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表面張力・界面張力の現象・ウソ、測定方法と
塗りムラ・スジ・カスレの原因および表面パターン形成

~表面・界面張力の発生メカニズム、雪の結晶のようなフィンガリング構造の成長~

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★ 表面・界面張力が関わる現象をわかりやすく徹底解説!時々見られる「ウソ」の説明にも言及!
★ そして、熱力学的準安定状態の発生とは? オストワルド熟成はなぜ起こる?
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日時 2019年3月14日(木)  10:30~16:30
会場 東京・大田区平和島 東京流通センター 2F  第3会議室
会場地図
講師 慶應義塾大学 理工学部 教授 朝倉 浩一 氏
【経歴】

1990年 慶應義塾大学大学院理工学研究科後期博士課程修了(工学博士)、 慶應義塾大学理工学部助手、 その後、専任講師、助教授、准教授を経て2009年より現職、 その間1996年9月~1997年8月 Wake Forest大学(米国ノースカロライナ州)化学科 訪問教員、 2001年 日本油化学会進歩賞受賞。
【主な研究内容・専門】
有機物質化学および非平衡化学系の制御および設計
【WebSite】
http://www.applc.keio.ac.jp/~asakura/
受講料(税込)
各種割引特典
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額24,300円)
備考※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。

セミナー趣旨

 表面・界面張力は何故生じ、どのように測ればよいのか?表面・界面張力が関わる身近な現象にはどのようなものがあるのか?何かを塗る時に、ムラができたり、スジが入ったり、カスレたりするのは何故か?などについて概説します。

セミナー講演内容

<得られる知識・技術>
 いかなる物質も表面・界面があるので、その性質を知らずしてマテリアルデザインはできません。基礎から表面・界面科学を理解することで、例えば、ある液体がある固体を濡らすか濡らさないかはどのようにして決まるのか?なぜ過飽和や過冷却といった熱力学的準安定状態が発生するのか?オストワルド熟成はなぜ起こるのか?どうして雪の結晶のような比表面積の大きいフィンガリング構造が自発的に成長するのか?などといったことが理解できるようになり、マテリアルデザインにおいて非常に有効であるはずです。

<プログラム>
1.表面・界面張力とは?

 1.1 表面・界面張力は、なぜ発生する?
 1.2 表面・界面張力の2つの意味
    (単位長さを引っ張る力(N/m)と単位面積当たりのエネルギー(J/m2))
 1.3 表面・界面張力の測定方法
 1.4 水に界面活性剤を溶解させると、なぜ表面・界面張力は低下する?
 1.5 界面活性剤の表面・界面張力低下能について、時々見受けられるウソの説明

2.表面・界面張力が関わる現象
 2.1 ある液体がある固体を濡らすか濡らさないかは、どのようにして決まる?
 2.2 液体の固体表面上における接触角
    (固体表面が平滑な場合と平滑でない場合)
 2.3 表面・界面張力によりもたらされるラプラス圧
 2.4 ラプラス圧によりもたらされる化学ポテンシャルの形態依存性
 2.5 過飽和や過冷却といった熱力学的準安定状態は、なぜ発生する?
 2.6 オストワルド熟成は、なぜ起こる?

3.塗装の際の塗りムラ、スジ、カスレが起こる原因
 3.1 1977年ノーベル化学賞の対象となった「散逸構造:非平衡系の自己組織化」とは?
 3.2 生命体に発生するバイオリズムと塗りムラ、スジ、カスレの意外な関係
 3.3 非平衡場における界面形状ゆらぎの成長によるフィンガリング現象
 3.4 非平衡場における自発的な表面パターン形成の有効利用
 3.5 非平衡場における自発的な表面パターン形成の抑制とその工業的価値

  □質疑応答・名刺交換□​