セミナー 印刷

結晶化プロセスと結晶粒子品質を精密制御するための
晶析操作の基礎と品質作り込みノウハウ

~結晶純度・不純物、形状、分布、多形の改善から連続フロー製造まで~

沈殿、析出に再沈や再結晶など、結晶化現象が関わるプロセスの改善・トラブル対策に役立てよう! 晶析操作のスキルアップに役立つ体系的解説から、スケールアップ、連続フロー製造,オンラインセンサー利用などの最近のトレンド技術まで、一日で網羅します。
日時 2019年3月25日(月)  10:30~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  4F 第1グループ活動室
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額の24,300円)
備考※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
得られる知識・再沈・再結晶でのトラブル解決のための実践的手法
・連続フロー製造の最新情報と、連続フロー製造が注目されるその理由
・結晶純度、結晶形態、結晶多形、粒径分布改善法のコツ
・DSC、XRD、測定データの実践的活用法
・回分冷却晶析、非(貧)溶媒添加晶析、反応晶析法のコツ
・スケールアップのための第1選択手法
対象・結晶性物質を取り扱う化成品製造業種(医薬、新素材、食品、電子材料)
・合成を専門に研究している研究技術者には結晶作りの“コツ”を伝授。
・晶析技術に関わっている研究技術者には、より深い結晶品質制御の“戦略”を伝授

セミナー講師

東京農工大学 大学院 工学研究院 化学システム工学科 教授 滝山 博志 氏
【専門】晶析、結晶化工学  【講師紹介


 

セミナー趣旨

 化成品の分離精製や、粒子群製造の目的で「再沈」や「再結晶」と呼ばれる操作が行われている。ところが、その操作の少しの違いが、沈殿物である結晶粒子群の品質に影響を与え、生産性にも大きな影響を与えることがある。例えば、純度、粒径分布、結晶外形、結晶多形に関わる問題である。この結晶性物質に品質を作り込むプロセス技術が「晶析操作」である。そこで、このセミナーでは、「再沈」「再結晶」と「晶析操作」との接点にふれながら、どういう操作で結晶品質を改善できるのか、そしてその操作の本質は何なのかを解説する。普段合成を専門に研究している研究技術者には結晶作りの“コツ”について、そして普段から晶析技術に関わっている研究技術者には、最近話題の連続フロー製造の考え方と本質など、より深い結晶品質制御の“戦略”について答えたい。

セミナー講演内容

1.再沈・再結晶と晶析操作との接点
  -現場で遭遇するトラブル-

 1.1 結晶品質に関するトラブル事例
 1.2 有機合成と晶析操作との接点
 1.3 晶析操作の目的と原理

2.再沈・再結晶での結晶化の解析とその速度論
 -現場で起きている結晶化トラブルを解決するための基礎的考察-

 2.1 再沈での結晶成長
 2.2 結晶化の推進力と固液平衡
 2.3 核発生と成長速度論
 2.4 結晶粒子群品質
 2.5 DSCデータから何を読み取るか
 2.6 XRDデータから何を読み取るか
 2.7 事例と演習で理解する結晶化の推進力

3.結晶化現象のメカニズムとその制御
 -再沈・再結晶での結晶品質の精密制御アプローチを理解する-

 3.1 結晶品質に関するトラブル事例
 3.2 結晶多形変化
 3.3 結晶形態変化に及ぼす操作因子
 3.4 粒径分布の考え方
 3.5 結晶純度改善のためのテクニック
 3.6 オイルアウト現象のメカニズムとその回避法
 3.7 結晶粒子群の連続フロー製造
 3.8 演習で理解する結晶品質の制御

4.晶析操作の設計と品質のつくり込み
 -結晶品質を作り込むための具体的戦略を理解する-

 4.1 再沈・再結晶による精製操作の基本戦略
 4.2 冷却温度プログラム設計
 4.3 非(貧)溶媒添加晶析での操作戦略
 4.4 スケールアップの留意事項

5.最新トピックス紹介
 -最先端のラボで使われている技術紹介-

 5.1 回分から連続フロー製造への展開
 5.2 オンラインセンサー(FT-IR、ラマン)利用技術

6. まとめ

  □質疑応答・名刺交換□

[キーワード]
再沈・再結晶 / 晶析 / 結晶化 / 粒子製造 / 純度 / 結晶多形 / 結晶形態 / オイルアウト / 貧溶媒晶析 / DSC、XRD / 連続フロー製造