セミナー 印刷

紙の構造&物性の把握
~材料科学の視点で捉える、紙を扱うための総合知識~

会場(お部屋のみ)が変更となりました (更新 1月8日 17:00)

[変更後] 東京・品川区大井町 きゅりあん  4F 研修室
[変更前] 東京・品川区大井町 きゅりあん  4F 第1特別講習室
環境問題から再び脚光を浴びる「紙」!
意外と知られていない紙材料およびパルプの基本知識、未知の部分も多い紙の物性、、、
「紙」のこと本当にわかってますか?
「構造」「物性」両面からの視点で解説!紙に携わる方々は必聴です。
日時 2019年1月21日(月)  10:30~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  4F 研修室

※1/8付で会場(お部屋のみ)を変更しております。お手持ちのパンフレット等の情報と異なる場合がございますのでご注意ください。
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額24,300円) 
備考資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
得られる知識紙およびパルプの基礎知識、紙の物性とその理解に不可欠な紙構造
キーワード:紙材料、パルプ、材料科学、環境材料、紙加工 

セミナー講師

京都大学 農学研究科 森林科学専攻 紙材料科学研究室 研究員 農学博士 山内 龍男 氏
【講師紹介】

セミナー趣旨

 近年異常気象が、我が国を含む世界各地で生じ、これが地球温暖化に由来することが判明している。そのため、石油製品であるプラスチックが槍玉にあがり、スタバのポリストロー廃止宣言は話題になった。加えて海に流れ出た廃プラスチックがマイクロプラスチックになり、生態系を壊していることからもプラスチック使用の減少が急務になっている。そこで、政府もプラスチック製品の代替として、にわかに生分解プラスチックおよび紙由来製品を提唱している。歴史の古い紙材料にとっては紙復権とも言えるのだが、紙材料の基本知識は意外と知られていないし、またその物性には未知の部分も多い。本セミナーは、紙の物性およびそれを規制する紙構造を中心に、紙材料の基礎を概説する。

セミナー講演内容

1.はじめに
 1.1 紙の歴史と変遷
 1.2 紙パルプ産業の特徴、現状と展望

2.紙の原料
 2.1 紙の原料になる木材
 2.2 木材を構成する化学成分

3.パルプとその漂白
 3.1 機械パルプ
 3.2 化学パルプ
 3.3 リサイクルパルプ
 3.4 漂白

4.抄紙
 4.1 紙層形成過程の観察
 4.2 紙料調成
 4.2.1 叩解
 4.2.2 調成時に添加する物
 4.3 紙加工

5.紙の構造
 5.1 紙構造の3次元観察
 5.2 顔料塗工紙の観察
 5.3 紙の構造を表す基礎的数値(坪量、厚さ、密度)
 5.4 紙構造の不均一性
 5.5 紙の厚さとその測定法
 5.6 紙表面構造とその測定法
 5.7 紙の空隙構造とその測定法

6.紙の物性
 6.1 光学的性質
 6.2 紙面方向での力学的性質
 6.3 引張下での紙に生じる諸現象
 6.4 常用力学試験
 6.5 単繊維強度
 6.6 水分(相対湿度)の影響
 6.7 厚さ方向の力学挙動
  6.7.1 圧縮性
  6.7.2 厚さ方向の強度
  6.7.3 剥離試験
 6.8 その他紙の使用において重要な物性
  6.8.1 紙のこし(こわさ)
  6.8.2 紙の摩擦

7.紙の印刷

8.まとめ

文献


  □質疑応答□