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テラヘルツ波の通信デバイス応用への技術課題と
フォトニック結晶技術による小型・集積化への展望

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
 
次世代通信への応用が期待されている一方で、デバイス技術に課題も持つ、テラヘルツ波の応用課題・可能性と、
その課題克服に寄与する可能性で注目されるフォトニック結晶について、光制御などの基礎などから解説します。

[キーワード]テラヘルツ,フォトニック結晶,6G and beyond,シリコンフォトニクス,光エレクトロニクス
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2023年2月28日(火)  13:00~16:30
会場 Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)  
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視聴期間:終了翌営業日から7日間[3/1~3/7]を予定
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備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
 
得られる知識
テラヘルツ分野およびフォトニック結晶技術に関する基礎,およびそれらの最新動向に関して

セミナー講師

大阪大学 基礎工学研究科 システム創成専攻 准教授 博士(工学) 冨士田 誠之 氏
【専門】光エレクトロニクス 
微小半導体レーザに関する研究で博士(工学)の学位を取得(2002年横浜国立大学).その後,京都大学にて,研究員,特任助手,助教,講師として,フォトニック結晶の光物性および発光デバイス応用に関する研究に従事.2011年より現職.マイクロ/ナノ構造のフォトニクスへの応用,特にテラヘルツデバイス,応用システムに関する研究に従事.2015年~2021年 JST CRESTナノエレ領域 研究代表者,2021年~JST CREST情報担体領域 研究代表者.2023年Optica(米国光学会)Fellowに選出.
CREST「ナノエレクトロニクス」成果ビデオ・冨士田チーム

 

セミナー趣旨

 様々な分野で我々の生活を豊かにしてきた光と電波はともに電磁波であるが,波長もしくは周波数が異なる.これら光と電波の境界領域であるおよそ0.1 THzから10 THzの周波数を有する電磁波は「テラヘルツ波」と呼ばれ,次世代の移動体通信6Gおよびその未来における超高速無線通信等への応用が期待されている.一方で,テラヘルツ周波数はデバイス科学における極限領域に相当するため,デバイス技術が未熟であるという課題がある.本講演では,テラヘルツ波の応用可能性とテラヘルツデバイスの課題を述べるとともに,それらの課題の克服に向けた基盤技術となり得る誘電体微細構造「フォトニック結晶」に関して,その基礎とテラヘルツデバイスへの展開に関して,述べる.

セミナー講演内容

1.テラヘルツ波とは
 1.1 電磁波の呼称と周波数,波長の関係
 1.2 テラヘルツ波応用の可能性
 1.3 テラヘルツ波の発生方法
 1.4 テラヘルツデバイスの課題

2.フォトニック結晶とは
 2.1 電子系と光子系のアナロジー
 2.2 フォトニック結晶による光制御の基礎
 2.3 フォトニック結晶による光制御の例~発光現象の制御
 2.4 フォトニック結晶による光制御の例~発光デバイスへの応用

3.フォトニック結晶のテラヘルツ領域への展開
 3.1 テラヘルツ波の捕獲とシステム安定化
 3.2 極低損失テラヘルツ波伝送路
 3.3 テラヘルツデバイスの集積化実装技術
 3.4 入出力インターフェースの開発
 3.5 合分波器の開発と周波数多重通信への応用
 3.6 通信以外の応用展開~センシング応用
 3.7 通信以外への応用展開~非破壊検査応用

4.まとめ

  □質疑応答□