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大気圧プラズマによる
樹脂・フィルムの表面処理と接着性の改善技術

~難接着樹脂の表面改質・表面修飾~
~プラズマ照射の距離と接着力の関係、処理効果の持続性~
~大気圧プラズマ処理の実例~

樹脂の表面改質 大気圧で何とかなりませんとお考えの方は是非

大気圧プラズマの生成、装置の分類、処理後の樹脂表面の物性、
   接着の分類、樹脂表面の改質方法、異種材料表面の改質、接着力の定量評価・・・・

難接着樹脂の特徴の把握と表面改質による接着性向上技術

大気圧プラズマで樹脂・フィルムの表面に何を起こせるのか?
日時 2019年3月29日(金)  13:00~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  6F 中会議室
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
43,200円 ( S&T会員受講料 41,040円 ) S&T会員登録について
定価:本体40,000円+税3,200円
会員:本体38,000円+税3,040円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で43,200円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額21,600円) 
備考資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
得られる知識表面改質方法、表面改質後の表面分析方法、プラズマ診断、接合強度評価、大気圧プラズマの分類、放電の分類、プラズマ源の作製方法
キーワード:大気圧プラズマ、表面改質、界面制御、接着力・接合力向上

セミナー講師

公益財団法人名古屋産業振興公社 工業技術振興部 産業応用課
 テクニカルコーディネーター 博士(工学) 市村 進 氏

専門:大気圧プラズマ処理、薄膜形成(真空プラズマ、大気圧プラズマ)、プラズマ窒化、表面分析、界面解析、材料工学、電子物性、微細加工、低温物理

略歴:大学で電子スピン共鳴を用いた、低温電子物性の研究を経験した後、一般企業にて、研究・開発を開始。記録メディア開発、ガラスレンズ用金型研究・開発、MEMSデバイス開発および有機ELデバイス開発などを経験した後、中部大学の研究員としてマイクロ波表面波プラズマCVDを用いたグラフェンの結晶成長研究に従事。平成28年から、公益財団法人名古屋産業振興公社 プラズマ技術産業応用センターで研究を開始。JST 愛知地域スーパークラスタープログラムにて、大気圧プラズマによる樹脂の表面改質、アクティブスクリーンプラズマ処理による窒化方法の開発およびc-BNコーティングの研究に従事し、現在に至る。平成28年、岡山大学にて、博士号取得。

セミナー趣旨

 プライマーにより、樹脂・フィルムの表面改質が実施されてきたが、法規制が進んでいる。プライマー処理の代替技術として、大気圧プラズマ処理が注目を浴びつつある。我々が今まで行ってきた、大気圧プラズマ処理の実例を交えながら、本技術の解説を行う。

セミナー講演内容

1.はじめに
 1.1 公益財団法人 名古屋産業振興公社について
 1.2 プラズマプロセス適応事例
 1.3 愛知地域スーパークラスタープログラム
 1.4 私と接着・・・
 1.5 大気圧プラズマ処理による、樹脂・フィルムの改質の概要

2.難接着樹脂の特徴
 2.1 難接着な理由
 2.2 接着の分類
 2.3 相互拡散(分子拡散)
 2.4 静電気力
 2.5 機械的結合
 2.6 水素結合
 2.7 電気陰性度
 2.8 分極
 2.9 電気陰性度の可視化
 2.10 各種結合の結合エネルギー
 2.11 水素結合の例
 2.12 添加ガスによる表面修飾
 2.13 水溶液併用による表面修飾
 2.14 表面修飾例
 2.15 究極の原子接着技術
 2.16 難接着樹脂材料を使うメリットは?

3.樹脂表面改質
 3.1 表面処理の分類
 3.2 減圧プラズマによる表面改質例
 3.3 真空紫外光による表面改質例
 3.4 プラズマとは?
 3.5 プラズマの分類
 3.6 大気圧で何とかなりません?
 3.7 大気圧プラズマの分類
 3.8 衝突電離、熱電離
 3.9 コロナ放電、グロー放電、アーク放電
 3.10 アーク放電を回避する方法
 3.11 パッシェンの法則
 3.12 平均自由行程
 3.13 誘電体バリア放電
 3.14 ダイレクト方式、リモート方式
 3.15 各社の大気圧プラズマ装置
 3.16 誤解されがちなコロナ放電

4.表面改質と接着剤の関係
 4.1 プラズマ照射距離と水接触角の関係
 4.2 プラズマ照射距離と接着力の関係
 4.3 プラズマ処理効果の持続性
 4.4 プラズマ処理後の水接触角上昇の仮説と保管方法
 4.5 接合界面の断面SEM
 4.6 金属表面の改質?

5.樹脂表面の組成評価と表面状態
 5.1 表面分析装置の分類
 5.2 X線光電子分光法
 5.3 ケミカルシフト
 5.4 誘導体化
 5.5 樹脂表面の官能基比率と接合強度の関係
 5.6 すぎたるはなをおよばざるがごとし
 5.7 各活性種の酸化力
 5.8 活性種濃度の評価方法
 5.9 酸素ラジカル濃度測定例
 5.10 オゾン濃度測定例

6.接着力の定量評価
 6.1 接着力評価の分類
 6.2 引張試験
 6.3 破壊形態の分類
 6.4 引張試験による実測例

7.最近の取り組み

8.異種材料表面の改質

9.自作大気圧プラズマ装置


  □質疑応答□