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ガラスの産業応用の肝
ガラスの熱物性及び破壊特性の基礎

粘性と特性温度、熱膨張、比熱に熱伝導などの熱特性から
脆性破壊、延性破壊などガラスの破壊特性や本質強度、さらには高強度ガラスに向けてのトピックなど、
ガラスを扱う際に知っておいて欲しいガラスの知識を幅広く提供!
実は扱っているガラスの事を良く知らない、という方は基礎から学びなおしてみませんか?
日時 2019年1月28日(月)  10:30~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  6F 中会議室
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額の24,300円)
備考※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
得られる知識ガラスの熱物性,ガラスの機械的物性
対象ガラスメーカーや,ガラスユーザーでガラス材料に携わっている方など

セミナー講師

滋賀県立大学 工学部 材料科学科  / 工学部ガラス工学研究センター 
准教授 博士(人間・環境学) 吉田 智 氏

【専門】ガラスの破壊,ガラスおよびガラス融液の熱的性質
■略歴■
1995年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。
同年滋賀県立大学着任。2007年より現職。
この間,2004-2005年フランス・レンヌ第1大学客員研究員。
■その他ご活動■
(社)ニューガラスフォーラム  特別会員
国際ガラス委員会  技術委員会「ガラスの機械的性質」委員
ドイツ研究振興協会 研究評価委員
■受賞■
第14回オットー・ショット研究賞(2016年 独・エルンスト・アッベ財団)
日本セラミックス協会国際交流賞 倉田元治賞(2009年)
日本セラミックス協会 進歩賞(2004年) など

セミナー趣旨

 ガラスは,その構成原子が不規則に配列した固体です。固体の原子が不規則に並ぶか,規則的に並ぶかは,速く冷やすかゆっくり冷やすかのような「作り方」によって決まります。すなわち,ガラスの構造は化学組成が同じであっても一つに決まるものではないのです。このような特徴を正しく理解することは,ガラスの製造や使用の際のトラブルを出来るだけ少なくするためには必要です。本セミナーでは,ガラスの熱物性と破壊特性という物性に着目して,ガラス材料を取り扱ううえで重要となる基礎的な事項を学びます。

セミナー講演内容

0.ガラスとは?

1.ガラスの熱物性 

 1.1 ガラスの粘性と特性温度
 1.2 ガラスの熱膨張
 1.3 ガラスの比熱 
 1.4ガラスの熱伝導 

2.ガラスの破壊特性 
 2.1 応力・ひずみ・弾性率
 2.2 弾性変形と塑性変形,脆性破壊と延性破壊
 2.3 理論強度と実強度 
 2.4 応力拡大係数と破壊靱性値 
 2.5 破壊強度とワイブルプロット
 2.6 疲労破壊
 2.7 硬さと押し込み破壊靭性値
 2.8 熱応力と構造緩和

3.ガラスの本質強度
 3.1 本質強度とは
 3.2 ファイバー2点曲げ試験法
 3.3 ガラスの本質強度の組成依存性

4.高強度ガラスへのアプローチ
 4.1 ガラスの強化法
 4.2 強化ガラスの最近のトピックス

  □質疑応答・名刺交換□

[キーワード] ガラス,熱物性,強度,破壊