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カーボンニュートラル時代における
素材産業のCO2排出削減への戦略と
LCA(ライフサイクルアセスメント)の動向

■LCA評価手法の課題、具体的な算定方法の最新動向、戦略の方向■

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
 

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★ 企業に求められる温室効果ガス排出量の定量化と情報発信。世界の動向とLCAの評価へ!
日時 【Live配信:アーカイブ付き】 2024年10月16日(水)  10:30~16:30
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特典■Live受講に加えて、アーカイブでも1週間視聴できます■
【アーカイブの視聴期間】2024年10月17日(木)~10月23日(水)まで
このセミナーはアーカイブ付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
※本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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※視聴期間は終了翌日から7日間を予定しています。またアーカイブは原則として編集は行いません。
※マイページからZoomの録画視聴用リンクにてご視聴いただきます。
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

セミナー講師

東京大学 工学系研究科 マテリアル工学専攻 特任教授 星野 岳穂 氏
<主なご経歴>
・1987年 東京大学工学系研究科金属材料学科修了
       通商産業省(現 経済産業省)入省
・2016年 同 大臣官房 審議官(産業技術・基準認証担当)
・2017年 同 大臣官房 審議官(地域経済産業政策担当)
・2018年 同 大臣官房原子力事故災害対処 審議官
・2018年 退職
・2019年 東京大学工学系研究科 マテリアル工学科専攻 特任教授 就任
       (基盤材料マテリアル工学講座 担当)  
・日本鉄鋼協会カーボンニュートラル検討会議委員長
・日本ファインセラミックス協会サステイナビリティ委員会委員長
<活動>
基盤金属マテリアルフロー分析、ライフサイクル環境負荷分析手法
<WebSite>
http://www.sdm.t.u-tokyo.ac.jp/cms/

セミナー趣旨

 近年、地球温暖化が世界的に深刻化の一途をたどっており、世界中で、2050年までにカーボンニュートラルを実現しなければならなくなったが、これは極めて野心的な目標であり、実現には産業社会の大転換が必要である。CO2の排出削減に向けて、各企業は、生産している材・サービスの種類に関わらず自社のCO2排出量を把握することが必要となってきた。そのベースとなるのがLCA(ライフサイクルアセスメント)によるCO2排出量の定量評価である。
 こうした大潮流の一方で、サーキュラ―エコノミーの動きが欧州を中心に活発化している。様々な金属の供給不足の危機が迫りつつあるからだ。その解決策としては、リサイクルが鍵を握る。しかし、CO2排出量の最も多い素材産業のリサイクルを考慮したLCAによる精緻な排出量分析と把握については未だ研究課題も多いのが現状である。
 素材に関連するLCA評価手法の課題、具体的な算定方法の最新動向を紹介するとともに、基礎素材産業の戦略の方向について解説する。

セミナー講演内容

<得られる知識・技術>
(1)地球温暖化、気候変動の最新の状況
(2)脱炭素対策が経済に与える影響
(3)国内素材産業の温室効果ガス削減対策の現状
(4)素材のLCAに関する議論
(5)日本政府の取り組み(グリーントランスフォーメーションなど)
(6)サーキュラ―エコノミー

<プログラム>
1.進行する地球温暖化の現状
 1.1 温暖化が進行するメカニズム
 1.2 温暖化問題を巡る国内外の議論
 1.3 世界で加速する温暖化と気候変動の影響

2.温暖化対策はどれほど難しいか
 2.1 温室効果ガスを削減することは、経済にどれほどの影響を与えるか
 2.2 「2050年カーボンニュートラル目標」を実現すると経済成長はどうなるか

3. 目標を実現するための「大転換」の取り組み
 3.1 企業に求められる温室効果ガス排出量の定量化と情報発信
 3.2 カーボンプライシング

4.日本の素材産業の温室効果ガス削減にむけた取り組み

5.サーキュラ―エコノミーの動き
 5.1 脱炭素の切り札となるリサイクル
 5.2 欧州のサーキュラ―エコノミー戦略の背景
 5.3 サプライチェーン強靭化の必要性

6.素材のLCA評価の課題
 6.1 リサイクルを考慮したLCA
 6.2 削減貢献量の評価を巡る動き

  □質疑応答□