表面張力・界面張力、関連する現象、
時々見受けられるウソの説明と、
自発的パターン形成による超撥水性表面の作製
■ある液体がある固体を濡らすか濡らさないかはどのようにして決まるのか?■
■なぜ過飽和や過冷却といった熱力学的準安定状態が発生するのか?■
■オストワルド熟成はなぜ起こるのか?■
■どうして雪の結晶のような比表面積の大きいフィンガリング構造が自発的に成長するのか?■
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
★ アーカイブ配信のみの受講もOKです。
★ 表面・界面張力は何故生じ、どのように測ればよいのか?
★ 表面・界面張力が関わる身近な現象にはどのようなものがあるのか?
★ 何かを塗る時に、ムラができたり、スジが入ったり、カスレたりするのは何故か? 時々あるウソを暴く!
日時 | 【Live配信:アーカイブ付き】 2023年4月27日(木) 13:00~16:30 ← 4/26(水)から4/27(木)になりました。 |
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会場 | 【Live配信:アーカイブ付き】 Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能) |
会場地図 |
講師 | 慶應義塾大学 理工学部 教授 朝倉 浩一 氏 <経歴・研究内容・専門・活動・受賞など> 1990年3月 慶應義塾大学大学院理工学研究科後期博士課程応用化学専攻修了 学位:工学博士取得 1990年4月 慶應義塾大学理工学部助手、その後、専任講師、助教授、准教授を経て、2009年4月より現職、 その間、1996年9月〜1997年8月 Department of Chemistry, Wake Forest University(米国ノースカロライナ州)Visiting Faculty、 2019年4月〜2023年3月 明治大学研究・知財戦略機構客員教授、同大学先端数理科学インスティテュート客員研究員 散逸構造、平衡から遠く離れた系の時の自己組織化を専門とし、その研究対象は、キラル対称性の破れ転移や時空間周期パターンの発生といった化学反応系から、動的界面挙動ならびにその化粧品技術および塗装技術への応用まで、多岐に渡る。 2002年3月 日本油化学会進歩賞受賞、 2023年3月 日本油化学会工業技術賞受賞 <WebSite> https://www.applc.keio.ac.jp/~asakura/ |
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受講料(税込)
各種割引特典
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44,000円
( E-Mail案内登録価格 41,800円 )
S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体40,000円+税4,000円
E-Mail案内登録価格:本体38,000円+税3,800円
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1名分無料適用条件
2名で44,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額22,000円)
※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】 1名申込みの場合:受講料( 定価:35,200円/E-mail案内登録価格 33,440円 ) 35,200円 ( E-mail案内登録価格 33,440円 ) 定価:本体32,000円+税3,200円 E-mail案内登録価格:本体30,400円+税3,040円 ※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。 ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。 ※他の割引は併用できません。 |
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特典 | ■Live受講に加えて、アーカイブでも1週間視聴できます■ 【アーカイブの視聴期間】2023年4月28日(金)~5月4日(木)まで このセミナーはアーカイブ付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。 | |
配布資料 | 製本テキスト(開催前日着までを目安に発送) ※セミナー資料は開催日の4~5日前に、お申込み時のご住所へ発送いたします。 ※間近でのお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。 | |
オンライン配信 | ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください) ・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。 | |
備考 | ※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。 ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。 |
セミナー趣旨
表面・界面張力は何故生じ、どのように測ればよいのか?表面・界面張力が関わる身近な現象にはどのようなものがあるのか?何かを塗る時に、ムラができたり、スジが入ったり、カスレたりするのは何故か?などについて概説します。
セミナー講演内容
<得られる知識・技術>
いかなる物質も表面・界面があるので、その性質を知らずしてマテリアルデザインはできません。基礎から表面・界面科学を理解することで、例えば、ある液体がある固体を濡らすか濡らさないかはどのようにして決まるのか?なぜ過飽和や過冷却といった熱力学的準安定状態が発生するのか?オストワルド熟成はなぜ起こるのか?どうして雪の結晶のような比表面積の大きいフィンガリング構造が自発的に成長するのか?などといったことが理解できるようになり、マテリアルデザインにおいて非常に有効であるはずです。
<プログラム>
1.表面張力・界面張力、ならびにそれに関連する現象
1.1 表面・界面張力は、なぜ発生する?
1.2 表面(界面)張力と表面(界面)自由エネルギー(両者は何が違う?)
1.3 Laplace圧とは? 過加熱、過溶解、過冷却など熱力学的準安定状態は、なぜ発生する?
1.4 固体基板を液体が濡らすか脱濡れが起こるかは、どう決まる?
1.5 脱濡れが起こった時、液体の接触角はどう決まる?
1.6 水に界面活性剤を溶解させると、なぜ界面張力は低下する?
1.7 界面活性剤水溶液の表面張力低下についての説明において、時々見受けられるウソ
2.塗装の際の塗りムラ、スジ、カスレが起こる原因
2.1 1977年ノーベル化学賞の対象となった「散逸構造:平衡から遠く離れた系の自己組織化」とは?
2.2 生命体に発生するバイオリズムと塗りムラ、スジ、カスレの意外な関係
2.3 平衡から遠く離れた条件下における界面形状ゆらぎの成長によるフィンガリング現象
2.4 平衡から遠く離れた条件下における自発的な表面パターン形成の有効利用
2.5 平衡から遠く離れた条件下における自発的な表面パターン形成の抑制とその工業的価値
□質疑応答□
いかなる物質も表面・界面があるので、その性質を知らずしてマテリアルデザインはできません。基礎から表面・界面科学を理解することで、例えば、ある液体がある固体を濡らすか濡らさないかはどのようにして決まるのか?なぜ過飽和や過冷却といった熱力学的準安定状態が発生するのか?オストワルド熟成はなぜ起こるのか?どうして雪の結晶のような比表面積の大きいフィンガリング構造が自発的に成長するのか?などといったことが理解できるようになり、マテリアルデザインにおいて非常に有効であるはずです。
<プログラム>
1.表面張力・界面張力、ならびにそれに関連する現象
1.1 表面・界面張力は、なぜ発生する?
1.2 表面(界面)張力と表面(界面)自由エネルギー(両者は何が違う?)
1.3 Laplace圧とは? 過加熱、過溶解、過冷却など熱力学的準安定状態は、なぜ発生する?
1.4 固体基板を液体が濡らすか脱濡れが起こるかは、どう決まる?
1.5 脱濡れが起こった時、液体の接触角はどう決まる?
1.6 水に界面活性剤を溶解させると、なぜ界面張力は低下する?
1.7 界面活性剤水溶液の表面張力低下についての説明において、時々見受けられるウソ
2.塗装の際の塗りムラ、スジ、カスレが起こる原因
2.1 1977年ノーベル化学賞の対象となった「散逸構造:平衡から遠く離れた系の自己組織化」とは?
2.2 生命体に発生するバイオリズムと塗りムラ、スジ、カスレの意外な関係
2.3 平衡から遠く離れた条件下における界面形状ゆらぎの成長によるフィンガリング現象
2.4 平衡から遠く離れた条件下における自発的な表面パターン形成の有効利用
2.5 平衡から遠く離れた条件下における自発的な表面パターン形成の抑制とその工業的価値
□質疑応答□