セミナー番号:A081027(ナノコン光学)
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  ★透明性・光学特性を向上するために無機ナノ粒子をフィラーとして樹脂に組み合わせる課題とは
  ★無機粒子の合成、分散、表面修飾等による光学材料の設計へのアプローチ
無機ナノ粒子分散による
ナノコンポジットの開発と光学特性制御

日時        : 2008年10月27日(月) 10:30〜16:00

会場        : 東京・品川区大井町 きゅりあん 5F 第3講習室
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受講料     :
(税込)
47,250円
 ⇒E-mail案内登録会員 44,800円
  ※資料・昼食付
上記価格より:<2名で参加の場合1名につき7,350円割引><3名で参加の場合1名につき10,500円割引>(同一法人に限ります)

講師        : 第1部 無機微粒子のポリマーへの分散技術
  ≪10:30〜12:00>>
日本大学 理工学部 物質応用化学科 専任講師 博士(工学) 伊掛 浩輝 氏
【専門】高分子物性

第2部 ナノ分散機によるナノ粒子の高分散化スラリーとナノコンポジットの開発
  ≪12:45〜14:15>>
寿工業(株) 化工機事業部 技師長 博士(工学) 院去 貢 氏

第3部 無機ナノ粒子合成及び有機無機複合ナノコンポジットと光学特性制御
  ≪14:30〜16:00>>
(株)KRI ナノ材料研究領域 ナノハイブリッド研究部 
ナノハイブリッド研究部長 博士(工学) 福井 俊巳 氏


講演内容  : 第1部 無機微粒子のポリマーへの分散技術
<趣旨>
 有機高分子に無機物を複合することは、これまで互いの相性が悪く、ミクロ相分離をおこすなど幾多の困難がありました。しかし1970年代に金属アルコキシドを用いたハイブリッドが登場して以来、有機/無機複合材料分野は飛躍的に発展し、高分子材料に関する研究の中で一分野を築くまでになりました。現在では有機高分子の改質技術はもちろんのこと、無機物の改質技術が格段に向上し、中でも無機微粒子に関心が集まっています。
 本講演では、ゾル-ゲル法を中心に無機微粒子の有機高分子への分散技術について紹介します。ゾル-ゲル法を中心とした有機高分子/無機ハイブリッド材料の調製方法、さらに得られたハイブリッド材料の特性について紹介します。以下の講演項目の1と2につきましては、総論として一般的なハイブリッド材料の調製方法について、そして、3〜5につきましては、各論としてそれぞれ用いた無機物質ごとに調製方法と得られる特性について紹介します。

1.有機/無機ハイブリッド材料とは
 1.1 ハイブリッド化の利点
 1.2 ハイブリッドの調製方法

2.ゾル-ゲル法によるハイブリッドの調製
 2.1 ゾル-ゲル法の利点
 2.2 ゾル-ゲル法による複合化の方法

3.有機高分子/酸化チタンハイブリッド材料の創製
 3.1 ハイブリッド材料の光学特性−紫外線防御効果・屈折率制御−
 3.2 ハイブリッド材料の微細構造

4.有機高分子/酸化銅ハイブリッド材料の創製
 4.1 ハイブリッド材料の光学特性−熱線防御効果−
 4.2 ハイブリッドの微細構造

5.有機高分子/酸化タングステンハイブリッド材料の創製
 5.1 ハイブリッド材料の光学特性−フォトクロミック特性−
 5.2 ハイブリッド材料の微細構造

6.本日のまとめ

  □質疑応答・名刺交換□

第2部 ナノ分散機によるナノ粒子の高分散化スラリーとナノコンポジットの開発
<趣旨>
 ナノ粒子をポリマー中へ均一分散したナノコンポジットは光学的・機械的特性等の向上により、新しい機能性材料として期待されている。このナノコンポジットの作成方法はナノ粒子をポリマーマトリックス中に直接分散する方法と、モノマー中にナノ粒子を直接分散しその後重合する方法がある。ナノ粒子を高濃度に分散させたナノコンポジット製造には後者が最適と考えられる。そこで微小ビーズが使用可能なナノ分散機を用いて高分散化ナノスラリーとナノコンポジット作製法を開発した。モノマー中への無機ナノ粒子分散方法、重合方法、ナノ分散状態の確認、ナノコンポジットの物性特性評価結果について概説し、ナノコンポジット高機能化のための今後の課題点等を述べる。

1.ナノ粒子と機能化

2.ナノコンポジットについて

3.ナノコンポジット化と分散技術

4.ナノ分散機によるナノスラリー作製とナノコンポジット化について
 4.1 ナノ分散機と微小ビーズによる分散原理
 4.2 モノマーへの無機ナノ粒子分散について
 4.3 ナノコンポジット化のプロセス

5.無機ナノ粒子のモノマーへのナノ分散とナノコンポジット化実施例
 5.1 酸化チタン/MMA(モノマー)、PMMA(ポリマー) 
   粒度分布、光透過性、熱的特性、TEM写真
 5.2 シリカ/MMA、PMMA
   粒度分布、光透過性、熱的特性、TEM写真
 5.3 その他のナノコンポジット

6.ナノコンポジットの機能と応用分野

7.ナノコンポジット機能性向上のための課題点

8.今後の展開

  □質疑応答・名刺交換□

第3部 無機ナノ粒子合成及び有機無機複合ナノコンポジットと光学特性制御
<趣旨>
 ゾルーゲル・ハイブリッド技術を基礎とした無機ナノ粒子と有機ポリマーの複合化による新規光学材料の形成の考え方、応用について概説する。(1)光学材料として有機無機ナノコンポジットを適用するたに要求される指針、(2)無機粒子合成方法の概要、(3)有機無機ナノコンポジットの概要と代表的合成方法、(4)有機無機ナノコンポジットの応用と光学特性について、最新の話題を含めて述べる。

1.有機無機ナノコンポジットの光学材料応用の考え方
 1.1 有機-無機ハイブリッド材料と光学材料としての位置付け
 1.2 従来光学素材の特徴と問題点
 1.3 透明性維持のための必要条件

2.無機粒子合成
 2.1 液相法(ゾルーゲル法)による無機粒子合成
 2.2 酸化物ナノ粒子の合成
 2.3 表面修飾酸化物ナノ粒子(クラスター)合成

3.有機無機ナノコンポジットの分類と形成手法
 3.1 ゾルーゲルベースの溶液反応の適用
 3.2 熱硬化・光硬化反応の適用〜バルク素材の可能性〜
 3.3 熱可塑性有機-無機ハイブリッド材料

4.有機無機コンポジットの光学材料応用
 4.1 屈折率制御
  4.1.1 低屈折率材料
  4.1.2 高屈折率材料
 4.2 屈折率分散制御(高アッベ材料)の可能性
 4.3 有機無機ハイブリッド技術のアサーマル材料への応用
 4.4 新規発光材料への応用

  □質疑応答・名刺交換□
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