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バリアフィルム技術の総合知識

~バリアフィルム技術の俯瞰と市場・製品の把握~
~包装用途から先端・エレクトロニクス用途までを網羅~
~透過のメカニズム、要求特性、ドライ&ウェットコート、成膜、ハイバリア~

申し込み受付を終了しました。 8/28 14:30更新
ガス透過のメカニズム、バリア性の付与技術、評価、
 マーケット情報、アクティブパッケージの開発、エレクトロニクス用途・・・・
開発・生産担当者、ユーザー、コンバーター、営業、事業企画の方等々、、
バリア材料およびその周辺技術に携わってる方、
 バリアフィルムを網羅的に把握したい方、
   これから知識が必要な方々に最適な総合・入門セミナー
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2018年8月30日(木)  10:30~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  4F 研修室
同じ建物内で部屋を変更しました 8/21 9:30更新
変更前:4F 第1グループ活動室
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額24,300円) 
備考資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
キーワード:ガスバリア性,ガス透過度,蒸着,スパッタ,イオンプレーティング,化学蒸着,ピンホール,アルミ蒸着膜,透明蒸着膜,アルミナ,シリカ,アクティブパッケージ,ハイブリッド膜,太陽電池,量子ドット,有機EL

セミナー講師

久留米工業高等専門学校 生物応用化学科 元教授 工学博士 伊藤 義文 氏
元 三菱重工業(株) 広島研究所  元 (株)メイワパックス 技術開発本部
【講師紹介】

セミナー趣旨

  アルミ蒸着フィルムは、アルミ箔代替として優れたガスバリア性、耐ピンホール性、光線遮断性、装飾性が注目され、一方透明蒸着フィルムは、塩化ビニリデンフィルム代替として優れたガスバリア性、透明性、レトルト耐性、非金属性、環境対応性などが注目され現在大きな食品包装市場を形成しております。最近は、ガスバリア性に加え、フィルム自身に酸素、水蒸気を吸収する機能持つアクティブパッケージが広く利用されるようになっています。 また、最近は透明蒸着フィルムを利用した太陽電池や量子ドットフィルム、有機ELの封止膜へのハイバリアフィルムの適用拡大行われています。この分野では食品分野とは桁違いの厳しいバリア性と軽量でフレキシブルなバリアフィルムが要求され、このため有機・無機膜からなるハイブリッドコーティング技術が開発されてきております。
 これらの技術内容や市場について、本講座にて分かりやすく、かつ詳細に解説します。関連技術者にとって、貴重かつ不可欠な情報が網羅されていますので、是非ご聴講ください。

セミナー講演内容

1.プラスチックフィルムの謎に迫る
 1.1 ガス透過のメカニズム:ガス透過モデル
  ・定常状態でのガス拡散状態
 1.2 ガス透過理論:透過ガス量の式
  ・ガス透過係数
  ・積層系のガス透過係数
 1.3 高分子構造とガスバリア性:高分子の構造とガスバリア性
  ・結晶化度とガス透過度
  ・配向度とガス透過度
  ・ガラス転移点とガス透過度
  ・フリーボリュームとガス透過度
  ・凝集エネルギーとガス透過度
  ・PEの熱振動による開閉孔
  ・PANニトリル基による極性相互作用
  ・PVA水酸基による水素結合
  ・水蒸気敏感度とガス透過度
  ・ラミネート構成による透湿度の変化
 1.4 各種フィルムのガス、水蒸気バリア性:パーマコール
  ・各種フィルムの酸素vs水蒸気透過度

2.バリア性を付与するドライコート薄膜作製手法
 2.1 ドライコーティング法の分類
 2.2 薄膜の形成:薄膜成長の3様式
  ・基板面上の核形成と核成長
  ・蒸着膜構造の圧力・温度依存性
  ・アルミ蒸着膜の表面・断面写真(TEM)
  ・アルミ蒸着膜のピンホール部写真
  ・無機膜の欠陥とガス分子の透過経路
  ・ピンホール数と酸素透過度の関係
 2.3 アルミ蒸着膜:アルミ蒸着フィルムのラミネート効果
  ・ハイバリアアルミ蒸着フィルム
  ・ハイバリア・アルミ蒸着フィルムの構造
 2.4 透明蒸着膜:透明蒸着フィルムの構成と性能
  ・PVD透明蒸着プロセス
  ・CVD透明蒸着プロセス
  ・SiOx膜の酸素透過度とX値の関係
  ・SiO2膜の成膜方法と特性
  ・二元蒸着の概念とその蒸着膜の構造
  ・アルミナ添加量と密度
  ・バリア性の関係
  ・蒸着フィルムの特性(延展性、印加圧)

3.バリア性を付与するコータ設備
 3.1 ウエットコーティング:バリア性付与コーティング技術の分類
  ・ウエットコーティング法によるバリアフィルム
  ・湿式成膜ガスバリア膜
  ・モンモリロナイト
  ・ナノシートによる積層構造
  ・コーターヘッドの構造
  ・塗工方式と適応粘度、塗布厚み
 3.2 ドライコーティング:巻取式真空蒸着機の構造
  ・電子ビームを使用した真空蒸着機
  ・巻取式スパッタリング装置の配置例
  ・アルミナ蒸着機(BOBST)と蒸発源
  ・マイクロ波プラズマCVD蒸着機、
 3.3 ハイブリッドコーティング
  ・PE‐CVD装置(神鋼)とプラズマ発光
  ・PML用ロール・ツ・ロール蒸着機
  ・PML用ロール・ツ・ロール蒸着機
  ・ロール・ツ・ロールCVD装置
  ・エアー・ツ・エアーアルミ連続蒸着機
  ・エアー・ツ・エアー全体レイアウト

4.バリア性をどう評価するか
 4.1 プラスチックの主な規格・試験法:ガス透過度測定方法の分類
  ・各種用途に求められるバリア性
  ・酸素・水蒸気透過度の測定感度
 4.2 ガス透過度測定:等圧法のガス透過度測定原理
  ・等圧法モコン水蒸気透過度測定法
  ・等圧法モコン酸素ガス透過度測定法
  ・ボトルの酸素透過度試験装置
  ・カップ法透湿度試験方法
  ・差圧法高感度水蒸気透過度試験(オメガトランス法)
  ・デルタバーム法
  ・Ca法高感度水蒸気透過度試験
  ・等圧式フィルム透過性評価装置

5.アルミ蒸着、透明蒸着フィルムのマーケット情報
 5.1 包装用バリアフィルムの市場:包装用バリアフィルムの生産量推移
  ・包装用途のバリフィルムの採用動向
  ・基材別生産量と製品名
 5.2 アルミ蒸着フィルムの物性と製品例:アルミ蒸着フィルムの基材別生産量と製品名
  ・市販アルミ蒸着フィルムの物性表
  ・アルミ蒸着フィルムを使用した包材製品例
 5.3 透明蒸着フィルムの物性と製品例:透明蒸着フィルムの一覧
 ・透明蒸着フィルムの汎用用途
 ・透明蒸着フィルムを使用した包材構成
 ・包材製品例

6.アクティブパッケージとバリアボトル
 6.1 酸素吸収フィルム:アクティブパッケージについて
  ・各種アクティブバリア材とその応用
  ・エージレスオーマック(三菱ガス化学)
  ・オキシガード(東洋製缶)
  ・オキシデック(東洋製罐)
  ・マルチブロック(東洋製罐)
  ・オキシブロック(東洋製罐)
  ・有機系酸素吸収フィルムオキシキャッチ(共同印刷)
  ・CSP社アクティブフィルム
  ・CSP社使用方法
 6.2バリアボトル:SiOx内面CVD蒸着技術(東洋製罐、Sibard)
  ・DLC内面CVD蒸着技術(Sidel社)
  ・DLCプラズマコーティングプロセス(三菱重工)
 6.3 吸湿フィルム:乾燥剤の種類と特徴
  ・吸湿フィルムの用途・吸湿フィルム(丸東産業)
  ・アムコア:社(米)デジフレックス性能

7.ハイバリアへの展開―太陽電池、量子ドット、有機EL
 7.1 ハイバリアフィルムの市場:市場規模予測
 7.2 太陽電池:主な太陽電池の分類と要求バリア
  ・各種太陽電池の基本構成
  ・結晶シリコン系太陽電池パネルの構造とバックシートの構成
  ・各社バックシートの銘柄
 7.3 量子ドットフィルム:量子ドットの働きと波長変換の仕組み
  ・量子ドット組込みバックライトの実装方式
  ・タブレット端末向け表面実装方式(3M社)
  ・ハイバリアフィルム技術の現状
 7.4 有機ELディスプレイ用封止膜:有機ELを用いた製品
  ・有機ELの発光メカニズムとデバイスの進化
  ・有機・無機ハイブリッドバリア膜の比較
  ・Barix技術の概要図
  ・Barixのハイブリッド積層膜写真
  ・SAVIC社(元GE社)UHBのハイブリッド積層膜写真
  ・UHBプラズマCVDプロセス条件と物性
  ・SAMSUNGとLGディスプレイ)の構造
  ・積層ハイバリア技術の課題(エッジ封止)
  ・コニカミノルタの超ハイバリアフィルム
  ・超ハイバリアフィルムの技術の現状

  □質疑応答□