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<激化する環境規制に対応するための>
水性塗料配合設計の肝心要

~水性化で直面する課題(ぬれ・塗膜欠陥・顔料分散)を乗り越える塗料設計技術~

泡が消えづらい、顔料分散性が悪い、仕上がり肌不良 etc……
長年研究開発されてきたものの難しいとされてきた「水性塗料」の配合設計を指南。

中国や自動車塗料用途を筆頭に、ますます激化する環境規制。
VOCを限りなくゼロに近づけるために、「水を溶媒とする」が故の技術課題を乗り越える!
日時 2019年1月24日(木)  13:00~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  5F  第4講習室
会場地図
講師 郷司技術士事務所 代表 技術士(化学部門) 郷司 春憲 氏  [元・日本ペイント(株)]
【専門】界面化学分野
【経歴】
1978年 日本ペイント(株)に入社
     顔料分散などの界面化学に関する研究開発 塗料の生産技術開発に従事
     開発プロジェクトマネージャー 生産技術研究部長などを歴任
2008年~2013年 (社)色材協会理事
2014年  日本ペイント(株)退職
2014年  郷司技術士事務所開設
     ナノ粒子分散技術開発 水性塗料開発などの分野で技術アドバイザーとして活動中
受講料(税込)
各種割引特典
43,200円 ( S&T会員受講料 41,040円 ) S&T会員登録について
定価:本体40,000円+税3,200円
会員:本体38,000円+税3,040円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で43,200円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額21,600円)
備考※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
得られる知識・水性塗料の設計  添加剤の選択 レオロジーと制御手段
・顔料分散の考え方 成膜課程での凝集状態評価 顔料分散不良の原因と対策

セミナー趣旨

 水を溶媒とする水性塗料では樹脂など構成材料が不均一系であることに加え、水の特性に起因する様々な課題がある。これらの課題解決のため水性バインダー樹脂の設計や添加剤の選択が行われている。水性塗料の概要と製造方法を説明して、さらに水性塗料特有の設計課題と対処方法について、顔料分散および塗装作業性の面から解説する。

水性塗料の乾燥過程では液体から固体への状態変化や架橋反応に加えて、水性から油性への相変化が起こる。さらにバインダーがエマルションなどの不均一系であり塗膜形成過程は非常に複雑で、この過程で顔料凝集が起こったりしてトラブルを生じやすい。
乾燥過程での顔料の凝集状態評価や外観不良、さらに増粘剤などの添加剤と顔料の相互作用などのトラブルと解決策の事例を紹介する。

セミナー講演内容

1.水性塗料の設計技術
 1.1 水性塗料の構成
 1.2 水性塗料の製法
 1.3 水性樹脂の基本知識と開発動向
 1.4 水性での硬化技術
 1.5 水の特性と水性塗料設計の課題

2.水性での顔料分散
 2.1 水性での顔料分散の考え方と課題
 2.2 顔料分散剤の構造と利用技術
 2.3 顔料分散剤の選択方法

3.塗装作業性の確保
 3.1 塗装作業性とは何か
 3.2 レオロジーコントロールの必要性
 3.3 レオロジーコントロールの手段
 3.4 ワキ、タレ、ハジキの制御
 3.5 密着性の向上

4.顔料分散不良による外観低下の原因と対処方法
 4.1 成膜乾燥過程での分散状態変化
 4.2 塗料中での材料間の相互作用と凝集
 4.3 塗料・塗膜中でのナノ粒子の安定性維持

 □質疑応答