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≪人をはかってデータを活用≫
ヒューマンセンシング 実践と活用のための
基礎知識と具体的ノウハウ

~指標の種類・計測方法からデータ解析・解釈まで、豊富な実践事例で詳しく解説~
~「何を知りたいか」「何を測るか」「何がわかるか」を見誤らないために~

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

脳波、心拍や呼吸、眼球運動などの視覚系指標に、筋電などの筋骨格系指標 etc. 様々ある生理的指標からは、いったい何が分かるのか? 
はたまた、目的を果たすため、何を知るために、何を測れば良いのか?
α波やLF/HFなどへの誤解釈は無いですか? 単一指標のみで捉えようとしていませんか?

 
本セミナーでは、生理メカニズム、計測手法と原理、データ解析・解釈や実験計画の立て方、
そして、具体的な事例も交えながら、実践していく上で注意すべき点や、近年の低負担計測のトレンドまでを解説します。
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2023年7月7日(金)  10:00~17:00
会場 オンライン配信セミナー  
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受講料(税込)
各種割引特典
60,500円 ( E-Mail案内登録価格 57,420円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体55,000円+税5,500円
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テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】

1名申込みの場合:受講料44,550円 ( E-Mail案内登録価格 42,350円 )
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 ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信
ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)

セミナー視聴・資料ダウンロードはマイページから
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アーカイブ(見逃し)配信について
視聴期間:終了翌営業日から5日間[7/10~7/14]を予定
※アーカイブは原則として編集は行いません
※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。
(開催終了後にマイページでご案内するZoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
対象製品・システムの評価や生体情報利活用製品・サービス開発に、生体計測の利活用をめざす人,特に試みたが行き詰っている人。

セミナー講師

大阪工業大学 ロボティクス&デザイン工学部 システムデザイン工学科 特任教授 / 
(株)ウエルネスラボ 取締役社長  博士(工学) 大須賀 美恵子 氏
【専門】生理心理工学,バーチャルリアリティ 【web1】【web2】【web3

●所属学会
IEEE,日本人間工学会,日本バーチャルリアリティ学会,計測自動制御学会,日本生体医工学会,ヒューマンインタフェース学会,日本生理心理学会,日本バイオフィードバック学会他
●所属学会委員歴
現在:日本人間工学会監事・PIE研究部会部会長,日本バイオフィード学会理事,日本バーチャルリアリティ学会監事・フェロー.これまでに計測自動制御学会・会誌編集委員長,日本人間工学会理事・編集委員長・関西支部長,ヒューマンインタフェース学会理事・会長,日本生体医工学会理事,日本バーチャルリアリティ学会理事・会長などを歴任.

セミナー趣旨

 この講演は,ヒューマンセンシング(人をはかる技術)を製品・サービスの開発に適切に役立てていただくために,ヒューマンセンシングの基礎と実践方法を学んでいただくことを目的としています.製品・サービスの企画から開発・評価だけでなく,インタラクティブなシステムへの活用も含めて,ヒューマンセンシング(人をはかる技術)のニーズが高まっていますが,簡便さや安直さを求めすぎると間違った方向に行くことが懸念されます.
 前半は,ヒューマンセンシングの考え方と概論をお話した後に,主に生理心理的手法について,生理メカニズム,計測手法と原理,データ解析・解釈において注意すべきことについて詳しく説明します.簡便さを求めて人の状態を単一指標で捉えようとすることの危うさについてご理解いただきます.後半は生理心理計測を製品開発に利活用する際に注意すべきことを具体的な事例を取り上げて説明します.また,生活・産業場面での計測を可能にする低負担計測手法の紹介をします.製品企画・評価への活用を考えておられる方だけでなく,ウエアラブルデバイスの開発,ヘルスケアサービスへの適用を企画されている方にも,配慮していただきたいことをお話しします.

セミナー講演内容

1.はじめに

2.ヒューマンセンシング(人をはかるとは)

 2.1 ヒューマンセンシングの3側面(心理・生理・行動)
 2.2 ヒューマンセンシングの活用例(何のために測るか,何を測るか)

3.生理心理的手法(何を測るか,どうやって測るか,何がわかるか)
 3.1 脳波など中枢系指標 ※α波の誤解釈
 3.2 心拍(脈拍)・心拍変動・呼吸など自律神経系指標 ※LF/HFの誤解釈
 3.3 眼球運動・瞬目など視覚系指標 ※周辺視問題
 3.4 筋電・重心動揺など筋骨格系指標

4.ヒューマンセンシングの実践
 4.1 実験(データ収集)計画(含,倫理審査)
 4.2 個人差・個人内変動への対応
 4.3 多面的・多次元計測の必要性 ※主観評定と生理指標の乖離
 4.4 フィールド(生活・産業場面)での計測の課題

5.ヒューマンセンシングの利活用に向けて
 5.1 低負担計測の必要性とトレンド
 5.2 ウェアラブル,道具・環境組込み型,カメラ映像利用
 5.3 事例紹介(開発中のものも含む)

6.おわりに

  □質疑応答□

ご要望・リクエストにお応えします
・開催前に、受講動機などの簡単なアンケートを実施予定。当日は、可能な限り、ご参加の皆様のお悩みに寄り添った内容に調整して参ります。

個別質問可
・セミナーの最後(終了後)には、個別にご質問頂けるお時間も予定しています。