セミナー 印刷

質感・色彩の測定・評価技術と
​製品開発および管理への応用

繊維、プラスチック、自動車、肌、化粧品、etc.
多様な質感を測定対象に合わせて的確に測定・評価するには?
★実際の測定器による計測実演も複数予定★

どんなに素晴らしい質感・色彩の製品を開発しても、再現・品質管理が出来なければ工業的には不十分!
より感性価値の高いものを、消費者の心を掴もうと、質感・色彩表現の開発技術を磨き上げる中で、行き着いた開発品の光学特性が特殊となる場合には評価・管理が難しいといった課題はありませんか?
日時 2019年2月26日(火)  11:00~17:00
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  5F 第3講習室
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額の24,300円)
備考※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
得られる知識種々の測定装置による体現的な知識習得を行います。
様々な測定対象に対する、適正な測定評価方法を、その背景と共に解説し 実際の問題点とその対策について、掘り下げていきます。
対象企画、デザイン、製品開発、製造、品質管理に携わっておられる方、また、質感や色彩に関わる教育者、研究者等、幅広い分野の方を対象とします。

セミナー講師

(株)オフィス・カラーサイエンス 代表取締役 大住 雅之 氏
【専門】色彩に関する計測・調色、及び評価技術全般 【講師紹介詳細

セミナー趣旨

 インダストリアルデザインに於ける質感の重要性が謳われて久しい。最近の工業製品や工芸品は、特殊な光学特性を備えた材料や複雑な表面加工・処理を施す事によって、多様な質感を表現している。このような背景の中、デザインや製造上の品質管理には、質感に関連する高次元の情報を簡単に計測できる機器が必要となり、統合アピアランス計測の関心が高まっている。このような背景の中、質感や色彩の基本的な理解と、測定技術の確立が必要不可欠である。本講演では繊維やプラスチックといった一般材料から、特に自動車業界に多くみられる光学異方性を備えたメタリック・パール色や、蛍光色を含めた物体色全般にわたる測定対象を、モノづくりの視点を含めて俯瞰し、測定システムを利用する、あるいは構成する上での留意点を解説、正しい計測と評価につなげていく為の基本的な概念と知識の習得を目指す。加えて肌や化粧品に関する測定も試みる。
 また、最新のCG技術とのコラボレーションや、合理的なデザインや評価環境の構築について解説する。更に最近の計測機器について、その原理や多くの計測例を紹介、その中で、測色システムと光学幾何条件、及び質感との関係や、材料と表面構造に関する最近のトピックを取り上げる。特に自動車塗色に関しては、マルチアングルのポータブル分光光度計や分光イメージング装置を持ち込み、計測の実際を理解して頂くと共に、質感に関する計測のアプローチについて、工業生産の側面に立って解説を行う。モノづくりとデザインに於いて、CMFは一つの重要なキーワードであり、デザインと製造の両側面からの統合的な解説を実施し、現状の問題点の把握と共に、将来のシステム構築への展開、展望を考察する。

セミナー講演内容

1.色彩・質感の基礎
 1.1 視感と色彩・質感
 1.2 色彩の基礎と視覚的な意味
 1.3 質感の基礎と物理的な背景

2.物体色計測の基礎と測定対象の特徴
 2.1 物体色計測の為の機器構成
 2.2 測定対象の質感バリエーションと特徴
 2.3 測定対象と光学幾何条件 (★積分球分光光度計による実機実演)
 2.4 質感計測の実際  (★表面アナライザーによる実機実演)

3.変角測定とメタリック・パール色
 3.1 メタリック・パール色の構成材料と発現機構
 3.2 変角分光光度計に求められる特性
 3.3 計測の実際と計測上の留意点(★マルチアングル機器による実機実演
 3.4 自動車塗色分布に見る質感と傾向
 3.5 自動車の白

4.蛍光色の測定
 4.1 蛍光色の特徴と発現機構
 4.2 蛍光色測定の基礎
 4.3 各種測定方法と2分光器型分光光度計(★簡易2分光機器による実機実演

5.分光イメージング
 5.1  画像と分光イメージング
 5.2 分光手段と計測方法と注意点(★分光イメージング機器による実機実演、肌の計測もトライする

6.色差式の特徴と応用
 6.1 各種色差式の特徴
 6.2 メタリック・パール色の色差判定
   〇DIN 6175 – 2とAudi2000色差式

7.3D-CGレンダリングへの展開
 7.1 BRDF計測とCGレンダリング
 7.2 調色シミュレーションとの連携と展開

8.今後の色彩計測の方向と将来予測
 8.1 物体色計測の現状と問題点
 8.2 色彩管理、色彩計測と日本の位置づけ
 8.3 物体色計測の方向性と将来

  □質疑応答・名刺交換□