セミナー 印刷

5G/ローカル5Gの最新技術動向と
6G(2030年)への展望
~何が出来るか、何が変わるか、技術の徹底把握へ~

~超高速大容量通信、超高信頼低遅延通信、多数同時接続の到来を把握する。~

★ 実現するための新しい無線通信物理層、システムアーキテクチャに関する技術とは!
★ ローカル5Gと競合する無線LANの技術、動向も解説いたします。
日時 2020年3月3日(火)  10:30~16:30
会場 東京・大田区蒲田 大田区産業プラザ(PiO)  6F D会議室
会場地図
講師 千葉大学 名誉教授、工学博士 阪田 史郎 氏
【経歴】
1974年 早大理工電子通信修士卒
1974年 NEC入社(中央研究所)
1996年 パーソナルC&C研究所所長
1997-1999年(兼)奈良先端科学技術大学院大学客員教授
2000年 インターネットシステム研究所所長
2004年 千葉大学大学院教授
2019年 千葉大学名誉教授
【専門】
情報通信ネットワーク。現在は主に5G. ローカル5G、IoT、LPWA
【主たる単著書】
・マルチメディアとネットワークによるグループウェア実現技術、SRC(1992年)
・M2M無線ネットワーク技術と設計法、科学情報出版(2013年)
・無線通信の話、電気書院(2016年)
【学会活動】
1991年 電子情報通信学会 企画幹事
1997-1999年 情報処理学会 理事
2004年 電子情報通信学会 理事
2003-2004年 情報通信学会 監事
2006年 電子情報通信学会 評議員
2009年 電子情報通信学会 評議員
【受賞歴】
2001年 情報処理学会フェロー
2007年 電子情報通信学会フェロー
2007年 IEEE Fellow
2009年 総務省関東総合通信局長賞
2010年 電子情報通信学会顕彰功労賞
2017年 情報処理学会功績賞
【WebSite】
http://sakatashiro.com/
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( S&T会員受講料 47,020円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税4,500円
会員:本体42,750円+税4,270円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額24,750円)
備考※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。

セミナー趣旨

 5Gは、超高速大容量通信、超高信頼低遅延通信、多数同時接続の異なる3種類のサービスを提供する公衆網である。ローカル5Gは、5Gの技術を用いて企業向けを中心に数百m四方の特定領域内で5Gが提供する3種類の サービスを利用できる自営網である。ローカル5Gは「公衆網のように輻輳しない」、「必要な場所・期間に 柔軟に構築できる」、「データがローカルに留まる」という特徴がある。
 本講演では、2019年にプレサービスが開始された5Gの技術を概説した後、ローカル5Gの最新動向について述べる。

セミナー講演内容

<得られる知識、技術>
 5G、ローカル5Gを実現するための新しい無線通信物理層、システムアーキテクチャに関する技術。特に、超高速大容量通信、超高信頼低遅延通信、多数同時接続のサービスを提供するための個々の実現技術。5G、ローカル5Gを利用した時のアプリケーション。ローカル5Gと競合する無線LANの技術、動向。

<プログラム>
1.携帯電話網の標準化機関と動向
 1.1 3GPPとITU/ITU-R
 1.2 携帯電話網の変遷

2.3GPPとITUの組織構成と活動
 2.1 3GPP
 2.2 ITU-RとITU-T
 
3.5G携帯電話網
 3.1 5Gに向けた3GPPの活動
 3.2 5Gの利用シナリオ、要求条件、
 3.3 3種類のサービス: eMBB(超高速通信)、URLLC(超高信頼・低遅延)、mMTC(多数同時接続、IoT/LPWA対応)
 3.4 IoT向けのLPWAとmMTC

   (1) LPWAとIoTシステム
   (2) 独自仕様のLPWAとLTE版LPWA
   (3) 4GのLTE版LPWAから5GのmMTCへ
 3.5 5Gの技術概要
   (1) 物理層Ⅰ: 全体概要
     ① 周波数利用率向上
       *MUST符号化方式とNOMA、Filtered-OFDM、Massive MIMO
     ② 周波数帯域の拡大
     ③ 高密度ネットワーク
       *デュアルコネクティビティ、高度化C-RAN、C/U分離、スモールセル
   (2) 物理層Ⅱ: リリース15(2018.6に完了)の5G基本仕様
     ① 5Gアクセス網(NR)の主要諸元
     ② 5Gアクセス網標準仕様 - 高速化大容量化
       *広い周波数レンジへの対応、広帯域への対応、Scable numerology/Short TTI、新チャネル符号化(誤り訂正符号(LDPC/Polar符号)、Massive MIMO/アクティブアンテナ・ビームフォーミング
     ③ 5Gアクセス網標準仕様 – 低遅延化
       *Short TTI、高速再送制御Fast HARQ-ACK
   (3) 使用周波数(ITU-R WRC、国内における検討詳細)
   (4) ネットワーク概要
     ① 4Gと5Gのネットワークアーキテクチャ比較
     ② RAN-CNアーキテクチャ(NSA(4Gと5Gのハイブリッド)とSA(5Gのみのスタンドアロン))
     ③ コアネットワーク
     ④ 5Gネットワークの進展推移
   (5) システムアーキテクチャの技術要素
     ① ネットワーク仮想化(SDN/NFV、MANO、ネットワークスライシング)
     ② MEC
     ③ V2X(C-V2X vs. DSRC)と自動運転支援
     ④ SON(自己組織化ネットワーク)   
   (6) 3種類のサービス(eMBB, URLLC, mMTC)の実現技術まとめ
   (7) リリース16(2020.3完了予定の5G全体仕様)に向けた2019.4現在の主な提案
     ① URLLCと工業向けIoT
     ② MIMO拡張
     ③ ユーザ端末低消費電力化
     ④ V2X
     ⑤ セルラーIoT(4G)と5Gへの拡張
     ⑥ 有線LANサービス
     ⑦ サービスベースの5Gシステムアーキテクチャ
   (8) 5Gのチップとモジュール
   (9) 5Gのまとめ
   (10) 2017-2020年の国内実証実験
 3.6 3GPP、ITU以外の機関の動き  - ETSI、5G PPP、oneM2M、OMA、NGMN、5GMF(国内)
 
4.6G携帯電話網の展望、課題

5.ローカル5G
 5.1 ローカル5Gとは
 5.2 ローカル5Gのコスト面での実現性
 5.3 ローカル5Gの運用方法
 5.4 ローカル5Gで実用化が期待されるアプリケーション
 5.5 ローカル5GとIoT
 5.6 ローカル5G vs. 無線LAN


  □質疑応答・名刺交換□