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浸炭・窒化処理の基礎と高機能化技術
および品質トラブルとその対策

耐磨耗性・耐疲労性・耐腐食性・耐熱性等、鉄鋼材料に高機能を付与する浸炭処理と窒化処理。
両技術を最適に使いこなし、品質を向上させるための知識と技術を解説します。
日時 2018年11月27日(火)  10:30~17:00
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  5F 第1講習室
会場地図
講師 エア・ウォーターNV(株) 顧問 工学博士 冨士川 尚男 氏(元住友金属工業(株) 専門部長)
専門:金属材料工学及び表面科学
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受講料(税込)
各種割引特典
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額24,300円) 
備考※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
対象部品開発担当者、現場技術者、今後これらの処理について採用したり、実際に携わる可能性のある技術者等。

セミナー趣旨

 浸炭処理は、鉄鋼材料の表面層の炭素濃度を高め、焼入れ硬化する処理であり、耐磨耗性と深い硬化層が得られることから、自動車部品など多くの機械部品に利用されています。
 窒化処理も主に鉄鋼材料の表面から窒素原子を拡散浸透させ、表層に硬度の高い層を形成させ、素材の耐磨耗性や疲労強度を向上させることができる処理で、これも自動車材料等の機械部品や金型などに広く用いられています。また浸炭とは異なり低温での処理のため熱ひずみ等で有利な一方窒化層が浅いことから多くの場合使い分けされています。
 これらの処理には複数の処理方法があり、それぞれ利点と欠点を有しているので、適用する機械部品の仕様に応じて最適な処理方法を選択する必要があり、これらの点についても分かりやすく説明します。
 また最近では耐磨耗性、疲労強度あるいは防錆能などについて、更なる高い性能が要求されるようになってきていることから、両技術の特徴を利用した高機能化技術なども行われており、それらのいくつかの技術を含めて分かりやすく説明します。
 さらにこれらの処理時発生しやすい品質上のトラブル例についてもその防止対策を含めてご説明します。
 最後に、受講生の中で現状持っている問題点についても相談を受け付けて問題の解決の手助けをします。

セミナー講演内容

1.表面改質・硬化処理の目的と意義
 
2.各種表面硬化処理技術
 

3.表面硬化の主な特徴
 3.1 表面硬化と磨耗
 3.2 磨耗に及ぼす影響
 3.3 疲労強度への影響
 3.4 腐食への影響
 
4.浸炭焼入れ処理とは
 4.1 浸炭の際の材料側の基礎
 4.2 浸炭処理の種類と適用鋼種・用途
   固体浸炭,塩浴浸炭,ガス浸炭,真空浸炭,プラズマ浸炭
 4.3 ガス浸炭の際の炉内反応
 4.4 各浸炭処理法の詳細と特徴
 
5.窒化処理とは
 5.1 窒化処理の基礎
 5.2 窒化処理の種類と適用鋼種・用途
   塩浴軟窒化,ガス窒化・軟窒化,プラズマ窒化,NV窒化
 5.3 窒化のメカニズム
 5.4 窒化層の特性
 
6.浸炭焼入れ及び窒化処理の特徴と欠点
 
7.金型への窒化処理の適用例
 

8.浸炭・窒化を利用した高機能化技術の応用
 8.1 浸炭焼入れ+ショットピーニング
 8.2 浸炭焼入れ+高周波焼入れ
 8.3 浸炭窒化焼入れ
 8.4 浸窒焼入れ
 8.5 窒化+PVD/DLC処理
 
9.浸炭・窒化による素材の高機能化技術
 9.1 低温浸炭・窒化による拡張オーステナイト相(S相)の生成条件と特徴
 9.2 低温浸炭処理材(PIONITE)の特性
 9.3 低温窒化処理材(NV300)の特性
 9.4 窒化+Cr拡散新党処理材(CR-NITE)の特性
 
10.浸炭焼入れ及び窒化処理の品質問題例
 10.1 出来栄え品質
 10.2 品質トラブルとその対応策

 □質疑応答・名刺交換□