セミナー 印刷

≪ 可逆的接合・着脱の最適設計に! ≫
固体間凝着現象の基礎と
微小体マニピュレーション、把持・脱離デバイスへの応用

つく・はなれる をトコトン追求しよう! 凝着現象を支配するものとは?
化学的側面や力学的側面など、複雑な側面を持つこの現象を包括的に理解し、
接合部の設計指針や強度評価に役立てよう!
日時 2019年2月18日(月)  10:30~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  5F 第4講習室
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額の24,300円)
備考※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
※資料は英文が多くなります、予めご了承ください。
得られる知識〇 接合の物理的意味
〇 接合部の強度の見積もり方
〇 接合部の設計指針の立て方
対象〇 ものつくり、特に接合に関わっている技術者
〇 新しい把持・脱離機構を設計しようとしている技術者
〇 接合を科学的に理解したい方
物理の基本的な考え方ができる方であれば,誰でも理解できるが,
大学学部レベルの材料力学と材料科学の知識があれば,更に深い理解が得られる.

セミナー講師

東京工業大学 環境・社会理工学院 融合理工学系 教授 高橋 邦夫 氏
【専門】溶接・接合工学,機械工学,材料科学,表面科学 【研究室HP
融合理工学系 系主任,
Global Scientists and Engineers Program (GSEP)マネージャ
日本溶接協会理事 他,
日本高圧力技術協会理事 他          
 

セミナー趣旨

 可逆的な接合部や接着部を目的に応じて最適設計するためには,固体間凝着現象を物理的に理解して,それを応用した凝着機構をモデル化することが必須である.
材料(化学)的な側面,力学的な側面,もしくは,それらの細部のみに偏った研究は数多くあるが,これらを包括的に取り扱った研究は少なく,これらの分野を横断して解説された教科書等も無い.講師らは分野横断的な観点から,凝着現象を支配する機構に注目した研究を行ってきており,それに基づいて,様々な把持・脱離デバイスを試作している.
 本講座では,その基礎となる物理を分かりやすく説明し,様々な把持・脱離デバイスの設計指針を説明するとともに,いくつかの試作例を紹介する.また,それらの延長線として,固体間凝着現象のさらなる活用のための課題や今後の可能性にも触れる.

セミナー講演内容

1.はじめに
  研究の背景と歴史

2.固体間凝着現象の物理
 2.1 表面張力,界面張力,凝着仕事
 2.2凝着仕事(エネルギー)と凝着力の関係
 2.3 弾性凝着モデル
   ・ピンオンディスク凝着モデル
   ・表面粗さのある面同士の凝着モデル
   ・はり先端凝着モデル
   ・はり側面凝着モデル

3.固体間凝着現象の応用
 3.1 微小体のマニピュレーション
   ・機械的な力を利用したマニピュレーション
   ・静電力を利用したマニピュレーション(マイクロドリブル)
   ・液架橋力を利用したマニピュレーション
 3.2 把持・脱離デバイス
   ・カタツムリのような把持・脱離デバイス
   ・ヤモリのような把持・脱離デバイス

4.おわりに
   将来の可能性(凝着現象におけるヒステリシスの物理的解明等)

  □質疑応答・名刺交換□

[キーワード] 固体間凝着現象,表面張力,界面張力,力学モデル,生物模倣,把持・脱離,可逆接合