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スラリーの評価・制御技術の勘どころ

~複雑な挙動を一から理解!もうスラリーに悩まされない~

講師が現場技術をもとに体系化した「スラリー工学」に沿って、スラリーの挙動や評価・制御技術を分かりやすく解説します。
思い通りに調製できない!試行錯誤を繰り返してもうまくいかない!等、スラリーに悩まされている方におすすめのセミナーです。
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2019年2月19日(火)  10:30~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  5F 第3講習室
会場地図
講師 JHGS㈱ こな椿ラボ 主宰/名古屋大学 名誉教授 椿 淳一郎 氏
【講師詳細はこちら】
受講料(税込)
各種割引特典
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額24,300円) 
備考※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
主催者より本セミナーでは、『基礎スラリー工学』(椿淳一郎・森隆昌・佐藤根大士 著、丸善出版)をテキストに使用します。
書籍は当日配布いたします。
得られる知識・乾式ではなく、なぜスラリーなのか。
・スラリー挙動を支配する因子およびその評価法
・評価すべきスラリー特性およびその評価法
・スラリー調製の勘どころ
対象・スラリーと悪戦苦闘している技術者
・高校程度の物理および物理化学の知識

セミナー趣旨

 スラリーの挙動の複雑怪奇さは、多くの技術者を悩ませている。しかしスラリーに関する専門書はレオロジーと濾過・脱水に限られ、粒子状材料プロセスで役に立つ専門書は皆無と言って良かったが、講師は名古屋大学での研究成果を「基礎スラリー工学」にまとめ丸善より出版した。
 本セミナーではこの本をテキストに用い、講師の現場技術との交流をベースに蓄積された学術研究の成果に立って、なぜスラリーの挙動は複雑なのか、複雑さを支配している因子は何か、複雑な挙動をどのように評価し制御するか、新たなスラリー制御技術について講義する。

セミナー講演内容

0.粉体工学とスラリー工学

1.スラリー工学の現状と課題           
 1.1 微粒子はなぜスラリーとして扱われるか
 1.2 スラリーの挙動はなぜ複雑か
 1.3 問題解決の道筋
 1.4 材料プロセスで重要な評価項目

2.粒子特性                                                      
 2.1 粒子径,比表面積,密度
  2.1.1 粒子径
  2.1.2 比表面積,密度
 2.2 粒子径分布,粒子構造

3.粒子と媒液の界面
 3.1 粒子と分散媒の親和性                   
  3.1.1 溶媒和(水和)
  3.1.2 濡性
 3.2 粒子の帯電            
  3.2.1 帯電機構
  3.2.2 電気二重層
  3.2.3 ゼータ電位測定
 3.3 界面活性剤の吸着
  3.3.1 界面活性剤
  3.3.2 吸着機構
  3.3.3 吸着量の測定
  3.3.4 アルミナ粒子とポリカルボン酸アンモニウムの吸脱着挙動

4.粒子間に働く力
 4.1 DLVO理論
  4.1.1 静電ポテンシャル
  4.1.2 ファンデルワールスポテンシャル
  4.1.3 全相互作用(DLVO理論)
 4.2 疎水性相互作用
 4.3 吸着高分子により生じる力
 4.4 高分子枯渇作用
 4.5 粒子間力測定法
  4.5.1 表面間力測定装置(SFA)
  4.5.2 原子間力顕微鏡(AFM)

5.粒子の分散・凝集
 5.1 親液・疎液性(濡性)
 5.2 粒子の接近・衝突
  5.2.1 粒子濃度
  5.2.2 ブラウン(Brown)凝集
  5.2.3 沈降凝集
  5.2.4 剪断凝集
 5.3 凝集機構と凝集形態
  5.3.1 反発力がない場合(急速凝集)
  5.3.2 反発力がある場合(緩慢凝集)
 5.4 分散・凝集状態の評価               
  5.4.1 濁度,透過光強度測定
  5.4.2 粒子径分布測定
  5.4.3 直接観察

6.スラリー流動特性
 6.1 流動特性         
 6.2 流動特性に影響を及ぼす諸因子
  6.2.1 粒子濃度
  6.2.2 粒子径と粒子帯電の影響
  6.2.3 pH,分散剤添加の影響
  6.2.4 経時変化
 6.3 流動特性評価法
  6.3.1 共軸二重円筒形回転粘度計
  6.3.2 円すいー平板形回転粘度計
  6.3.3 単一円筒形回転粘度計(B型粘度計)と振動粘度計
 6.4 流動特性と成形

7.粒子の沈降・堆積挙動
 7.1 粒子の沈降挙動
  7.1.1 自由沈降
  7.1.2 水平方向の運動
  7.1.3 遠心場における運動
  7.1.4 干渉沈降
  7.1.5 成相沈降・集合沈降
  7.1.6 回分沈降試験
  7.1.7 沈降パターンの観察例
 7.2 堆積層の固化                   

8.粒子の充填特性
 8.1 回分沈降試験による評価・解析
  8.1.1 目視
  8.1.2 沈降静水圧法
  8.1.3 充填特性に及ぼす粒子間力の影響
 8.2 定圧濾過法による評価・解析         
 8.3 流動特性と充塡特性

9.スラリー調製              
 9.1 スラリー化
 9.2 均質化
 9.3 スラリー特性の最適化

  □ 質疑応答・名刺交換□