電場、超音波、磁場を利用した濾過
 1.5 圧搾脱水

2.濾過試験と評価のポイント
 2.1 ケーク濾過の実験データの評価法
  2.1.1 定圧濾過データの評価法
  2.1.2 定速濾過データの評価法
  2.1.3 変圧変速濾過データの評価法
 2.2 ケークの構造と圧縮性の評価法
  2.2.1 ケーク内の圧縮圧力の分布
  2.2.2 平均濾過比抵抗と部分濾過比抵抗
 2.3 ケーク濾過の各種試験法
  2.3.1 真空および加圧濾過試験法
  2.3.2 CST試験法
  2.3.3 濾過面積急縮小型濾過試験法
  2.3.4 圧縮透過試験法
 2.4 精密濾過における膜閉塞抵抗の評価法
  2.4.1 直列濾過抵抗モデル
  2.4.2 律速抵抗の評価
 2.5 閉塞濾過の評価法
  2.5.1 閉塞濾過モデルの種類
  2.5.2 閉塞濾過のプロット法
 2.6 溶液環境依存性の評価法
  2.6.1 微粒子懸濁液の精密濾過とタンパク質溶液の限外濾過の比較
  2.6.2 2成分系試料の濾過における溶液環境の役割

3.濾過助剤・濾材の選定と効果的活用法
 3.1 濾過助剤の種類と特徴
 3.2 効果的な濾過を行うための助剤活用のポイント
 3.3 濾過助剤の添加量の決め方
 3.4 凝集剤の種類と特徴
 3.5 効果的な濾過を行うための凝集剤活用のポイント
 3.6 凝集剤の添加量の決め方
 3.7 濾材選定のポイント

4.濾過機の選定とその留意点
 4.1 原液性状の評価法
  4.1.1 懸濁粒子性状の評価法
  4.1.2 懸濁液性状の評価法
 4.2 実験法
  4.2.1 真空濾過試験
  4.2.2 加圧濾過試験
  4.2.3 階段状圧力増加濾過試験
  4.2.4 濾過実験法のノウハウ
 4.3 濾過機選定の手順
  4.3.1 濾過機の分類
  4.3.2 脱水機の分類
  4.3.3 濾過機選定のための要点
  4.3.4 懸濁液性状に基づく濾過機選定基準
  4.3.5 脱水機選定のための要点と選定基準

5.濾過操作・設計のポイント
 5.1 バッチ式濾過操作の最適設計
 5.2 連続式濾過操作の最適設計
 5.3 逆洗濾過操作の最適設計
 5.4 濾過性能に影響する沈降の評価法
 5.5 円筒濾材による濾過評価法
 5.6 非ニュートン流体を含む濾過の評価法

6.濾過装置のスケールアップとトラブルシューティング
 6.1 スケールアップ時の問題点
 6.2 標準ケーク形成時間を導入したスケールアップ法
 6.3 スケールアップ時に発生しやすいトラブル例

7.濾過技術の適用分野
 7.1 浄水・廃水処理における濾過技術
 7.2 食品、バイオ、医薬関連分野における濾過技術

8.濾過の最近の動向と今後の展望
 8.1 高圧縮性難濾過性スラリーへの適用
 8.2 極微細難濾過性スラリーへの適用
 8.3 高効率複合操作への展開
 8.4 最近の濾過機
 8.5 超高圧を利用した高度脱水
 8.6 新規定圧濾過試験法

  □質疑応答・名刺交換□​