セミナー 印刷

自動車における振動・騒音対策技術と
制振・防音材の評価および新対策法

~自動車における制振構造・防音構造の特性と要求性能~
~自動車における振動・騒音現象と制振・防音対策~
~制振特性・防音特性のコンピュータシミュレーション、CAEも解説~

★ 自動車の振動・騒音現象と制振・防音対策、CAEによる設計とは!
★ 自動車の振動騒音現象と制振防音対策の現状と課題を把握する!
★ 各種の制振防音構造の基本原理とチューニング方法
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2019年2月18日(月)  10:30~16:30
会場 東京・大田区平和島 東京流通センター 2F  第5会議室
会場地図
講師 群馬大学 理工学府 知能機械創製部門 教授 山口 誉夫 氏 【元・(株)SUBARU】

【主な経歴・研究内容・専門・活動・受賞など】
名古屋大学卒で富士重工業(株)[現在の(株)SUBARU]へ入社し、スバル研究所(CAEグループ、音・振動グループ、新材料グループ)に所属した。その後、群馬大学工学部機械システム工学科に転籍し現在に至る。
日本機械学会、日本音響学会、計算工学会、自動車技術会、制振工学研究会の委員会、WGなどで制振、防音、非線形振動、カオス振動、生体の動特性に関連した計算、実験、理論について研究活動している。自動車会社、自動車関連部品メーカ、電機メーカ、材料メーカ、建築会社、オーディオ機器メーカなどと多数の共同研究の実績がある。査読付き論文100報以上、国内学会、国際会議の基調講演、招待講演の多数実績あり。博士(工学)
日本機械学会論文賞受賞(2017年度)、など、そのほか国際会議でのawardがある。

【講師WebSite】
http://www.mst.st.gunma-u.ac.jp/html/laboratory.htm
受講料(税込)
各種割引特典
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) S&T会員登録について
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須​/1名あたり定価半額24,300円)
備考※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。

セミナー趣旨

 自動車業界を取り巻く環境は、欧州などでの内燃機関への厳しい規制、これらに伴う電気自動車の将来の広がり、自動運転の導入、CO2削減規制強化に伴う燃費の格段の向上などにより、今後、世界規模で大きく変化していきそうです。時代の節目での自動車の今後の開発において、これらの環境の変化に素早く、将来を見越した対応をする必要がありそうです。これらの環境の変化に対して、自動車の各部品には、より厳しい軽量化、徹底した省エネルギーへの貢献などが、現在の各種性能を維持しながら求められることになります。
 長年、品質・質感の向上に騒音・振動対策は貢献してきています。静粛性の向上をするだけではなく,それぞれの時代の要請(出力、運動性能、排ガス、リサイクル、衝突安全、環境ホルモンなどによる材料の使用規制、CO2排出削減等)との両立をはかりながら進化してきています。静粛性能に、車体構造、制振材・防音材や、これらの機能を含む内装も一翼を担ってきており、時代の要請に応えながら質感向上に寄与してきました。今後も環境の変化に対応する必要があります。
 従来から、自動車を構成する部品の仕様(材質,板厚,形状,コスト)が振動騒音性能で決定されてしまうことは少なくありません。現代の殆どの部品が振動騒音性能に関連し、その要求を無視したまま自動車の部品開発はできなくなってきています。
 本講座では、上記の背景を踏まえ、自動車の振動・騒音現象と制振・防音対策、CAEによる設計について現状認識をあらたにし,今後の環境の変化への対応について考えたいと思います。また、新しい概念である波動ブラックホールや屈折を利用した積層防音構造も紹介します。

セミナー講演内容

<得られる知識・技術>
・自動車の振動騒音現象と制振防音対策の現状と課題
・各種の制振防音構造の基本原理とチューニング方法
・自動車の制振防音問題のCAEと、それを利用した設計法、新しい制振防音構造

<プログラム>
1.自動車業界を取り巻く環境の現状認識と将来展望

2.自動車の振動・騒音現象と制振・防音対策の説明

 2.1 車内音
 2.2 車外音
 2.3 制振
 2.4 防振
 2.5 動吸振器
 2.6 吸音
 2.7 遮音
 2.8 波動ブラックホール

3.自動車用制振構造の振動特性と要求性能
 3.1 制振材の制振機構
 3.2 制振材+平板の制振機構
 3.3 制振材+車体構造の制振機構
 3.4 自動車用制振材の要求性能

4.制振特性のコンピュータシミュレーション、CAE

5.自動車用の防音構造の特性と要求性能

 5.1 各種吸音構造の吸音機構
 5.2 多孔質材+表面材の吸音性能
 5.3 各種遮音構造の遮音機構
 5.4 積層防音構造の遮音性能
 5.5 屈折を利用した新積層防音構造
 5.6 各種構造の吸音性能と遮音性能の同時評価
 5.7 自動車用防音材の要求性能

6.防音特性のコンピュータシミュレーション、CAE

  □質疑応答・名刺交換□