セミナー番号:B081027(樹脂成形)
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  ★成形不良や製品の高品質化を図るために経験や勘だけに頼らないために
  ★樹脂ひずみ・収縮・弾性・変形・挙動、金型表面処理、成形精度など各プロセス学び活かす
樹脂成形における金型/樹脂離型性向上と条件の最適化

日時        : 2008年10月27日(月) 10:00〜17:15

会場        : 東京・品川区大井町 きゅりあん 5F 第4講習室
≪会場地図はこちら≫

受講料     :
(税込)
47,250円
 ⇒E-mail案内登録会員 44,800円
  ※資料・昼食付
上記価格より:<2名で参加の場合1名につき7,350円割引><3名で参加の場合1名につき10,500円割引>(同一法人に限ります)

講師        : 第1部 射出成形における離型要因と離型性向上対策
  ≪10:00〜11:30>>
本間技術士事務所 所長 本間 精一 氏
【講師略歴】
1963年4月 三菱ガス化学入社
ポリカーボネート樹脂(ユーピロン)の応用研究、技術サービスなどを担当
1989年 プラスチックスセンターを神奈川県平塚に設立。ポリカーボネート、ポリア
セタール、変性PPE、ナイロン(レニー)などの研究に従事
1989年 技術士(化学部門)の資格を取得
科学技術庁登録番号22135
1994年4月 三菱エンジニアリングプラスチックスの設立にともない移籍
技術企画、品質保証、企画開発、市場開発などの部長を歴任
1999年6月 同社 常務取締役
2001年6月末 退社 

現在
本間技術士事務所を開設し、主にエンジニアリングプラスチックを中心とした材料、
成形加工に関するコンサルティングを行っている。

第2部 成形金型内における樹脂材料の挙動とその制御
  ≪12:15〜13:45>>
大阪市立工業研究所 加工技術課 研究副主幹 泊 清隆 氏
【講師紹介】
プラスチック成形加工学会評議員
SPE日本支部理事
プラスチック成形技能検定(大阪府)検定委員

第3部 樹脂成型における表面処理技術-環境に優しいセラミックスコーティング-
  ≪14:00〜15:30>>
日本コーティングセンター(株) 取締役 技術部長 川名 淳雄 氏

第4部 成形時の樹脂内部歪の低減と成形精度の向上〜成形プロセスの最適化〜
  ≪15:45〜17:15>>
(株)リコー 研究開発本部 技師長 小瀬古 久秋 氏
【講師略歴】
1977年 東北大学大学院工学研究化修士課程卒業
1977-1990年 大日本インキ化学工業(株)にてプラスチック磁性材料/プラスチック磁石の開発に従事
1990- (株)リコーにて、プラスチック光学素子加工技術の開発に従事、現在に至る
再溶融成形技術にて、大河内記念技術賞、全国発明表彰発明賞、文部科学大臣賞 を受賞

講演内容  : 第1部 射出成形における離型要因と離型性向上対策
<趣旨>
  離型性は、成形サイクル、残留ひずみ、変形、すり傷などに関係する成形特性である。離型性には、材料、設計、金型、成形条件などの諸要因が関係する。本講では、熱可塑性プラスチックの射出成形について、離型に関する諸要因と離型性の向上対策について解説する。

1.概説
 1.1 離型性とは
 1.2 離型性に関連する不良現象
 1.3 離型性の測定法

2.離型性に影響する諸要因と離型性向上対策
 2.1 材料
  2.1.1 型との摩擦抵抗
  2.1.2 型面との密着性
  2.1.3 成形収縮率
  2.1.4 弾性率
 2.2 製品設計
  2.2.1 抜き勾配
  2.2.2 肉厚
  2.2.3 製品形状
  2.2.4 アンダーカット
 2.3 金型
  2.3.1 磨き方向
  2.3.2 突き出し方式
  2.3.3 加熱溝の設計
 2.4 成形条件
  2.4.1 保圧と保圧時間
  2.4.2 金型温度
  2.4.3 冷却時間
  2.4.4 突き出し速度

  □質疑応答・名刺交換□

第2部 成形金型内における樹脂材料の挙動とその制御
<趣旨>
  品質の高いプラスチック製品を成形するためには、成形材料としてのプラスチックの特長をよく理解してうまく取り扱う必要があります。しかし、射出成形中のプラスチック材料の挙動は一切見ることができないため、成形条件を最適化するには経験や勘に頼らねばならないのが現状です。本講義では、成形不良の解決や製品の高品質化を図るために必要な基本的なプラスチック材料の挙動について解説いたします。

1.成形材料の特長

2.流動挙動

 2.1 ファウンティンフロー
 2.2 せん断流動と伸長流動
 2.3 溶融粘度
 2.4 分子配向と緩和

3.保圧・冷却工程における樹脂挙動
 3.1 樹脂圧力変化と収縮
 3.2 転写性

  □質疑応答・名刺交換□

第3部 樹脂成型における表面処理技術-環境に優しいセラミックスコーティング-
<趣旨>
  PVD法によるセラミックスコーティングは、耐摩耗性の向上目的で切削工具、金型、機械部品等に広く用いられてきた。最近、種々の環境問題、各種化学物質の規制などが話題となり、PVD法は“環境に優しい”セラミックスコーティングとして、工具・金型の耐久性を延長による省資源、廃棄物の低減、無潤滑摺動・無潤滑切削によりオイルレスに寄与できる方法として注目されている。本講演では、PVD法の金型への適用について、その原理から、適用される被膜の変遷、そして最近のドライ加工用として耐熱性及び潤滑性を付与した複合コーティングを、CVD法や高温浸漬拡散法の代替として開発した複合表面処理および新コーティング膜について紹介する。

1.最近の金型加工への表面改質ニーズ
 1.1 環境規制に対する要求
 1.2 過酷な使用条件における耐久性への要求
 1.3 プラスチック製品への高機能化の要求
 1.4 離型性:耐摩耗・耐食性の向上

2.PVD法によるセラミックコーティング-応用例
 2.1 イオンプレーティング
  2.1.1 HCD(ホロカソード放電)法/CAIP(カソードアーク方式)法
 2.2 PVD処理で可能な膜のトレンド
 2.3 DLC(ダイヤモンドライクカーボン)
  2.3.1 高硬度・低摩擦係数被膜

3.複合表面処理
 3.1 PVD処理を含む複合表面処理
  3.1.1 基材強化(窒化+PVD)
  3.1.2 密着性向上(ショットピーニング+PVD)
  3.1.2 被膜特性向上(優れた特性の被膜を付加)

4.複合表面処理の応用-加工事例
 4.1 窒化+PVD処理の原理
 4.2 イオン窒化法を改良したラジカル窒化法
 4.3 ラジカル窒化+PVD複合処理-CVD、TD処理代替、ハイテン材加工、腐食性ガス対策

  □質疑応答・名刺交換□

第4部 成形時の樹脂内部歪の低減と成形精度の向上〜成形プロセスの最適化〜
<趣旨>
  プラスチック光学素子は高い形状精度が求められるが、内部を光が通過するレンズ、プリズムなどでは更に光学歪みの低減など内部均質性も重要になる。従って、光学素子成形は汎用でない成形プロセスが求められ、離型性に対してもそのプロセス故の長短が現れる。プラスチック光学素子の特長と用途、素子を作るための必要技術についてその概略を述べ、成形プロセスに着目して当社が開発した高精度プラスチック光学素子の主な成形法について、その原理、特長、及び離型性について説明する。

1.プラスチック光学素子について
 1.1 プラスチック光学素子の特徴
 1.2 プラスチック光学素子の主な用途

2.複写機と光学素子

3.光学素子を作るために必要な技術

 3.1 光学材料と求められる特性
 3.2 精密金型技術(鏡面加工技術)
 3.3 精密計測技術

4.精密成形技術とその問題点

5.光学素子成形の基本的考え方


6.当社が開発した光学素子成形技術と離型性
 6.1 ゲートシール成形法
  6.1.1 成形法の原理 
  6.1.2 成形法の特長 
  6.1.3 離型性
 6.2 再溶融成形法
  6.2.1 成形法の原理
  6.2.2 成形法の特長
  6.2.3 離型性
 6.3 射出離隔成形法
  6.3.1 成形法の原理 
  6.3.2 成形法の特長 
  6.3.3 離型性

  □質疑応答・名刺交換□
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